2日目その⑧ 初めてのガチョウ肉 阿城鵝肉で夕食(5月27日)
わずか2泊の弾丸ツアーだった今回。
いろいろ食べたいものはあるけれど、胃袋には限界があるわけで。
その中で、私たちが2回目の夕食に選んだのは。
阿城鵝肉(アーチォンウーロウ)
ガチョウのイラストが特徴的な入口です。
今回、私たちはホテルからタクシーで向かってしまいましたが、
行天宮(ハンティエンゴン)駅の1番出口から歩いて5~6分ほどの
吉林路沿いにあります。
19時ちょうどと、食事時だったことや、
お店の前に人がけっこういて、
入れないかなーと思いましたが、
ちょうどお客さんが出てきたタイミングだったようで。
すぐに案内してもらえました。
ラッキー
←まるで北京ダックのようにガチョウさんが
←店内ところ狭しとお客さんが
日本では、あまり馴染みのないガチョウ肉ですが、
台湾には、けっこうガチョウ肉のお店があります。
これまで1人で入る勇気がなかったり
ガチョウ肉自体が、それこそ馴染みがなくて
入ったことがなかったのですが。
仲間の1人、たかこのリクエストで初挑戦。
←注文票
これに注文する個数を書いてお店の人に渡します
←ガチョウ肉の欄
←麺類やごはんもあります
←スープやシジミ、タケノコ、酸菜など
台湾ではおなじみのおつまみも
この注文票の文字だけだと
何をどう注文すればいいのか、心もとないですが…
←写真つきメニューもあります
←アラカルトメニューも写真付きなので
日本語はありませんが、わかりやすいです
←どれにするか、迷うー
お肉だけだと、さすがに寂しいので、
ほかにもつまめそうなものを
それぞれリクエストして、注文。
出てくるのを待つ間…
待ちきれなかったビール党、
テリーが持ってきてくれました。
ビールはセルフサービスで、
お店の奥にある冷蔵庫から自分で持ってきます。
ちなみに、100元(約390円)を払えば、
ほかのお店で購入した飲み物も持ち込みできますよ。
私たちが、乾杯をしていたら。
隣のテーブルに座っていたおじさんの1人が私たちに絡み始めた。
中国語だったので、何を言っているのかチンプンカンプンだったのだけれど、
なんとなく想像するに、
「おねえさんたち、どっから来たの、日本人!?
おじさんたちと一緒に飲もうよー」的な感じ。
細かいことは違うかもしれないけど、たぶん合ってる。
こういう酔っ払いのおじさんは、世界共通の雰囲気なんですね(笑)
この後も何かと絡んできて、
すぐ近くに座っていたたかこは、
完全にナンパされていたけれど
リアルに言葉がわからないので無視できる(笑)
そのおじさんと一緒に飲んでいた、ほかのおじさんたちが
「すみませんね、こいつ酔っぱらってて。
おい、お前、いい加減にしろ!!ほんとすみません」
なんて感じで、ツッコミを入れる風景もこれまた日本と同じで笑っちゃった。
←取り皿が日本の居酒屋っぽいのもウケる
そんなこんなで、
ビールを飲みながら、おっちゃんたちとのやんややんやに付き合いながら
待っていると…
ガチョウ肉は、鶏肉と同様、さまざまな部位があります。
胸肉、もも肉のほかに、手羽、水かき、頭まで。
上の写真は、胸肉に当たる部分で
メニューでは、前半段とあります。
私たちは、2~3人前 300元(約1170円)を注文。
そして、こちらはもも肉(後半段) 2~4人前 300元(約1170円)
←けっこう量があります
これがねえ、どちらもめちゃくちゃおいしい!!
←左が胸肉、右がもも肉です
胸肉は、まるで脂の乗った鴨を食べているような感じで。
これでいくらでもビールが飲める!
そして、もも肉の方は、
時折、小骨があるので気を付けなくてはいけませんが、
胸肉とは違う、独特のスモークが効いていて、
これまたおいしい。
5人いたので、それぞれ2~4人前ずつのメニューを注文しましたが、
胸肉ともも肉をミックスで乗せた1~2人前 200元(約780円)
というサイズや、
逆に、もっと大人数用の4~6人前 400元(約1560円)というサイズもあります。
ただ、この1~2人前サイズは、胸肉ともも肉がミックスされて乗ってくるのですが、
どちらの量が多くなるか
その日のほかのお客さんの注文量を見て決めるようで、
例えば、胸肉がもっと食べたかったのに、胸肉よりもも肉の方が多かった
またはその逆、なんてこともあるようです。
でもって、食いしん坊の私たちが
肉だけで済ませるはずがなく…
私が大好きな
麻辣血 70元(約270円)
もともと豆腐やプリンみたいな、ちゅるんとした食感のものが好きなのですが、
この麻辣血も、鴨の血を凝固させたもので
(ガチョウの血ではなく、こちらのお店も普通の鴨の血です)、
ちゅるんとした食感です。
日本人の方の中には、見た目ですでにNGな人もいるようですが
見た目ほど臭くもないし、鉄分の味などもほとんどしないので、
麻辣好きにはお勧めですよ。
ちなみに、大きいサイズの120元(約470円)というのもありましたが、
70元でもご覧の通り、十分な量が入っています。
季節の野菜炒め(季節時蔬) 80元(約310円)
季節の~とあるように、その時によって出てくる野菜が変わるようです。
このとき出た野菜の名前はわからなかったのですが、
空芯菜のような、ネギのような味で、
にんにくが効いておいしかったです。
台湾風ソーセージ(杏鮑菇香腸) 35元(約140円)
添えられているのは、生にんにく。
一緒に食べたら、なんだかものすごく精が付きそうです(笑)
このお店の香腸には、エリンギ(杏鮑菇)が入っていて、
それほど、はっきりしたエリンギの味がするというわけではありませんでしたが、
とてもおいしい香腸でした。
←エリンギ以外もいろいろ入ってそう
そして、もう一つ
白いごはんにガチョウ油がかかっている
鵝油飯 20元(約80円)
私は、ビールを飲んでいるとき、一緒にご飯を食べない人なのですが、
全般的に脂っこい料理が多いので、
ちょっとご飯があると、緩和されるような!?
(油がかかっているので、あまり意味がないけど。笑)
ガチョウ油は、ほんのり甘みがあって、
もちろん普通の白飯 20元(約80円)もあるのですが、
これらの料理に合っていると思います。
そうこうして、写真を撮ったり、食べたり飲んだり。
わちゃわちゃしている間に…
←君も一緒に次のお店に行こうよー
って言われてるかはわかりませんが
ナンパされてるのはわかる(笑)
隣のおっちゃんグループが、席を立って。
一緒にいた仲間たちが
「もう、お前いい加減にしろよー
ほんとすみません、ほら、行くぞ!!」
とばかりに、何かと私たちに絡んできたおっちゃんを連れ去っていきました(笑)
←おっちゃん、じゃあねーーー
微笑ましすぎるぜ
←もも肉のスモーキーさがたまらん
←胸肉は骨がなくて食べやすいです
5人でこれだけ食べたら満腹満足。
1皿1皿は、安くて量もそれほど多くなさそうなのですが、
実際食べてみると、けっこうな量で。
もし、これが2~3人のグループだったら、
2種類のお肉と、あと1~2皿頼んだら十分かな、というくらいでした。
ただ、やっぱりお肉だけだと、ちょっと物足りない感じがするので、
ランチにも良さそうだなと思いました。
←お店の人が撮ってくれました
←店内のカウンターでお肉を切っています
また来ようっと。
19時50分。
なんと、たった50分で夕食を食べ終えてしまった私たち(笑)。
阿城鵝肉からすぐ近くにある
勝立生活百貨(ションリーシォンフォバイフォ)へ。
←めっちゃ目立つのですぐわかります
いつも龍山寺近くのお店に行くので、
吉林路にある支店は初めてでしたが、
こちらの吉林路の方が、店舗は大きいようです。
←台湾の日用品が売られています
で、ここでちょっとうれしい発見が!
←2階へ
ここに来る前にもカルフールで買った「黒人」歯磨き粉を発見
よく見ると…
1本 89元(約350円)
カルフールでは、2本159元だったので、
ほんのちょっと得をしました。
なんか、いい気分♪(笑)
(カルフールで購入した「黒人」歯磨き粉については、コチラをどうぞ)
台湾では、お店によって同じ商品でも割引率がけっこう違うので、
どこで買えば一番安いかは、チラシでも見比べて研究しない限り
こればかりは運だと思っているので、
たまたま高いお店で買ってしまっても仕方ないと思っているのですが
やっぱりちょっとでもお安く買えるとうれしいものですね。
それに、逆にカルフールには置いていなかった
私が好きなアップルミント(蘋果薄荷)のフレーバーを見つけたので、
1本追加購入。
これも、私がいつもこの勝立で購入する
饅頭紙 25元(約100円)
要は、クッキングペーパーを四角く切ってあるものなのですが、
肉まんのようなものを蒸すとき、
あらかじめ切ってあるので、とても楽なんです。
ちなみに、今回は…
少し大きめの
蒸籠紙 25元(約100円)
も購入してみました。
シュウマイなどを蒸すときにいいかなーと思って購入してみたのですが、
まさに蒸籠用という感じで、蒸籠にはいいかもしれませんが、
私が持っている蒸し器で使うと、蒸した後に食品を取り出しづらくって。
使い道はほかにもあるかもしれませんが、
個人的には、饅頭紙だけで十分だったな、
って感じになっちゃいました。
でもま、こういうものも、一度試してみないとわからないですもんね。
←布マスクがこんなに!
時刻は、まだ20時すぎ。
もちろん、台湾に来てこれですんなりホテルに帰るわけがありません。
まだまだ買い物、いきますよー。