５日目その② 台中駅の行李房、そして集集線の旅（２０１４年１２月１日）９時。
←台中駅・前站の改札台中に住む友人、カジンと台中駅で無事合流。
まずは私の大きなトランクを預けるために
行李房（ハンリーファン）、つまり荷物預かり所に向かうことに。
←この奥に行李房があります台中駅の行李房は、
前站の改札に向かって左へずーっとまっすぐ行くとあります。
←行李房の前にロッカーもあります
←ロッカーの前から、前站の方を見たところで、ロッカーのさらに奥に…
←入口ありました。
行李房。
←営業時間は午前８時～午後８時までここで、荷物やバイクの宅配なんてのもやってるんですね。
で、中に入ると…
←中の様子あら、殺風景。
この奥におじさんが座っていて。
荷物を預けることができました。
荷物を預けるのは、１日何時間でも１７元（約７０円）
安っ！！
（もちろん、日をまたげば、さらに１７元加算されます）
←前站の改札横にあるセブンイレブン
飲み物を購入したら…
←切符の窓口もちろん切符の自販機もありますが、
カジンが窓口で切符を買ってきてくれました。
目的地は、車埕（ヂェアチォン）という駅。
往復で２０８元（約８４０円）です。
台湾には、ローカル支線が３つある。
「平渓線「内湾線」、そして「集集線」。
私は鉄子ではないので、
正直言うと、そこまで鉄道に興味があるわけではないのだけれど。
集集線沿線は、非常にのどかで景色も良く、
また、古い駅舎がたくさん残っていて、見る価値ありという記事を見つけて。
カジンもオススメだというので、
集集線に乗って旅することにしたのだった
台湾で乗る初めてのローカル支線。
ちょっと通っぽいよね。なんちゃって
まず目指すのは、二水（エアーシュイ）駅。
集集線は、台中駅から出ているのではなくて、
二水駅と車埕駅を結ぶローカル線。
まずは二水駅に行って乗り換えだ
←電車がやってきました考えたら。
私、台中駅には重たい荷物を持っているときしか来たことなかったのね。
台中駅には、エレベーターやエスカレーターの類がなくて、
いつも大きな荷物で、ぜいぜい言いながら階段を上り下りしているイメージがあったので、
正直、私にとっては“大変な駅”ってイメージだったけど、
身軽になってみると、なんだか味がある……ような気がする（笑）
←乗りまーす９時２８分。
予定通りの時刻に出発。
台湾鉄道は、けっこう時間に遅れるイメージがあったので、
ちょっとほっとする。
←途中通過した花壇駅途中には、高鉄台中駅に直結している新烏日駅や
彰化駅、田中駅なんていう、見覚えがあるような駅を通る。
ほんのちょっといただだけなのに、
台中の鉄道にも慣れてきたような。
そして、のんびり電車に揺られること、約１時間。
二水駅に到着。
ちょうど向かいのホームに…
集集線が！
ホントはのんびり記念写真でも撮りたかったけど、
カジンがすぐ出発すると思うから！
というので、あわてて乗り込む。
←車内特別な何かがあるってわけでもない
ごくごく普通のローカル電車。
それにしても…
←源泉駅窓、汚っっ！！
車窓の風景を撮りたいと思うけれど、
あまりに窓が汚くて、
窓にピントが合ってしまい、うまく風景が撮れない。
とほほ。
←車窓の風景は、とにかくのどか１１時１０分すぎ。
二水駅を出て４０分ぐらいしたところで。
カジンが突然
「かずちんさん、駅！写真撮って！！」と言う。
←慌てて撮った写真何？何？
すると…
「ココ有名な駅！」
というわけで、よく見てみると…
ああ！！
集集（ジジ）駅！！
１９２２年に建設されたヒノキ造りの駅舎。
１９９９年の大地震で一部破損したものの、その後修復されて
当時の姿を今に留めている。
「降りてもいい？」
せっかくなので、降りて見てみたい！
なんなら、駅の周りも散策してみたい！！
「ダメです。次の電車までだいぶ時間が空いちゃうし、時間がありません。
駅前には何もないので、このまま乗っていきましょう」
がーーーん。
だったら、せめて…
窓の汚れが写らないように
席を立って、開いたドアから撮影。
できたら帰りにでも寄りたいなって思ってたけど、
結局、帰りも時間がなくて降りることはできなかった。
後から調べてみたら、
最近、集集駅の駅前は老街が発展して、
いろいろお店ができているらしい。
降りてみたら、そうでもなかったなんてこともあるかもしれないけれど、
やっぱりちょっと降りてみればよかったナァと
後で後悔しました。
１１時半。
終点の車埕駅に到着。
９時半ごろに台中駅を出たから、
ここまで約２時間かかったことになる。
←集集線電車のラッピングがかわいいね
←ローカルな感じがしますねとてもとてものどかな車埕駅。
いったい、何があるのかな！？
