3日目その③ 猫空・美加茶園でのんびりお茶、猫空茶屋でソフトクリーム(5月28日)
9時40分。
←猫空駅に着くと
目の前はこんな景色
ロープウェイで
貓空(マオコン)駅に到着。
←風が強かった!
←猫空のゆるキャラの一つ
ええっと……
どっちへ進めばいいんだ??
貓空駅前は、3股に道が分かれていて。
←インフォメーションでもらった地図
←こんなに茶藝館があるよ
今になって落ち着いて地図を見てみれば、
私たちの目的の美加茶園(メイジャチャユェン)は、
貓空駅を背にして、右にあるとわかるのだけれど、うっかり…
この看板に惑わされ、
「茶推廣中心」ってことは、主な茶園はこっちにあるのかな?
しかも、指南宮があるってことは、こっちじゃない!?
なんつって、駅を背にして左に歩いて行ってしまいました。
ちなみに、茶藝館は右にも左にも、そして前の道の方にもたくさんあるし、
そもそも「茶推廣中心」というのは
お茶のプロモーションセンターという施設のことで、完全な私の勘違い。
おまけに、指南宮も右からでも左からでも行けることに後で気づきました。
どないやねん!
←左の道には食べ物屋さんが並んでて
魅惑的だったのよー
←しばらくすると上り坂に
それが、なぜ途中で道が間違っていることに気が付いたかというと。
←茶藝館の名前の看板
この辺りのエリアにある茶藝館の名前が書かれた看板。
あ、あれれ??
逆方向にあるはずの茶藝館の名前ばかりしかない!!
と、なったわけです。
地図が読めないにもほどがあるーーー
というわけで、急ぎ引き返し。
皆、ごめん。
←駅を背にして右、こっちが正しい方角だよ
バス停のある方向です
←途中にあった地図
一見シンプルだけどねー
こうして軌道修正して道なりに歩いていくと…
←指南宮が見えたよ
←台北市街が一望できるよ
美加茶園に向かう道には、
特に食べ物屋さんが並んでいるわけでもないし、
正直、それほど見どころはないのだけれど、
この景色は、とてもキレイでした。
そうして、ずっと道なりに歩いていくと…
「東昇園」と書かれた看板が。
ええっと……
この辺りのはずなのだけど、それらしき看板も茶藝館も見当たらない。
またまた道に迷ったか!?
と、不安になっていると、たまたま通りがかる人が。
中国語がわからないので、私がちょっと躊躇していたら、
突撃隊長テリーが、言葉がわからないにもかかわらず聞きに行ってくれて(笑)
なんとか地図と身振り手振りで、あっち?こっち??なんて言いながら
聞きだしてくれました。
言葉って、なんとかなるものね。
←脇道から階段を下っていき…
←さらにこんな道を行くと…
←1本下の道に出ました
←やっぱりわかりにくい地図
うわー。よくたどり着いたなー。
これ、たぶん私1人だったり、雨が降っていたりしたら
心が折れてたどり着けなかったよ(笑)
ちなみに、貓空駅からこの看板まで歩いて10分ほど。
ものすごく歩いたような気がしていたけれど、
きっと最初に道を間違えたり、どこかなーなんてキョロキョロしながら歩いたからでしょうね。
もし、もっとすんなり歩いてこられていたら
10分かからず来られると思います。
←入口
←門を入るとこんな感じ
入口も、良くも悪くもすごくシンプルだし、
入ってからも、営業してるんだかしてないんだかって感じで
少々不安になったりするのですが…
←こんなかわいらしい看板がありました
←建物が見えてきて、ちょっとホッ
←建物までさらに階段が
←わんちゃん達がお出迎えしてくれました
10時10分。
美加茶園に到着。
人の気配がないので、のぞいてみたら
女性が1人で店番をしていました。
←屋内スペース
←屋外スペース
←台北101が見えるよ
←さらに奥にもスペースが
屋外の展望スペースも眺めが良くてよかったのですが、
お昼近くになって日差しが強くなってきて
間違いなく日に焼けるよね、という女性的発想で、
私たちは屋内スペースでお茶をいただくことに。
←窓側の席に座らせてもらいました
←屋内もウッディで素敵です
猫空に数ある茶藝館の中で、
なぜ今回、この美加茶園を選んだかというと。
単純に、台北ナビで紹介されていて
安心感があったというのもあるのですが、
美加茶園は、茶園というだけあって、お茶の農家も兼業していて。
お店で提供しているお茶は、
自社の農園で栽培し、製茶して販売しているものだというのも
せっかくお茶処に行くのであれば、
猫空で作っているお茶が飲みたいと思ったのです。
(味の違いがわかるわけじゃないけど、気分気分。笑)
←お茶のメニュー
茶藝館なので、当然のことながらお茶を頼むのは必須です。
こちらのお値段は、茶葉のお値段で
いろいろな種類を飲んでみたい方は、いくつも頼んでもいいと思いますが、
数人のグループであれば、1種類頼めば1人数杯は飲めるので十分だと思います。
この茶葉代に、大人1人80元(約310円)のお水代がかかります。
(17時以降は1人100元になります)
←お茶請けメニュー
←お食事のメニュー
←大皿のコースメニューも
←写真メニューもあります
お茶請けにあたる茶點のメニューには英語が併記されていたのですが、
お食事のメニューは、中国語だけでした。
ただ、写真のあるメニューもあったので、
漢字と併せて読めば、なんとなくどんな料理かわかるかもしれません。
私たちはこの後、別のお店に移動して
そこで食事をする予定だったので、
美加茶園では食事をせずにお茶だけ頼んだのですが、
メニューはすごく豊富で、もしまた猫空に来ることがあったら
ここで食事をしてもいいなぁと思いましたよ。
←茶道具も素敵です
私たちが注文したのは、
金萱茶 300元(約1170円)
金萱茶は、その名の通り、キレイな黄金色をしています。
烏龍茶の一種で、淹れた時にほんのり甘い香りがするのが特徴です。
←最初はお店の女性が淹れ方を教えてくれます
お店の方は、日本語が通じませんが、
これまた身振り手振りでなんとかなるものです(笑)
←聞香杯
聞香杯は、お茶の香りを嗅ぐための茶器です。
最初にお茶の香りを楽しみます。
すごーくイイ香りがしますよ。
んんーーー。おいしい。
すごくフレッシュなお茶の香り。
なんか、こういう時間っていいな。
私たち以外にお客さんがいなかったこともあって、
すごく静かで落ち着いていて。
皆でおしゃべりしながら、のんびりおいしいお茶をすすって。
普段の忙しない生活がウソみたいに穏やかで
すごーく癒される。
←私たちのおしゃべりをおとなしく聞いていたよ
台湾の器は、とても小さくて、
あっという間に飲んじゃうんだけど、
それでも5~6杯ほど飲んでいると、
なんだかんだでお腹がいっぱいになってきます。
歩き疲れも、おしゃべりですっかり取れて。
そろそろ次のお店へと移動することに。
私はこちらのお店で、
すごくのんびりしたような気がしていたのだけれど、
後で確認すると、
美加茶園にいたのは、わずか40分でした。
そもそも性格的に忙しないタイプなのかな(笑)
←屋内からもキレイな景色が見えます
←茶葉の販売もしています
←製茶場
行きに下れば、帰りは当然上るわけで。
こんなに階段急だったっけ?
帰りも来た道を戻っていきます。
←こんな表示、行きには気づいてなかったけど
美加茶園は、指南國小の方へ歩いていくとあります
行きは、お店を探すことで精いっぱいだったけれど、
帰りは帰りで、行きに気づかなかった発見があったりして面白い。