5日目その⑤ 車埕の池辺で癒しの時間 steam:隠茶でお茶を(2014年12月1日)
13時20分。
集集線の終点、車埕(ヂェアチォン)にいた私たち。
ランチに食べた鶏排が、ちょっとイマイチだったのと
帰りの電車が来るまでに、40分あったので、
休憩がてら、車埕駅の近くのカフェでお茶をすることに
見つけたのは、貯木池に面したカフェ
steam:隠茶(インチャ)だ。
←お店の入口
中に入ると。
普通のテーブル席もあったんだけど、
ここはやはり、せっかくなので…
池を眺めながら、お座敷に座ることに。
一番前の特等席には、すでにほかのお客さんたちが座っていたので、
私たちは、ちょっと後ろめの席に座ることに。
←メニュー
台湾にしては、比較的お高めではあったけれど、
コジャレたお店だったし、
日本のことを考えれば、まあまあといったお値段。
で。
問題は…
←お茶の種類
名前でなんとなく味が想像できる種類もあるけれど、
たぶんこのお店のオリジナルブレンドであろうお茶は、想像するしかない
ちなみに、碁石のように白黒で表示されているのは、
上が茶葉の発酵度合、下が焙煎度合だけれど、
書かれていても、さっぱりわからず(笑)
お店の人に聞いてみてもよかったけれど、
ここはネーミングで決めてみることに。
←私が座った席から見た風景
←左には窓
なんででしょうね、
靴を脱いで座るというだけで、
ものすごい寛ぎ感。
おもわずボ~っとしてしまう
しばらくすると。
お店のおねえさんが、お茶を入れてくれました。
ちなみに私が注文したのは
音楽家 200元(約800円)
名前に惹かれたのと、金萱(ジンシュェン)と書いてあったこともあって、
この種類を選んでみました。
金萱茶というのは、台湾では非常にオーソドックスなお茶の一つで、
なんとも言えない、ふんわりと少し甘みのあるような香りのお茶です。
←茶器もシンプルでかわいいです
←急須の下は
このお店オリジナルの鍋敷き
←コースターもかわいい!
ゆっくりお茶を飲みながら、おしゃべりしてのんびりする午後。
リゾート地ならそういうこともあるけど、
基本、精力的に観光する派の私には珍しいパターン。
台湾は、こういうのんびりできるところも好き
←お茶は黄色に近い色
←茶葉は継ぎ足せませんが
お湯をもらって差し湯ができます
手前はカジンが頼んだ冷泡茶
←飲みやすくておいしいお茶でした
私たちの周りにいたお客さんは、
どうやら中国人だったようで
自撮り棒で自分たちを撮影しながら
ワイワイ盛り上がってて、ちょっとうるさかったので
せっかくの雰囲気が台無しだなぁと思っていたのだけれど。
しばらくしたら、いなくなってくれたので…
←記念写真~逆光だけど~
←窓から見た景色
本当は。
14時の電車に乗って、集集駅にでも立ち寄って帰るつもりだったけど。
なんだかすっかり根が生えて、ついついめんどくさくなってしまい。
このままお茶をしながら15時半の電車を待つことに。
台中を案内してくれた友人、カジンともゆっくりおしゃべりして
お天気はのんびりうららかで、お茶もおいしくて
とても居心地のいいカフェでした
←お店のカード
15時半発の電車を逃すと、さすがに台中への帰りが遅くなってしまうので、
そろそろ…と
お店を出る前にお手洗いに行ったら、
とても良い香りのハンドソープが。
気になって、カジンにこのお店でハンドソープを売っているのか聞いてもらうと…
「駅前のすぐそこのお店で売ってますよ」
え、マジ!?
このお店で売っていれば、買って帰るか
あるいは、なければあきらめようと思っていたのだけれど、
近くのお店にあるとなれば、せっかくなので買って帰りたい!
電車の出発時間を計算してお店を出たけれど、
ショッピングの時間は、計算に入れていない。
←あわてて走っていくカジン
ま、待って――――!!
気持ちはわかるけど、私を置いて行っちゃ
買えないし、電車にも乗れないよー(笑)
隠茶からすぐの場所にあるお店
林班道(リンバンダオ)
店内に入ると…
←かわいい入浴剤と
ボディーローション
な、なぬーーーー!!
めっちゃカワイイお店じゃん!!!
私はこの手のいい香りがするバスグッズが大好き。
わーーーん。ゆっくり見たいけど、電車まで時間がなーーーーーい!!
失敗したーー!!このお店はゆっくり見たかったよーーーー!!
←目的の品
私が欲しかったのは、この天然植萃沐浴シリーズの檜木+薫衣草、
つまり、ヒノキとラベンダーをミックスした香りのハンドソープ。
ハンドソープは220元(約880円)だったので、
とりあえず、急いで買おうとすると…
ボディーローションとのセットじゃないと買えないという。
へ。
だって、そこにハンドソープ220元って書いてあるじゃん。
なのに、なにゆえにセット売り?
ボディーローションはいらなかったので、なんだか納得いかなかったけれど
セットじゃないと売れないと言うので、
もう迷っている時間もないし、いいやと思って同じ香りのボディーローションも一緒に購入。
ボディーローションの方は280元(約960円)でした。
このときは、いらないのに~~と思いながらの購入でしたが
日本に帰ってきてから使ってみると、香りもいいし、なかなかの使い心地。
その後、いろいろ調べてみましたが、
ここのほかに店舗がなく、
台湾内ならお取り寄せもできるようなのだけど、
私のような旅行者は、
2014年12月現在、この車埕にある店舗にまで行って買うしかないようで。
ほかにもいろいろ商品を見てみたかったなぁと後悔しました。
ホントにいい香りなので、なくなったら買いに行きたいなぁ~
←再び駅に向かって走り出すカジン
バスのように
追いかければ待ってくれるのかしらん
←走って撮ってるのでブレブレ
ひいい。
私は走るのが大の苦手。
待って~~~!!
←電車、いる~~
いや~~私、写真を撮りながら、よく頑張って走ったわ!
自分で自分をほめてあげたいです!状態(世代がバレますね。笑)
←集集線の中
一生懸命走ったけれど、
意外と電車が出るまで余裕があって。
ようやく息が落ち着いた頃、電車が出発した。
←車埕駅バイバイ
車埕駅、何か大きな見どころがあるわけじゃないけど、
びんびんにマイナスイオンが出まくりの、癒される場所だったな
←残念ながら集集駅には降りる時間がなく。
リベンジできたらまた来てみたいな