3日目その④ エアーズロック・サンセットツアー①カタジュタ&ウォルパ渓谷へ(2018年10月19日)
15時。
私たちはこの日、カタジュタとウルルサンセットツアーに参加。
私たちが宿泊していたザ・ロストキャメルホテル(The Lost Camel)は、
ホテル前に車寄せのスペースがなく、
オプショナルツアーなどはすべて
隣にある高級ホテル、セイルズ・イン・ザ・デザート(Sails In The Desert)が
集合場所になっていました。
(私たちが参加したオプショナルツアーについては、コチラ→をどうぞ)
←ホテルの裏口の方から出ます
←裏口は、かなり素朴な扉です
←バスが見えました
ザ・ロストキャメルホテルから、
お隣のセイルズ・イン・ザ・デザートまでは徒歩3分。
すでにバスが停まっていたので
私たちが参加するツアーのバスかと思いきや、
違うツアーのバスでした。
やはり多くのツアーが出ているのですね。
ホテルの中に入って待つように言われたので、
言われた通り、中で待つことにしました。
←セイルズ・イン・ザ・デザートのロビー
さすがにキレイで、お客さんもたくさんいます
15時20分。
集合時間とほぼピッタリの時間に
日本人の女性スタッフが現れました。
今回、私たちが参加したのは、日本語のツアーだったのです。
ここで氏名だけでなく、お水を持っているかの確認がされました。
あらかじめ水1Lを持参するように、バウチャーに書かれていたのです。
←私たちが乗ったツアーバス
←こちらは、他へ行くツアーバス
見ていただけばわかるように、
バスは、どちらもAATKingsのロゴが入っています。
空港からホテルまでの送迎バスもAATKingsのもので、
ツアーを申し込む旅行会社は違っていても、
現地のツアー会社は、このAATKingsが1社独占のような状態のようでした。
←バスの中
大きなバスでしたが、
やはり人気のツアーのようで、参加者は33人。
席は8割方埋まっていました。
出発してしばらくすると、
まだチケットを購入していない参加者のために、
チケットが配られました。
エアーズロック(=ウルル)やオルガ岩群(=カタジュタ)がある
ウルル・カタジュタ国立公園(Uluru-Kata Tjuta National Park)は、
チケットがないと入れません。
チケットは3日間有効で、大人 25AUD(約2130円)。
私たちが参加したツアーは、
チケット代は別だったので、その場でガイドさんに支払いました。
←チケット
買った当日ではなく有効期限がスタンプされています
で、この後、おもわず笑ってしまったのが、
そのチケットの確認方法。
公園の入場ゲートを通るのですが…
←入場ゲートでストップするよう書かれた看板
←ゲートが近づいてきて、バスはストップ。
なんと…
チケットは、窓越しに振って見せるだけ。
うっそーーーー
それ、絶対全員が買ってるかどうかわからんでしょ!!!
ガイドをしてくれた、あゆみさんも言っていたのですが、
日本だったら、例えばゲートの係員がバスに乗ってきて、
1人1人チケットを確認したり、
ガイドさんがチケットを集めて枚数を数えるとかあると思うのですが、
チケットをバスの窓越しに振って見せるだけ。
おおらかというか、なんというか…
もっとも、やはりこれは
ツアー会社への信頼があってできることであり、
万一、不正などがあった場合は、
ガイドさん自身がペナルティーを受けることになるようです。
←チケットゲート
←公園は20時に閉まってしまうようです
←風の谷ウォークは、この日閉まっていました
風の谷ウォーク(Valley of the Winds Walk)というのは、
カタジュタにあるウォーキングコースの1つ。
7.4kmあり、公園のホームページによると
コース全部を周ると3~4時間ほどかかるそうです。
←車窓からの風景
バスの中では、公園が1325平米あること(大きさが想像つかない!!)
歩く際に、散策路を外れて中に入ったりしないこと、
ごみは必ず持ち帰ること、
野生動物にむやみに近づいたり餌をやったりしないこと、
植物や土を持ち帰らないこと
といった説明や注意がありました。
そうして、ゲートを通り過ぎてバスで行くこと約5分。
←木の後ろに!!
きゃああーーーー!!
見えたーーーーー!!!
こんなにあっさり(!?)エアーズロック(=ウルル)が見えると思わず
(なんつっても、日本からここに来るまでが遠かった!!)
大興奮!!
バスの中も皆が浮き立った雰囲気で
多くの人が写真を撮りまくっていました。
うわあ~大きい~~
周りにビルとかないから、
感覚的な大きさがわかりにくいけど、
実際目の当たりにすると、かなり感動~~~
というか、周りに何もないからこそ、
ここが“地球のへそ”と言われるのもわかる気がする。
が、今はここでは降りず、
ゲートから20分ほどたつと。
今度はオルガ岩群(=カタジュタ)が見えてきました。
そうして、ゲートを通り過ぎて約30分した
16時。
←バスを降りました
バスを降りて、ガイドさんの後を付いていきます
←見渡す限りすすき!?
←お互い写真を撮りあいっこ
すすき野原のような景色を見ながら、1本道を歩いていくと。
←カタジュタが見えてきた!
遠くにカタジュタ(Kata Tjuta)が見えてきました。
カタジュタというのは、
オルガ岩群の、アボリジニの呼び方です。
カタ=頭 ジュタ=たくさん
という意味だそうです。
アボリジニにとって、たくさんの頭に見えたんですかね。
ちなみに、この辺りは風が強くて、
最初のうちは帽子をかぶっていたのですが、
飛ばされそうになって、結局脱いでしまいました。
確かに、日中の日差しは強いことは強いのですが、
このときは夕方に差し掛かってきていたこともあって、
むしろ帽子はじゃまになってしまいました。
(季節や天候で状況が変わることもありますので、判断はご自身でお願いします)
そうして到着したのが。
カタジュタ・ランドスケープ(The Kata Tjuta Landscape)
カタジュタを一望できる展望台です。
←ガイドさんが撮ってくれました
さすが、上手!!
←相棒が撮ると、私でかぶってカタジュタが見えない…(笑)
展望台は、さらに奥の方にも続きます。
20分ほど眺めを堪能して。
←もと来た道を戻って行きます
←近づくと木の高さがわかります
←何かあったときのための緊急電話が設置されています
←ツアーバスに戻ってきました
16時半。
バスへと戻り、再び移動。
←だんだんカタジュタに近づいてきました
←谷が見えてきました
バスで移動すること5分。
←再びバスから降りました
ウォルパ渓谷(Walpa Gorge)に到着。
←うれしくって、まずは自撮りで記念写真~
←大きさがわかりますか
あまりの雄大さに、おもわず圧倒されて
しょっぱなから写真を撮りまくりたくなりますが
(というか、撮りまくりましたが。笑)
ずっと撮ってばかりいるとキリがないので
ほかの参加者の皆さんの後について進みます。
←入口にあった看板
この散策コースは
ウォルパ・ゴルジュ・ウォーク(Walpa Gorge Walk)というコースになります。
カタジュタは、36個もの岩々が連なっていますが、
その中でも大きな4つの岩に
それぞれオルガ、ウォルパ、リル、ギーという名前がついていて、
オルガとウォルパの間に、まるでVの字を描くようにできた渓谷が
ウォルパ渓谷です。
このウォルパ・ゴルジュ・ウォークは全長2.6km。
ちなみに、「風の谷のナウシカ」のモデルになった場所とも言われる
その名も“風の谷”(Valley of the Winds)は、
カタジュタにもう一つあるウォーキングコースで、
先ほど入場ゲートに表示があったように、
この日はすでにクローズしていました。
もしまたココに来る機会があったら、
できることなら散策してみたいなぁ~
←ウォルパ・ゴルジュ・ウォーク、
スタートです
というわけで、
私たちは、2キロちょっとあるウォーキングコースへ。
徐々に大きくなってくる谷。
これが山ではなくて、岩だと言うのだから
自然のすごさをつくづく感じます。
アボリジニの人々が、ここに神秘を感じて
神の宿る場所として崇めているのもわかる気がします。
←いよいよ渓谷へと入っていきます
←こちらは向かって右側の岩です
←こちらは左側
ところどころ穴が開いているのがわかります
←地面は赤土
←周囲に何もないので影もくっきり映ります
渓谷に入ってしばらく歩いていると。
小さな岩がありました。
でも、この岩…
けっこう大きいんですよね。
壮大な岩の前では、まるで石ころのようです。
←皆さんはどんどん先に進んでます(笑)
←最初の橋を渡りました
←さきほどのとは違う岩です
←地面もどこまでも赤い
さきほどからずっと同じ写真を繰り返しているように見えるかもしれませんが、
一応、これでもちゃんと前に進んでいます(笑)
←間もなく2番目の橋に差し掛かります
この2番目の橋を渡り切ると。
←だいぶ奥までやってきました
←川の流れの跡が
このやぶの先にあったのが
大きな水たまり。
水面に谷のVがきれいに映えています。
←ガイドさんが2人で写真を撮ってくれました
2人でVの字を作ってみたよ
←1人でもV
←後ろ向きでもV(笑)
そして、この奥が…
そうです。
これが最奥。
私たち観光客が足を踏み入れられるエリアはここまでです。
谷のVの字を目に焼き付けます。
←一番奥の場所から
来た道を振り返ったところです
太陽が西に傾いてきていました
←一番奥でも記念写真
←美しいV
←橋を渡りながら戻って行きます
←徐々に暗くなってきました
来た道を戻っていくだけなのに、
太陽の光や色で、なんだか違う風景に見える。
←疲れた人のためのベンチ
←入口まで戻ってきました
←入口にこんなことが書かれていたことに
後から気づきました(笑)
17時半。
約1時間ほどのトレッキングを終了。
道はほぼまっすぐ&平坦で、
普段、あまり歩き慣れない人でも
さほど大変ではないかなぁと思います。
(もちろん、無理は禁物です)
ぶっちゃけ、ただ谷を歩くだけ
と言えばそれまでなのですが、
その壮大さと開放感がハンパなくて、
個人的には、とてもとても楽しいトレッキングでした。
←ウォルパ・ゴルジュ・ウォークについての説明
←出発するときに撮れなかったので最後に
ツアーバスに戻ると。
水分補給をするようにと、お茶が用意されていました。
お水じゃなくて、お茶ってところがうれしいです。
そうして、再びバスに乗り。
←だいぶ日が落ちてきました
わずか10分ほどで車から降りるように言われました。
←何やら建物が
建物の方に向かうと。
違う角度からのカタジュタを眺めることができました。
また違った表情が見られますね。
←自撮りは難しー
赤くそびえる大きな岩。
この後は、いよいよウルルとご対面です。
←最後の見納め