2日目その① 聖地巡礼その⑤雪の景福宮を見学(2023年1月26日)




    私が今回宿泊した

    
鐘路3街にあるダジャヨンハノクゲストハウス

    夜があまりにも寒くて。

    (ダジャヨンハノクゲストハウスについては

     コチラをどうぞ)




    オンドルの上に直接寝て

    上から敷布団毛布などをすべてかけて

    なんとか寝ついたような状態で。




    朝も4時前後からずっと

    うつらうつらと寝たような寝ないような。

    そんな感じで

    
朝7時半、ようやく布団から出て

    部屋の外に出て衝撃。




        




    ………

    
えと、今、中庭が白かったよね???




    自分でも、こんな演技みたいな反応するかなと

    振り返ってみると笑えるのですが

    あまりの衝撃に

    一度扉を閉めて部屋に戻り

    再び扉を開けてみると…




        

        




    
マ、マジか~~~




    どうりでめちゃくちゃ寒いわけだ~~。

    それにしても、雪が降るとは

    まったく思いもしませんでした。




    確かに、
前日はマイナス18度

    それはそれは寒かったのですが、

    雪を降らせるような雲一つない快晴で

    しかも、私はいくつか天気アプリを入れているのですが

    どれも雨も雪も降るような予報をしているアプリはなかったのです。




    ウソでしょー。




    この日の朝はゲストハウスの近くで朝ご飯を食べて

    その後、
景福宮へ行くつもりでしたが

    あまりの寒さと雪に心が萎えて

    このまま1日ゲストハウスの部屋で過ごそうかと

    思ってしまうくらい心が折れましたが

    さすがにソウルまで来て

    1日小さなゲストハウスの部屋で過ごすのも悲しかったので

    朝ご飯はあきらめて

    なんとか景福宮へ出かけてみることにしました。
    



        
←雪、降ってます

        
←ダジャヨンハノクゲストハウスの玄関




    
9時45分

    ようやく重い腰を上げて

    出かけることにしました。




        
←ゲストハウスの前の道にも

                                     うっすら雪が積もっていました





    
到着日や出発日が雪じゃなくてよかった…

    重いスーツケースを持って

    この雪道だったら

    萎えるなんてもんじゃないところでした。









       ←景福宮駅5番出口を出たところ




    
10時5分。

    
景福宮駅の5番出口を出ると、

    すぐ横が
景福宮です。




        
←景福宮への門

        
←国立民族博物館




    
うわぁ~~雪景色だ~~~💛(当たり前。笑)




    到着するまでは

    寒いし、足元悪いしで

    とにもかくにも気持ちが落ちまくっていましたが

    想像以上に雪景色がキレイで

    いきなりテンションUP!!




    
頑張って来てよかったぁ~~~~TT
 



        

        
←めっちゃはしゃいでます(笑)




    しかも、まだコロナ禍ということもあって

    観光客も少なめで良い感じ!

    早速、中に入ることにしました。




        
←ここから景福宮内に入ります




    中に入ると

    
光化門興禮門の間の前庭へと出ます。




        
←景福宮内

        
←光化門

        





    
光化門に近づいてみると…




        





    雪の中に衛兵さんがいました。

    絶対寒いと思うんだけど、

    微動だにしないのすごい。




        


        
←堂々と衛兵さんの隣に立って

                                              記念写真を撮っている方もいましたが

                                              私は勇気がなくて、ちょっと遠くから





    そして、
光化門を背にして

    180度真逆の方向を見ると…




        
興禮門

        




     
そして、この興禮門に向かって90度右

     
チケット売り場があります。





        ←チケット売り場

        ←営業時間

                                              月によって変わるので

                                              特に閉まる時間は要注意です

        ←チケット料金

        ←チケットの自販機

                                              日本語で簡単に操作できます




    
大人(19歳~64歳) 3000ウォン(約330円)




       興禮門

         


         
興禮門の右に入口があります




    雪がだいぶ降ってきましたが

    傘をさしている人は、ほとんどいません。




    この興禮門でチケットのもぎりを通り、中に入っていきます。









        
←勤政門




    
勤政門前庭に出ました。




        

        

        

        




    この
勤政門をくぐると、

    
景福宮のハイライト

    
勤政殿へと出ます。




        
←勤政殿




    実は、私が
景福宮に来るのは

    2008年以来、なんと
15年ぶり

    (2008年に景福宮に来たときの様子は

     コチラをどうぞ)




    東京にいると、東京タワーになかなか行かないのと同じ…

    と言うとおこがましいのですが、

    ソウルに何度も来ていると

    一度見ておけばいいかな

    なんて思って、足が遠のいていたのです。




    そんな私が、なぜ今回、景福宮に来ようと思ったかというと

    
BTSの聖地巡りをテーマに一人旅した今回

    この景福宮も、ある意味、

    BTSファンにとっては聖地の一つなのです。




    ARMYの皆さんには今さら説明するまでもないと思いますが

    2020年のコロナ禍で

    アメリカの「The Tonight Show」という番組に出演した際

    この
勤政殿の前でBTSがパフォーマンスしたのです。

 


    それはまさに「Dynamite」が世界的に大ヒットして

    日本でも韓国文化にまったく興味がないおじさんたちまでもが

    BTSというグループ名と「Dynamite」は知るようになる

    そんな時のパフォーマンスでした。




    BTSのパフォーマンスは夜だったのですが、

    
雪の中の勤政殿も、とても美しかったです。




        
←雪の中

                                              凛とたたずむ勤政殿


        

        

        
←なんだか独り占めっぽく
       
                                              見えますね^^





    さらに
勤政殿に近づいてみます。




        

        

        

        

        

        




    迫力の
勤政殿

    中に入ることはできませんが、

    外から内部を見られるようになっています。




        




    
わああ、韓国時代劇で見たことあるある!!(笑)




    この15年で、すっかり韓国ドラマにハマりまくり

    当然のように時代劇にもハマったので

    15年前に比べて、

    見た時の感激もひとしおでした。

    (というか、正直15年前の記憶があまりない。笑)




        

        
←天井部分も

                                              とても美しいです





    さらに
勤政殿の横に回って

    見てみることにします。




        
←勤政殿を背にして

                                              勤政門を見たところ


        
←別角度からも~

        

        
←横から内部を見たところ

        

        

        
←天井




    正面から見た玉座も良かったのですが

    韓国時代劇好きとしては、

    この横から見た角度もまた良くて。




    ここでいろんな政治的なあれやこれやがあったんだなぁ

    と、思いをはせることができました。









    
景福宮のハイライトである勤政殿を見終えて。

    前回の15年前には、ここで見学を終わらせたのですが、

    今回はさらに奥まで見に行ってみることにしました。




        


        


        




    
修政殿です。

    
学問や研究に使われた場所

    現存するのは1867年に再建された建物です。

    ハングルの創始者として有名な
世宗大王が、

    まさに
この場所でハングルを生み出したそうです。




    韓国語を学ぶ者としては

    中がどんな感じになっているのか

    見てみたい気もしましたが

    残念ながら2023年1月現在、内部は公開されていませんでした。




    
修政殿からさらに奥に向かうと…




        




    雪の上にたたずむ建物。

    
慶会楼です。




    本来は池の上にあるのですが、

    池が雪に覆われて

    まるで地続きになっているように見えます。




    これも雪景色ならではの光景ですね。




        
←地面と池の部分で

                                              うっすら雪の色が違うのがわかりますか


        

        

        




    写真で見たことあるような

    
池の中の慶会楼も見てみたい気がしましたが

    
雪の中の慶会楼も美しくてとても素敵でした。




    次回来るときは晴れた日に来てみたいな。




        
←誰かが作った雪だるまがありました




    多くの観光客は、ココでUターンして戻っていくのですが、

    コロナ禍で観光客が少なかったこと、

    そして雪景色だったという

    今後はなかなか来ないだろうなというシチュエーションだったので

    さらに足を延ばして奥を見に行ってみることにしました。




        


        




    というわけで、続いて向かったのは

    
勤政殿の真後ろに当たるエリア。




        




    手前にあるのが
千秋殿

    奥にあるのが
思政殿です。




    実は、
思政殿の奥にももう一つ

    
萬春殿という建物があって、

    思政殿を中心に

    千秋殿と萬春殿が対をなしている構造になっています。




    千秋殿と萬春殿というネーミングがとても素敵ですね。




    
思政殿は王の執務室

    日常の政治を執り行う場所です。




        
←思政殿

        




    
思政殿も中を見ることができます。




        




    勤政殿より小ぶりな作りですが

    とてもよく似ています。




        

        




    そして、さらに奥へと向かうと…




        
←漢字が難しくて

                                              門の名前が打てませんでした…


        
←ボーイズグループ??




    そしてココで、

    珍しく韓服を着た男の子たちに遭遇。




    周りにはスタッフやカメラマンなどがいて

    どうやら撮影のようでした。




    ミーハーな私は

    おもわず、誰?誰??

    と、心の中で盛り上がっていたのですが、

    残念ながらお顔を見てもどなたかよくわからず(汗)




        
←ここまで来ると

                                              ほとんど観光客がいませんでした




    続いてやってきたのは、思政殿の後ろにある

    
康寧殿です。




    
康寧殿は、王様の寝殿です。




        

        

        


        

        

        




    
康寧殿自体は、王の寝殿といっても

    意外にシンプルな作りだったのですが…





        
←お顔をお見せしたいのですが

                                              不快に思うファンがいらっしゃると申し訳ないので

                                              隠します。

                                              この状態で誰だか分かったらスゴイですねー





    私が康寧殿の写真を撮りまくっている横で

    彼らの撮影が始まって。




    
私…見てていいのかな!?

    なんて、おもわずドキドキ。

    私が写真を撮っていても

    まったく気にする風ではなかったので、

    そのまま撮らせてもらっちゃいました。
 



        

        

        

        
←雪の中の撮影

                                              絶対寒いよねー


        
←なにげに記念撮影




    正直、何をやっているのかサッパリ分かりませんでしたが

    雪の降る中、撮影しているのを見るにつけ

    
我が推しも、こんな風に撮影しているのかなぁ~

    と思ったりして。




    いつか、何かを見たときに

    
ああああーーー!!!あの時の子たちが

    
こんなに有名に!!

    なんてなったらイイなぁ~(すでにそうだったらごめんなさい)




        

        
←楽しそう

        

        

        
←4人で雪を眺めてるの

                                              カワイイ


        
  
        

        
←名残惜しくて最後に1枚(笑)




    
がんばれー

    心の中で応援しつつ、

    私は次のエリアへと向かうことにしました。




         




    というわけで、続いてやってきたのは

    
交泰殿




    
交泰殿は王妃の寝殿です。




         

         




    ここまで来ると、本当にほかに観光客がいなくて。

    もっと奥まで行こうと思えば行けましたが、

    1人で行くのもやはりちょっと不安だったので

    今回はここで引き返すことにしました。




    景福宮、久しぶりに来たら

    すごく楽しかったし、新発見も多かったです。




         
←雪景色の宮殿を独り占め気分♪

         









    こうして
勤政殿まで戻って来て

    もう一度記念撮影。




        

        




    ソウルには何度も来ているし、

    きっとこれからも来るんだけど、

    
雪景色の景福宮を見る機会は

    今後そんなにあると思えないので

    景色を目に焼き付けて景福宮を後にしました。




    時刻は11時10分。

    
1時間あまりの見学でした。