5日目その⑤ ついに!運命の蟹肉小龍包との出会い!杭州小龍湯包(2011年10月24日)




         
←MRT中正記念堂駅

         





    
15時半。

    私たちはMRTに乗って、
中正記念堂駅にいました。




        
←中正記念堂駅構内は広い!

        
←5番出口を目指します




    目的のお店は、
中正記念堂の近くにあります

    というわけで、私たちは
中正記念堂を目指して外へ出ることに。









    
5番出口を出ると目の前に…




        




    ここは中正記念堂ではありません。

    こちらは
国家戯劇院




        
←国家戯劇院




    名前の通り、劇場なんだけど、中にはカフェやレストランなどもあって、

    観劇をしなくても、中でお茶したり食事したりすることができるんですって。

    でも、ここには入らずに、目的のお店へ向かいます。




        
←この愛國東路をまっすぐ行きま~す

        
←中正記念堂の壁が見えてきました




    中正記念堂の白壁沿いに歩いていきます




    歩いて、歩いて、歩いて……




    あ、あれ!?

    
こんなに歩いたっけ!!?

    中正記念堂へは、初めて台湾に来たときに1回だけ来たことがあるけれど、

    久しぶりのせいか、かなり歩いているように感じました。

    結局
7~8分ほど歩いて…




         

         




    南門にあたる
大孝門にたどり着きました。




    と言っても、もちろんココがゴールなわけではなくて、

    
大孝門も通り過ぎて、さらに白壁沿いに歩いていきます。




        
←壁の穴から記念堂の中をのぞくと

                                       おじちゃんたちが…


        
←碁らしきゲームをしてました




    そして、
中正記念堂の東南の角までやってきたとき…




        
←この景色に見覚えが…




    
私、ココに来たことあるわ!!!




    初めて台湾に来たときの記憶がしっかり残っていました。




    
「私、その小龍包屋さん、来たことがあるわ!!」




        
←この景色を覚えていました




    私が初めて台湾に来たのは2003年。

    まだこのホームページを始める前で、

    当時はまだデジカメでなくフィルムのカメラ。




    大好きな
阿宗麺線のように、

    初めて食べて感動して、台湾に来るたびに行くようなお店もあるし、

    もちろん、記憶にある場所もあることはあるのだけれど、

    やはりホームページを作ってからとその前とでは、

    記憶量が違っていて。

    最初に台湾来たときに行ったお店のいくつかは、

    名前や場所などの詳しい情報をすっかり忘れてしまったお店もあるのです。




    そうなんです。

    今回の目的のお店、すっかり行ったことがあるのを忘れていたのですが、

    現地にやってきて思い出しました。




    そして、お店自体忘れていたのだから当たり前なのだけど、

    味もすっかり忘れてしまっていました。




    友達に勧められて来てみたけど、

    すっかり忘れていたということは、

    大しておいしくなかったということかしら……









         
←杭州南路二段を渡ります




    
杭州南路二段の信号を渡って、

    目的のお店に近づいて気付いたことが…。




    閉まってる……




        
←この辺り一帯のお店が閉まっていました




    ガイドブックを見ると、

    どうやらこの数メートル先に新しいお店を構えて

    
2006年に新装オープンしたそうで




    そっか。

    私が来たのは、この古い本店の方だったんだ。




        
←前のお店はこのようになっていました




    というわけで。

    私たちは、この本店の数メートル先にある新店舗の方へと向かうことに。




         
←さらに先へ歩いていきいます

         
←杭州南路二段を歩いていくと

                                        看板が見えてきます


         





    改めまして。

    
杭州小龍湯包(ハンジャオショウロンタンパオ)です!




    うわ~。

    すんごくキレイになってる!!




        
←外からお店の中が見えます

        
←広々とした店内




    人気店だと聞いていたけれど、

    16時近くという時間が時間だったからか、

    お客さんは数組しかいなくて、すぐに入ることができました。




    なんだかんだで、
駅から15分近く歩いたな




          
←日本語メニューはないので、

                                  これがメニュー代わり

          
←今回は注文しなかったけれど

                                                こちらもおいしそう!





    持ってきたガイドブックとにらめっこしながら

    注文するものを決めて記入し、お店の女性スタッフに渡します。




    しばらくすると…




         




    
小龍湯包 100元(約300円)

    
三鮮鍋貼(焼き餃子) 120元(約360円)

    がやってきました。




    
おいしそう!!!




    だけど……

    注文したビールがやってこない。




    食べるより先に、やっぱり一口飲みたいんだけどなー。




    なんて、2人でぶちぶち言っていたら。




    
「飲み物は自分で取りに行くんですよ」




    たまたま近くに座っていた日本人の女性が教えてくれました。

    ご主人が台湾の方で、その女性は台湾に住んでいるそう。




    なるほどー。

    ありがとうございますーー!!




        
←ちょっと読みづらいですが

                                       「本店採自助式」って書いてありました

                                       つまり、飲み物や小菜はセルフサービスです

                                       ってことですね


        
←調味料も自分で取りに来ます









    というわけで。

    改めまして




         
←ビールは缶で




    
乾杯~~~




    うまーーーー。幸せ~~~




    さてさて……




        
←全部で4品頼みました




    右下のは、

    
蒸蛤蜊絲瓜(アサリとヘチマの蒸し物)  160元(約480円)




        




    そして、もう一つの小龍包はというと…




         
←ほんのり黄色いのがわかる?




    
蟹黄湯包 160元(約480円)




    鬼門の
カニ肉入り小龍包。

    なぜカニ肉入り小龍包が鬼門かというと。




    これまでさんざん試してきたのです。

    台湾一有名と言っても過言ではない某店や

    お気に入りの某店や、

    今回の旅行で行ったお店でも。




    でも、これまで今まで

    
「ああ、これがカニ肉入り小龍包か!!」

    と思えるような出会いがなかったんです。




    どのカニ肉入り小龍包も、

    あえて
「カニ肉入り」である必要がないという感じで。




    どうしてもお肉の味に負けてカニの味が前面に出てくるって感じじゃないし、

    むしろカニ肉が入ることによって、

    普通の小龍包より餡が少しパサパサしたりして。

    これなら普通の小龍包だけで十分じゃんって。




    だから、正直それほど期待しないようにして、

    試してみよう的な感じで注文したのでした。




    と、いうわけで。

    比べてみるためにも

    先に、普通の小龍包からいただいてみます。




         
←こっちは普通の小龍包

         
←スープは多くなく、比較的しっかりめの皮




    
うん。おいしっ。

    私が昔好きだった群香品の小龍包に少し似ている気がします。

    (群香品は、2011年10月現在閉店してしまいました。

     昔の群香品については、コチラをどうぞ)




    有名な鼎泰豊のような上品な味わいではないけれど、

    私はこういうガツっとした感じの小龍包も好きです。




    そして……




        
←こっちはカニ肉入り

        ←ほんのり黄色味がかってます




    な、なにこれ。




    カニが……

    カニの味が………




    
するよ!?




    おもわず2人で顔を見合わせる。




    私たち、もしかして……て

    
ついに出会っちゃったかも!!!!





         
←中が黄色いのが見える?




    
ヤバイ。おいしすぎ。なにこれ!??




    しつこいけど、

    
ちゃんとカニの味がする!!

    ちょっと感動なんだけど!!!




    正直言えば、あきらめかけていました。

    本当にオイシイと思えるカニ肉入り小龍包なんてないんじゃないかって。

    フツーに小龍包頼めばいいんじゃんって。




    いやぁ~

    
ココのカニ肉入りは、ホントおいしい!!




    もちろん普通の小龍包もおいしいけど、

    このカニ肉入りは、かなりウレシかったなぁ~~~




        
←なぜパリパリの餃子の上に

                                              たれを乗せてくるのか…

                                              ちなみに、たれが入った器は紙です


        


        
←キレーイ




    餃子もフツーにおいしい。

    個人的には、餃子に関しては明月湯包に軍配かなぁという気もするけれど、

    それでももちろん、こちらもおいしいです。

    (明月湯包については、コチラをどうぞ)




        
←けっこうボリュームあります

        
←裏側は白いです




    そして、最後に初挑戦のこちら。




        

        




    うん。

    かなりアッサリ。




    あ。

    シャレじゃないですよ(笑)




    スープの味を吸ってトロトロになったヘチマとアサリをいただきます。

    正直言うと、私はあんまりしょうがが好きではないので、

    そこまで感動するってほどでもなかったんだけど、

    さりげにニンニクも効いていて、お腹にやさしい感じの味でした。




        
←これぞ幸せ




    2人で4品とそれぞれビール1本ずつ頼んでお腹いっぱい。

    これで
620元(約1800円)でした。




    
この安さも台湾の魅力ですよねぇ~~









        
←厨房がのぞけます。

                                       目が合うとちょっと恥ずかしいけど(笑)

        
←お店の前で




    思わぬカニ肉入り小龍包との出会いを果たした
杭州小龍湯包

    5回目の台湾にして初めて

    「小龍包」ではなく
「蟹肉小龍包」目当てにまた来たくなるお店に出会っちゃいました。




    あ、もちろん次回は違うメニューにも挑戦してみたいな