3日目その⑦ 日本語ペラペラの台湾料理店、金品茶樓で夕食(5月28日)




    
19時

    
中山(ジョンシャン)から

    
林森北路欣欣百貨の方に向かって歩いていく。




        
←左は康樂公園

        
←欣欣百貨、キレイになりましたねー




    
長春路にぶつかるところで、左に曲がると…




        

        

        




    すぐに見つかりました。

    この旅の最後の食事となるお店、

    
金品茶樓(ジンピンチャロウ)です!









        


        ←入口でお土産を売っていました




    
19時という食事時で、予約もしていなかったので、

    待たされることも覚悟して行きましたが、

    むしろ店内は、さほど混んでなくて、

    すぐにテーブルに案内してもらえました。




    今回、本当はテリーのリクエストで

    久しぶりに鼎泰豊に行きたいなんて話もあったのですが、

    ゆりこがお友達に勧められたという

    こちらの
金品茶樓をチョイス。




    こちらのお店は全員初来店です。

    というわけで、早速メニューをチェック。




        
←いろんな種類の小籠包や餃子が

        

        

        

        

        

        

        

        

        

        




    ちょっと高級な台湾料理店らしいラインナップ。




    メニューには、全部写真が載っているし、

    日本語でも書かれているし、

    お店のスタッフは、皆
日本語が堪能で、

    メニューの説明も全部日本語でしてくれるし、

    言葉が通じないという心配は一切ありません。




    なんなら、お店の人からは

    
「うちは日本人のお客さんがすごく多いんです」

    ちょっと自慢げにアピールを受け、

    実際に、店内を見まわしてみても

    地元客より、圧倒的に日本人客の方が多い印象でした。




    
てか、それ逆に心配なんですけど

    という予感は的中し。




    注文してから5分とたつかたたないかのうちに…




        




    冷菜だけでなく、スープと炒め物が一気にやってきた。




    マジで!?




    冷菜はわかる。

    スープも温めなおせばいいだけかもしれない。

    でも、炒め物まで!?




        


        




    
紹興醉雞 260元(約1010円)

    鶏肉の紹興酒漬けです。




        




    先に結論を言ってしまうと。

    私が今回、このお店で食べた中で、

    
これが一番おいしかったです。




    私は紹興酒が苦手なのですが、

    紹興酒独特の香りはほとんどなくて

    (逆にそれが物足りないと感じる人もいるかもしれません)

    お肉は柔らかく、ゼラチン質も程よくて、

    とても食べやすかったです。




        




    
酸辣湯(小) 80元(約310円)




    小とは思えない量で、お値段もかなりお手頃。

    味の方はというと、酸味は弱めで

    麻辣の辛さというより、黒コショウの辛さが強めな感じです。




    溶き卵などはかかっておらず、

    個人的には、もう少し黒酢の酸味と、麻辣の辛さのメリハリが欲しいところだな

    という感じでした。




          
←具はいろいろ入ってるんですけどね

                                                どちらかというと、醤油黒コショウスープという感じ




    そして、もう一つ…




        




    
蔥爆牛肉 240元(約820円)

    その名の通り、ネギと牛肉の炒め物です。




    これがねー。

    なんとも言えず、残念でした。




    写真の見た目はおいしそうなんだけど。

    案の定、炒めたばかりとは思えないぬるさ。




    私は、少し猫舌ではあるけれど、

    とはいえ、明らかに、
作り置きを温めなおしましたね

    って感じの炒め物は、うううーーーーんって感じで。




    ファミレスやチェーンの居酒屋さんで出てきた料理なら

    きっと納得して美味しいと言って食べただろうけど、

    一応、高級中華を謳って、
サービス料10%を取るお店のレベルとは思えませんでした。



 
    そして、もう一つ残念だったのが。




        




    
小籠包 160元(約620円)




    これまた見た目は美味しそうな小籠包。

    なんだけど!!




    
小籠包が、アツアツじゃないってどういうことーーーー!!??




    普通、小籠包と言えば

    ハフハフアツアツなのを、

    スープをこぼさないように注意しながら

    口の中で溶けるような肉汁とスープを堪能するのが

    醍醐味じゃないですか!??




    なのに…




        

        

        




    湯気が出てないわけじゃないんですけどね。

    味の方も、このお値段を出すなら

    台北には、ほかにいくらでも安くて美味しい小籠包屋さんが

    たっくさんあるので、

    なんだかとても残念な気がしました。




         




    
金品炒麺 180元(約590円)




    これまた見た目からして残念な焼きそば。




    しつこいようですが、

    けして美味しくないわけじゃないんです。

    ただ、なんて言うかもう

    ただただ
残念としか言いようがないお味なんですよねー。




    こちらは、ツアーの団体客がたくさん利用するようなので、

    それもあって、全般的に大味になっちゃってるのかなー

    という印象です。




    それから、もう一つ最後に残念だったのは。

    テーブルでお会計をお願いしたところ、

    あっちで、と出口のキャッシャーを指さされたこと。




    これが、サービス料などを取っていない通常のお店なら、

    なんとも思わなかったと思うのですが、

    
サービス料10%を取っておいて、

    お会計に「あっち」と指差されるのは、

    納得いくサービスとは言えず、たとえ日本語がペラペラでも残念でした。




    まあ、台湾価格からすると少々お高めのお店ではありますが、

    かといって、高級中華というほどでもないお値段設定なので

    仕方ないのかもしれません。




         









    
金品茶樓に行ってみたいと言った

    言い出しっぺのゆりこは、「ごめん」と恐縮しきりでしたが、

    こういうことは実際にお店に足を運んでみないとわからないことだから

    私は、あまり気にしないことにしています。

    お店の味というのは、シェフが変われば変わったりもしますしね。




        

        




    なにはともあれ、ここまで一緒に旅してきた

    テリー&ゆりこともココでお別れ。




    楽しい時間って、ほんとあっという間よねー。

    ホテルに戻って荷物ピックアップして、空港に向かわねば!