5日目その⑧ いつもの!阿宗麺線と于記杏仁豆腐へ(2014年12月1日)
21時10分。
私は泊まっている台北駅前のホテル、ロイヤルホテルを出た。
それにしても…
寒い。
台中では七分丈のシャツ1枚で十分なくらいだったのに、
いきなり冬物のコートが必要なくらい。
台北って、やっぱり台中の北にあるんだなぁ~(笑)
←MRT台北駅ホーム
MRT板南線で西門駅へと向かう。
悠遊カード(関東圏でいうSUICAのような交通系カード)のチャージがなくなっていたので、
チャージしたり、なんだかんだとちょっと遅くなってしまった。
←おなじみの西門駅
西門駅からわき目もふらず、向かったのは…
以前から私の旅行記を読んでくださっている方には、
もう説明不要ですね。
いつもの阿宗麺線(アーゾンミェンシェン)です
←前回来てから1年しかたってないのに
また5元(約20円)値上げしていた!
ショック
←21時半を過ぎても
お客さんが並んでいます
阿宗麺線は、私が初めて台湾に訪れたときから
大好きで、毎回必ず訪れるお店。
当然今回も食べたい、という気持ちがあったのも当然だけれど、
実は、今回もう一つ確かめたいことがあった。
というのも。
ここの阿宗麺線には、必ずパクチーがトッピングされるのだけれど、
前年に来たときは、なぜかパクチーではなくバジルが乗っていて
けしてバジルも嫌いではないけれど、
パクチー好きの私としては、
やはりバジルでは物足りなく、あまりにもショックで
もし今回もまたバジルが乗っているようであれば、
毎回来るのはやめようかなぁという悲壮な覚悟をもっての来店だったのだ!
(前回のバジル麺線については、コチラをどうぞ)
←どきどき…
というわけで、出てきたものは…
!!!!
パクチーーーーー!!!
よかったーーーーー!!!
←もつもたっぷり
味も私が昔から知っている、なじみの味に戻っている。
う、うれしい~~。
というか、あのバジル麺線はなんだったのかしら??
←おいしー
味の方は、私の大好きな阿宗麺線だったので
大満足だったのだけれど、
やはり価格のほかに、もう一つ変わっていたことがあった。
それは、器。
阿宗麺線は、オリジナルの緑色の茶碗のような大きさの器がおなじみだったのだけれど、
今回は、使い捨てできるプラスチックの器に変わっていた。
衛生面とか、いろいろ理由があるのかもしれないし、
実際、ほかの人が使った器を嫌がる人もいるのかもしれないけれど、
私自身は、昔ながらの緑色の器が味があって好きだったので、
ちょっとだけ残念だった。
←営業時間
台湾に来て、夕飯が麺線だけなんて、
私に限ってあるはずがありません。
麺線を食べ終わった私は、
もう一つ、目的のお店に向かっていた。
←西門駅4番出口のすぐ近くに
目的のお店があります
←ココです
于記杏仁豆腐(ユージンシンレンドウフー)
ここもお気に入りのお店の一つ。
私はこのお店の杏仁雪花冰というかき氷が大好きなのだけど…
寒い。
ちょっと霧雨も降ってきて、
ますます寒くなってきて、とてもじゃないけどかき氷を食べられる状況じゃない。
というわけで…
←22時近くでもお客さんがいますね
冬季限定の熱杏仁豆腐を注文することに。
熱杏仁豆腐 70元(約280円)
一見、あったかい豆漿(豆乳)のようですが…
スライスされた杏仁豆腐が出てきました。
味は相変わらず濃厚で、本当にアーモンドを使った杏仁でオイシイ
あったかいのはちょっと不思議ではあるけれど、
想像通りの味で、期待を裏切らない感じ。
ただ、杏仁豆腐そのものがスライスされていて、
もうちょっと大きくかたまりになっててもよかったかなぁ。
なんだかちょっと物足りない。
好みだとは思うけれど、個人的には雪花冰の方が好きだな。
でも、この日のような寒い季節には、
ちゅるんと食べられて悪くないおいしさでした
22時半。
宿泊しているロイヤルホテルに戻ってきて、事件が起きた。
(ロイヤルホテルについては、コチラをどうぞ)
部屋のドアが………開かない!!!!
鍵を差し込んで回そうとしても回らない。
ど、ど、どういうことーーーー!!!???
鍵は差し込めるけど、回らないのだ。
出るときはオートロックだったので、鍵の不具合に気づかなかった。
ガチャガチャ押したり引いたりしてみるけれど、まったく開く気配がない。
近くのレセプションに行ってみても、時間が時間のせいかスタッフがおらず、
助けを呼ぶこともできない。
どうしよう~~。
このまま開かなかったら、朝まで廊下でこのまま!?
いくらやっても鍵が回らないので、だいぶ焦る。
ドアをガチャガチャやってるのも、全然悪いことしてないのに、
まるで泥棒でもしているような気分だ。
(こんなガチャガチャやりまくる泥棒もいないだろうけど)
レセプションと行ったり来たりしたり、
ドアをガチャガチャしてみたり、
焦りまくること約20分。
ドアを壊しかねない音に気付いたのか、
スタッフが来てくれた。
「どうしたんですか?」
「鍵が…開かないんです!」
スタッフの人がやってみるも……開かない。
……マジか。
が、スタッフがちょっと微妙な感じでドアを押しながら鍵を回したら…
開いた!!
開いたけど……
そんなコツのいるドアやだよーーー。
1泊だったし、夜も遅かったから同じ部屋で我慢したけど、
もし連泊するなら変えてもらうようお願いしていたと思う。
うーん。
開いたからよかったけど、
もうこの鍵ヤダな。
旅って最後の最後までなんかあるよね~。