４日目その⑦ 親切なおっちゃんとプサンヤンコプチャンへ（２０１３年４月１４日）
←龍山駅１８時１５分
Ｅ－マートで買い物を終えた私たちは、
龍山（ヨンサン）駅に戻ってきました。
私たちは、これから地下鉄２号線の新川（シンチョン）駅にある
ヤンコプチャン屋さんに夕飯を食べに行く予定で、
この龍山駅からは、
ＫＯＲＡＩＬに乗って往十里（ワンシムニ）駅まで行き
地下鉄２号線に乗り換えて行く予定でした。
なんだけど…
実は、ＫＯＲＡＩＬに乗るのは、私は今回で２回目。
いまいち勝手がよくわからない。
以前、利用したときは、
水原（スウォン）というところまで行ったのだけれど
そのときはまだ、窓口で切符を買っていて。
（もちろん切符の自販機もありましたが、なにしろハングルがまったく読めないので）
おもわずオロオロしたものだけれど、
今は、Ｔ－ｍｏｎｅｙカード（東京で言うところのＳｕｉｃａのようなカード）で
乗り降りできるらしい
（以前、水原に行った時の様子は、コチラをどうぞ）
いやあ～便利になったよねー。
ただ、便利になったのは、本当に素晴らしいのだけれど。
それでもやっぱりハングルが読めない
つまり、乗り場がどこだかさっぱりわからない。
龍山からは、いろんな行先の電車が出ていて。
下手をすると、ソウル市内からまったく違う場所に行ってしまいかねない。
うはー。
どうしよう
そうして、しばらくキョロキョロしていたのだけれど。
端の方に、人のいる窓口を見つけた。
そこにいた女性は、日本語はわからなかったのだけれど、
幸い英語が通じて。
「ワンシムニ行きのプラットフォームは何番ですか？」と聞くと
指を指しながら
「１番のプラットフォームよ」と教えてくれました。
いや～よかったよかった
←よく見たら①の下に英語でワンシムニと書いてあるんだけど
英語の表記に慣れないし、小さいので読みにくい
漢字でも表記してくれるといいのにな～
←プラットフォーム入口にようやく漢字で書いてある看板発見
←プラットフォームへの階段長っっ！！！
これ……大きい荷物とか持ってたら
大変ですよね～～
ソウルの人たちは、重い荷物は持ち歩かない前提なのかしら。
←プラットフォーム
たまには地下鉄以外の乗り物に乗るのも、いいね～
私は鉄子ではないけれど、
プラットフォーム一つでも、地下鉄とはまた違った感じで
旅をしている感じがとてもいい。
１８時２５分。
電車がやってきました。
←電車が来ました
←扉が特徴的！
←通路が広いソウルの観光地は、ほぼ地下鉄で行けるので
あんまりＫＯＲＡＩＬに乗る機会がないから
なんだかウキウキします。
←外が見えるのもいいよねー
←往十里駅にはホームの上に駅そばならぬ
駅冷麺屋さんがあって
ちょっとビックリ。
さて、ここから地下鉄２号線に乗り換え。
目的地の新川に着いたのは１９時１０分すぎで
なんだかんだで龍山駅から５０分近くかかりました。
←新川駅ホーム人が少ない…
私も新川駅を利用するのは初めて。
さてさて、どっちへ行けばいいかな…
←３番出口に向かいます
←ソウルの地下鉄はとにかく階段が多い！
階段を上ると。
←上がってすぐにミスド
←そのすぐ先にミニストップ
今回のお店に行くことにしたのは。
韓国に留学していた友達、しまやんが教えてくれたお店で。
彼女イチオシのお店だったからだった。
プサンヤンコプチャンという名前のそのお店は、
ネットで調べても出てこなくて。
というか、正確に言うと、
宣陵（ソルルン）というところにも
同じ「プサンヤンコプチャン」というお店があるようで
調べてみると、ヒットしたのだけれど、
しまやんによると、私たちが行く目的のお店とは
違うお店のようで。
今回の目的「プサンヤンコプチャン」にホームページはなく
ブログに載っているのを教えてもらったのだけれど、
私はまったくハングルが読めないので
しまやんが地図をプリントアウトしてくれたものを頼りに
プサンヤンコプチャンに向かったのでした
←ミニストップの先を右に曲がります
←右に曲がったところう。
多少は心配していたけれど、
大丈夫かな
とにかく、地図に従ってまっすぐ行くことにする。
地図によれば、歯医者さんのあるところを右に曲がるらしい。
が。
地図でそろそろかなと思うところまで歩いても
それらしい歯医者さんが見当たらない。
？？？？
なんで？
私たち見逃しちゃった？？
が。
ほとんど曲がるところはなく、
歯医者さんらしき場所も見当たらなかったし…
しかたなく、それらしい薬局のところで曲がってみることにしました。
←しまやんにもらっていた地図
←象さんの印のファーマシーそして、曲がってみると…
曲がるとそこは、フツーの商店街で。
これがまた楽しそう！！（笑）
おもわずキョロキョロしてしまう
←魚屋さん
←練り物屋さんこの辺りは、観光地ではないので
生活に根差した匂いがして、すごく雰囲気がいい。
が。
←地図に従って左に曲がってみるものの……
ない。
それらしきお店が見当たらない。
………。。。。
ど、どうしよう。
しつこいようだけど、この辺りは観光地ではないので
ガイドブックに地図は載っていなくて。
持っている地図は、先ほどのハングルだらけの地図で
目印は、薬局と歯医者しかない。
先の方まで歩いては行ってみたものの、
お店はなくなり、むしろカオス
たまたますれ違った女性に声をかけてみるものの、
英語がわからなかったのか、急いでいたのか
完全に無視されてしまいました。
ココまで来たけど……
あきらめて帰る……？？
と、そこへ…
ままよ、と声をかけたアジョシ。
幸いアジョシは英語がわかるようで、親切に答えてくれました。
が。
アジョシはプサンヤンコプチャンを知らないらしい。
仕方なく来た道を戻ろうかと思ったら。
一緒に探してくれると言うではありませんか。
え、ええ！
「どこから来たの？日本？」
「そう。日本」
「このお店って、日本では有名なの？」
「ううん。そうでもないと思う。韓国に詳しい友達に教えてもらったの」
「おいしいの？」
「そう聞いて来たのよ」
なんて会話をしながら、アジョシとお店を探します。
アジョシ、商店街のあちこちでお店の人に
プサンヤンコプチャンについて尋ね歩いてくれました。
アジョシ、めっちゃ親切ーーー！！
←地図とにらめっこするアジョシ
←商店街をずんずん行くアジョシ
←さらに地図とにらめっこアジョシは足が速い。
地図を見ながらなのに速い。
こちらはアジョシのスピードについていくのに精いっぱい。
←わざわざお店に入って店員さんにお店を聞いてくれました
アジョシ、ステキ～～
ところで用事はないのかなぁ。
どうやら、アジョシも曲がり道を１本間違えていたようで。
ようやく正しい道にたどり着きましたた。
←この「ひのくし」という看板がいい目印になります
←ハングルだらけでわかりません（笑）そうして、アジョシに会ってから約２０分。
新川駅にたどり着いてからは約３０分。
目的地のプサンヤンコプチャンに到着しました
←この黄色い看板に「ホルモン専門」と書いてあるのが目印
←プサンヤンコプチャン２０分も店探しに付き合わせちゃったし、
アジョシがいなかったら、心が折れていたかも、と思うと
ビールの１杯くらいおごってあげた方がいいのかな
と、思ったけれど。
アジョシはあっさり、
「じゃあ、おいしいお肉を楽しんで！」
と言い残して去って行きました。
かっこよすぎやろーーーー！！！
この旅行記で政治的なことを言うつもりはないし
領土問題とかで、韓国にあまりいい感情を持たない日本人もいるかもだけど。
こうやって親切な韓国人だっているんだな。
ちなみに。
迷わず歩いていけば、新川駅から５～１０分以内でたどり着けると思います。
さあ、ようやくたどり着いたプサンヤンコプチャン。
お腹もすいたし、この旅最後の食事。
めいっぱい食べるどーーーー！！！
