2日目その⑤ 今度こそ!パリパリ餃子がおすすめ「明月湯包」へ(2007年1月19日)




     
19時半

     私たちは、
MRT六張犁駅で降りて、歩いていました。




     朝、食べ損ねた
「明月湯包(ミンユエンタンパオ)」の小龍包が

     
ど~しても食べてみたかったのです!!


     (詳しい行き方などはコチラをどうぞ)




          
←「明月湯包」に向かう途中で見えた

                                      台湾一高いビル、台北101


          
←「明月湯包」は、この看板が目印




    マッサージを受けた
「巧和養生館」のある中山駅や、

    私たちが宿泊したホテル
「一楽園飯店」のある西門駅からは、

    ちょっと面倒な六張犁駅にある「明月湯包」




    さらに
駅から10分以上は歩くこのお店に

    どうしてこんなにこだわったかというと。




    台北には、超~有名な
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」をはじめ

    (2005年に行った鼎泰豊については、コチラをご覧下さい)

    
「京鼎楼」など、いくつか小龍包で有名なお店があるけれど、

    この
「明月湯包」も、小さいお店ながらその一つで、

    ガイドなどには、小龍包がおいしい店として

    必ずと言っていいほど紹介されている名店なのです!!




    と、いうわけで…。




          
←店内




    
小さなお店は、お客さんでいっぱい

    私たちは、ラッキーなことに、

    行ったときに、たまたまお客さんが1組帰り、

    お店のはじっこの席に座らせてもらうことができました。




           
←厨房では、忙しそうに

                                          点心を蒸す姿が見られます





    むふ。

    めっちゃ楽しみ。




           
←わかりやすい日本語のメニューあり




    ちなみに。

    日本語メニューはあるけれど、

    
お店のスタッフは、日本語が通じません

    どうやって注文するかというと………。




           





     こういう、お寿司屋さんにあるような注文カードに

     欲しいものの個数を書き入れ、スタッフに渡すんです。




     
漢字が読めてよかった~




     でも、漢字が読めない外国人は、どうするんでしょ~ね~??









     と、いうわけで。

     注文後、最初に出てきたのはコチラ。




         

         





    
「招牌乾拌麺」 
40元(約150円)




     あ、あれ??

     
普通の月見そば!???




     ちなみに、私たちが注文したのは、

     メニューに
“オリジナルスープなし麺”と説明が書かれていた

     
「招牌乾拌麺」というもの。




     “スープなし麺”というので、

     いわゆる
“油麺”のようなものを想像していたのだけど…。




          




     逆にスープは少し入っていて、油っぽい感じはありません

     まあ、油麺だと想像したのはコッチの勝手なので、

     とりあえず気を取り直し、食べてみることに。




        ←麺が長い!




     うん。

     見た目通り、
とってもシンプルな味

     麺はそばというより、細いうどんで、

     言うなれば、
釜たま細うどんという感じ




        
←シンプルですが

                                              黄身に絡ませて食べるとおいしいです





     ほんの少し入っているスープは、

     
関西系に近い薄い味付けで、

     卵に麺を絡ませると、シンプルながら、けっこうおいしい。




     予想外のものだったから、出てきたときはちょっとガッカリしたけど

     飲んだ後に食べたら、シメにかなりイイ感じだろうな~!




     続いて出てきたのは、

     なにげに
私のこの店イチオシメニュー。




          





    これ、なんだかわかりますか??




    一瞬クレープかと思うような薄皮。

    実はコレ、
焼き餃子なんです!




    鍋貼 100元
(約370円)

    この金額もうれしいですねー。




           
←お店の人が切り分けてくれます




    フォークが入るたびに、

    
ザクッザクッと、めちゃイイ音!!




    早速一口。




         
←けして大きくはないけど

                                         パリパリのハネが……!


         




    ふお~~!!

    
おいしー!!




    とにかくパリパリの皮がたまらーーん!

    もちろん、中身の餡もおいしい。

    いくつでも食べられるよ~~!!!




    小龍包が目的で来たお店だったので、

    おもわぬ発見に、おもわずうれしくなってしまいました。




    そして、やってきたのが……!




          




    これが噂の
小龍包~~~!!!




    
小籠包8個入り 100元(約370円)




    う~ん。

    いつものことながら、この値段に感動モノです。




        

        
←皮はもっちりめ

        
←ちょっと小ぶりの小龍包。

                                        でも「鼎泰豊」のよりは大きいかな





    うん。

    
おいすぃ~~~!




    中のスープや肉のジューシーさは少し控えめで

    どちらかというと
皮のもっちり感が、イイ感じ。




     意外にボリュームある小龍包だなぁ~~!!




     そしてそして。

     最後にやってきたのは…




         ←形は普通の小龍包と変わらないけど

                                        先がちょっと黄色くなってるのが特徴的





     
蟹黄湯包
カニ味噌入り小龍包 180元(約670円)




         
←少し黄色味がかっています

         




     いや~!これまた
オイシイ!!




     この店の看板である「明月湯包」、つまり普通の小龍包も

     もちろんおいしかったけど、

     個人的には、この
蟹味噌入り小龍包の方が、

   
このお店では好きだったなぁ~!




         




      なにしろ、
蟹味噌の味がしっかり!

      蟹味噌小龍包といいながら、

      餡の肉の味に負けて、蟹味噌が入ってるんだか入ってないんだか

      よくわからない小龍包も多いけど、

      ココの小龍包は、スープが少ないせいか、

      
ゃんと蟹味噌の風味がして。




      
幸せ~~~~♪




          










        




     食べ終わって、店の外で記念撮影をしていると、

     厨房で一生懸命、点心を蒸していたおじさんが、

     おもむろに顔を出して、

     私と一緒に記念撮影に入り、めっちゃラブリーな笑顔で

     
謝謝~~と見送ってくれました。




     有名な
「鼎泰豊」「京鼎楼」のように、

     けして大きなお店ではないし、

     個人的には、期待していた小龍包より

     餃子の方が好きだったりしたけれど、

     温かみのある、町の点心屋さん。




     また、食べに行きたいな。




         
←お店の入口