5日目その⑥ 台中肉員で念願の初!肉圓(2014年12月1日)
←集集線の始発駅
二水駅
←台鉄に乗り換えて、台中へ
集集線の旅を終えて。
18時に台中駅に戻ってきた。
15時半に集集線の終点、車埕駅を出たから
約2時間半ののんびり旅。
ホントは、台中駅に戻ってきたら
そのまま台北駅に向かおうと思っていたのだけれど、
台中に住む友人カジンが
「時間ない?」と聞く。
何時になるかわからなかったから
高速鉄道(新幹線)のチケットを買ってなかったので
「まだ大丈夫よ」と答えると、
「だったら、せっかくだから肉圓(バーワン)を食べに行きませんか」と聞く。
きゃああああ!!もちろん、行く行く!!!
台北へ向かうのはもう少し後にして、
最後に肉圓を食べに行くことにした
肉圓というのは。
ミンチ肉を丸め、周りをタピオカ粉や片栗粉などで作ったでんぷん質の皮でくるんで茹で
その上から、オリジナルのたれをかけて食べるもの。
台湾のどこでも食べられる食べ物だけど、
台中は発祥の地と言われていて、
中でも台中肉員は、台中の中でもっとも有名な老舗。
私は、前から肉圓が食べてみたいと思って
カジンに話していたのだけれど、
今回は時間がなくて難しいかなぁと、すでにあきらめていたのだ。
←台中肉員
台中路と復興路の交差点にある
台中肉員。
お店の前では…
←肉圓が
どうやら、ここの肉圓は茹でるんじゃなくて、軽く揚げているよう。
←メニュー
メニューは、肉員(肉圓)、冬粉湯(春雨スープ)、魚丸湯(魚の団子スープ)の
3種類のみ。
カジンが、「どうする?」
と聞くので
「肉圓だけでいい」と言うと
さらに「何個?」と聞く。
「1個」と答えると
「え、1個でいいの!?」と驚いた様子。
「足りないよ。お腹すいちゃうよ」
と心配してくれたけど、
私は、台北でも食べたいものがあったので、
ここは1個にしておく。
カジンは、これを夕飯替わりにするつもりで2個注文していたけれど
私の夕飯が、これだけで済むはずはないのだ
←店内
入口で注文したら
席に座って待ちます
←80年の老舗なんですね
←お店オリジナルのたれも
テーブルの上に置かれています
←台湾の醤油、油膏
私、油膏好きなんです
しばらく待つと…
キター
台中肉員 40元(約160円)
←隣はカジンが頼んだ冬粉湯
初!肉圓うれしいな♪
では、早速いただきまーっす!
まわりはちゅるんとしていて、
味は違うけど、弾力としては、わらび餅のような!?
中のお肉は、けっこうしっかりした味付けで
胡椒とも山椒とも八角とも違う、
なんとも言えないスパイスがうまく効いていて、おいしい。
カジンが注文した冬粉湯を一口。
非常にシンプルだけど、豚肉が入っていておいしい。
ただ、ありがちだけど、春雨の量がハンパない。
まだまだ台北に向かってお腹に隙間を作っておかなくては。
←お肉、けっこう大きいです
18時半。
肉圓を食べてのどが渇いたので。
「何かおいしい飲み物が飲みたい」
とカジンにリクエストすると。
「パパイヤ牛乳でいい?」と聞く。
もちろん!
考えてみたら、今回の旅ではまだ一度もパパイヤ牛乳を飲んでいない。
カジンのバイクで向かった先は…
←屋台が立ち並ぶエリアへ
カジンが連れてきてくれたのは、
台中駅からほど近い中華路夜市(ヂョンファールゥイエスー)。
私が訪れた台中の夜市は、
一中夜市、逢甲夜市、そしてこの中華路夜市で3つ目の夜市だけれど。
今まで訪れた台中の夜市の中で、
個人的に、この中華路夜市が一番好きかも。
残念ながら、バイクに乗っていて、うまく写真が撮れなかったんだけれど、
昔ながらの屋台が多かったり、
なにより騒がしくない。
ちょっとノスタルジックな感じ。
一中夜市も逢甲夜市も、若者がたくさん繰り出していて、
良く言えば賑やかで活気があるけれど、
悪く言えば、人が多くて騒がしくて落ち着かない。
←カジンが連れてきてくれたお店
←注文してから作ってくれます
木瓜牛奶(パパイヤ牛乳)は45元(約180円)
個人的にパパイヤ牛乳は当たり外れがあると思っていて。
おいしいお店と、そうでもないお店があるんだけど、
ここのお店のパパイヤ牛乳は、なかなかおいしかったです
18時50分。
そろそろ台中を出て台北に行かねば。
3日間私たちに付き合って案内してくれたカジンともお別れだ。
←カジンがタクシーをつかまえてくれました
台鉄で移動してもよかったけれど、
経験的に台鉄は時間がアテにできないと思っているので、
ここは無難に、高鉄台中駅までタクシーを利用することに。
台中、とっても楽しかったし、ようやく町にも慣れてきたから
離れるのが、ちょっと寂しい。
カジンとは、再会を約束してここでお別れ。
さあ、いざ台北へ!