3日目その⑧ 一福堂のお土産と鍋大爺の食べ放題火鍋(2014年11月29日)
本当は。
この日、台中で行ってみたい火鍋のお店があった。
それは、前年初めて台中に来たときに行った火鍋屋さん
鼎王麻辣鍋と並び称されるお店で、
鼎王麻辣鍋が、それはそれはおいしかったので
ぜひそのもう一つのお店に行ってみたかったのだ。
(鼎王麻辣鍋に行ったときのことは、コチラをどうぞ)
だけど…
「今日の夕飯は、もう予約してあります。
鍋のお店です」
と、台中に住む友人、カジンが言う。
え。あ、あれ!?
実は。
この年の私は、例年にないくらい
仕事がめちゃくちゃ忙しくて。
細かい希望をカジンに連絡する余裕がなくて、
この日の、その火鍋のお店に行きたいという希望も
カジンに事前に伝える余裕がなくて、
まあ、台中に来てから言えばいいか、くらいに思っていたのだった
けど…
もしかして、以心伝心!?
「鍋じいさんのお店ですよ」
あ、、、、、
「鍋じいさんのお店」というのは、
まだカジンと知り合ったばかりのころに
カジンと知り合うきっかけとなった共通の友人に教えてもらったお店で。
私は以前台北にあるそのお店に行ったことがあったのだった。
(そのときの様子は、コチラをどうぞ)
がーん。
私が行きたいと思っていたお店とは違うし……
でもまあ、私の記憶では、
少なくとも台北の鍋じいさんはおいしかったし、
せっかくカジンが気をきかせて予約してくれたのだから
好意を無にするのは忍びない。
本当は、違うお店に行きたかったけど
今回は鍋じいさんに行きますか
カジンがその鍋じいさんのお店
鍋大爺(グオダイイエ)を予約してくれたのは
18時半。
あいにくの天気で
高美湿地で期待したような夕日が見られなかった私たちは
17時すぎには高美湿地をあとにしたため
ちょっとだけ時間が余ってしまった。
←帰りの車窓から見た
高美湿地
次回は、夏に来よう!
すると、相棒のつかぽんが…
「時間があるなら、私、一福堂ってお店に行ってもいいですか!?
実は、昔、台中に住んでいた友達に、レモンケーキを頼まれてて…
カジンくん、一福堂って知ってる?」
「一福堂(イーフータン)……、知りません…」
つかぽんの頭の周りに
「あれ、そうなの!?」という空気が流れる。
「その友達が言うには、
台中にいたときいつも買って食べてたって言うんだけど…」
「う~ん。知りません…」
というわけで、タクシーの運ちゃんとともに
ネットを頼りに最寄りの一福堂を探すことに。
結局、高美湿地から40分ほどかけて
一福堂を発見
(そもそも高美湿地そのものが台中市内から遠いのですが)
ちなみに、私たちが連れていってもらった一福堂は
台中市の西屯区にあるお店で、
環中路三段と中港路二段が交差する
西屯二の近くにあった支店で。
台中市の中心部からは少々外れたところにあったのだけれど。
(と言っても、私たちが泊まっていた逢甲商圏の近くではあるのですが)
つまりは、何が言いたいのかというと。
私もつかぽんに教えてもらうまで知らないお店だったので
人のことは言えないのだけれど、
それでもなぜ地元の人が知らないのか不思議になるほど
一福堂は、台中では有名な老舗の菓子店で。
犬も歩けば…
という例えも、それほど大げさじゃないほど
その後、私たちは台中駅前をはじめ
いたるところで一福堂の店舗を見かけた。
いずれにしても、つかぽんにはあまり時間の余裕がなく
見つけたときに買っておくにこしたことはない。
早速お店の中に入ることに。