4日目その④ 鹿港②ノスタルジックな九曲巷&摸乳巷&龍山寺へ(2014年11月30日)




          
←天后宮前の中山路




     
鹿港(ルーガン)をそぞろ歩いていた私たち。

    
天后宮(ティエンホウゴン)の前から九曲巷(ジゥチゥシァン)を目指すことに。




          





     天后宮から九曲巷へは、中山路をひたすらまっすぐだ









        
←中山路を東へ

        
←九曲巷の看板が見えてきました




    看板に従って、右へ曲がると…




          
←鹿港景霊宮

          
←この辺りもにぎわっています




    そして、この通りに…




         





    カジンが調べてきてくれた

    鹿港で有名なお菓子のお土産屋さん

    
玉珍齋(ユーヂェンヂャイ)があるというので、入ってみることに。




        
←右から読むあたり

                                              古さを感じますね




    中に入ると…




         
←肉餅ってなんだろう…!?

         
←蒸しパン的な!?

         
←ケーキかな

         
←アーモンドパイ




    どのお菓子もおいしそうで、買って試してみたかったけれど

    箱入りではなく袋入りで、日本までうまく持って帰る自信がなかったのと

    このあとも観光をする予定で、荷物になりそうだったのでやめてしまった。

    でも、どれもおいしそうで、ほかで見たことのないお菓子もいろいろあったので、

    見るだけでも楽しいお店です









    
玉珍齋を出て、そのまままっすぐ行くと…




        
←この通りの奥に…

        ←ちょっと気になる看板

        ←カラスミ屋さん




    気になる市場が。

    ちょっと見てみたかったけれど、

    早く九曲巷に行ってお昼も食べたかったので、ここは断念。




    それにしても11月も終るというのに、
27℃って!




    そして、この美食市場の向かいに…




         




    あまりに地味で、うっかりすると見逃すくらいのひっそり感で

    
九曲巷の入口があった。




        
←入口の足下にあった説明書き

                                              残念ながら中国語がわかりませんでしたが…

        ←狭い道を入って行きます

        
←道しるべも味があります

        




    ぶっちゃけ、思っていたより
普通の裏道でしたが(笑)

    煉瓦の壁、道、古い道しるべと、ノスタルジック。




        

        

        




    何か特別なものがあるわけではない。

    ただの道。

    ただ、絵になる。




          
←こんな説明書きがあったけど

                                                相変わらず中国語が読めず

          ←扉も味があります


          
←こんな感じなのね

          

          

          




    
十宜楼というのは、向かい合う建物をつなぐ渡り廊下のような建築。

    昔、ここに文化人が集まり、酒をたしなみ、月を愛で、歌を詠んだのだとか。




           
←十宜楼

           
←ここにも




    そして、下を見ると…




          




    ちょっと見づらいですが、

    この先、
車埕古道に続くんですね。




         
←私はマンホール女子ではないですが

                                               これはかわいいですね。


         
←玉渠宮









        
←こんな表示を発見




    次なる目的地、
摸乳巷(ムォルーシァン)まであと150メートル

    矢印の先には…




        
道端に大木(笑)

        
←大将爺

                                              台湾はホントに廟が多いですね


        
←地元感あふれるバイクカー

        




    道しるべは多いものの…




         
←なんもない…




    
ホントにこっち!?

    って感じの、到底観光地とは思えない道。

    たぶん、私一人だったら萎えてたと思うわ。




    が、しかし……




         
←足元に…




    あと
50メートル




         
←この道を臆さず行くと…

         
←向こうからバイクカーのおじさんが




    ネギをしょった私たちを見つけたおじさんが、

    奥の方からやってきて、台湾人の友人カジンに声をかける。




    カジンが私に
「乗ってみたい?」と聞くので、

    私は即答。

    
もちろん乗ってみたいに決まってる!

    足も疲れたしね(笑)




    おじさんには、私たちが
摸乳巷を通るのを待っててもらうことに。




         




    着いたー。

    
摸乳巷

    ちなみに、摸乳巷という名前は、

    
女性とすれ違ったら胸がついちゃうねって意味だそうで。

    ちょっとエッチっぽいね(笑)




        
←入りまーす

        
←狭いけど、そこまでではないような!?

        
←撮っておかないとね

        
←落書きだらけ




    普通に歩けば、
1分とかからないくらいの道。




         




     
ただ狭いってだけの道だけど、なんだかちょっと面白い(笑)




           
←私の後ろ姿(笑)

           




    摸乳巷を通り抜けると…




           




    通り抜けた先で、さきほどのおじさんが待っていました。

    ひゃほーい!




        



     ここからは、おじさんのバイクカーで観光。

     風は気持ちいいし、足は楽チンだし、

     
楽しいな~!!









        
←よく見ると自転車のペダルが              

                                     もともと普通の自転車だったものを

                                     “電動”に改造したようです




    さて、てっきり私はこのまま天后宮の方へ戻るものと思っていたのですが…




        




    古いお寺。

    ここは…??




    
「龍山寺(ロンシャンスー)ですよ。

     
台湾の1級古蹟にもなっているんです」




    へええ。

    ただの古いお寺じゃなかったのね。

    調べれば、1653年に建立され、1786年に今の場所に移されたんだとか。




    
龍山寺という名前のお寺は、台北にもあるけれど、

    台湾には5か所あるんだそうで、

    ここはその一つ。

    鹿港の人たちは、みんなココにお参りに来るんだとか。




    というわけで、

    おじさんに勧められるがままに、中を見学することに。




         
←山門。

                                      古さがうかがえる雰囲気です


         
←正殿




    山門をくぐると、すぐに正殿。

    この正殿に近づいて、よく見ると…




         
←正殿の門から

                                               後ろに控える後殿が見えます


         
←美しい龍の柱

         
←窓の透かし彫り

         
←美しい欄干

         




    ただ古いというだけではない美しさ。




         
←後殿をバックに

         
←パワーを感じる老樹

         
←樹齢210年だそう




    さて、北極殿とも呼ばれ、北極大帝を祀っているという

    後殿へ




         

         
←香炉もカッコイイ

         
←後殿にお参りする人々




    ぶっちゃけ、地味と言えば地味なお寺だけれど、

    個人的には、鹿港で一番最初にお参りした天后宮より雰囲気が好き。




    古いお寺ならではの丁寧な職人仕事が光る造りで

    素朴な感じ。

    天后宮が、鹿港の顔のようなお寺なら、

    この龍山寺は、地元に愛される地元のお寺、って感じ。

    (天后宮については、コチラをどうぞ)




         
←バイクカーのおじさんが

                                               2人で撮ってくれたんだけど

                                               なぜこのサイズ、画角なのかはナゾ





    山門の方へは戻らず、

    後殿の横にある出口から外へ出ると…




        
←出口を出たとこの風景も素朴

        
←おじさんが待っててくれました




    時刻は間もなく
14時半

    こりゃお腹がすくはずだよ!

    さあ、
ようやくお昼ごはんだー!




         
←九曲巷&摸乳巷&龍山寺周辺地図