3日目その⑥ 通すぎるホテル、逢甲ウォーカー(2014年11月29日)




     なぜ、そのホテルにしたのか。

     まずは、予算的な都合があった。

     
日月潭で1泊3万8000円する雲品酒店で贅沢する代わりに、

     ほかの日のホテルは、なるべく安く済ませようと思ったこと。




     それから、前回台中に来たときに行きそびれた

     
逢甲夜市(フォンジャイェスー)に行ってみたかったので、

     できれば、
逢甲夜市の近くに宿を取ろうと思ったこと。




     そして、私たちがホテル選びで迷っていたとき、

     イマイチ台中市内の距離感が掴めておらず、

     今回選んだ
逢甲ウォーカーであれば、

     地図的に逢甲夜市から近そうだったこと。

     (名前にも“逢甲”ってつくし)




     さらに、

     
「台中市内であれば、どこでも僕が案内してあげるから大丈夫」

     と言う、台中に住むカジンの言葉に大船に乗ったつもりで

     私たちはそのホテルを選んだのだった。









    が。




         
←タクシーの運ちゃんと

                                        カジンが地図とにらめっこ




    
14時50分。

    私たちは道に迷っていた




    
1泊6143円。

    2人で割れば、
1人3000円あまり。

    格安ホテルの逢甲ウォーカーは、名の知れたホテルではない。




    もちろん、私も東京中のホテルを知っているわけではないので、

    カジンや運ちゃんだってそうだろうけれど、

    地図を見せても、見当もつかないとは……




    心の中で、私はかなり焦っていた。

    お昼ごはんを食べていなかったから、

    ホテルにトランクを置いたら、すぐランチに行きたいと思っていたし、

    その後も、行く予定にしている場所があるのだ。




    すると…




         





    
「これ食べてください」




    
!!!!




    
楊清華潤餅

    潤餅(ルーピン)ではないですか!!!




    うわーーーん。

    
カジン、気がきくぅ~~~!!!




    楊清華潤餅の潤餅は、前回台中に来たときも

    カジンがおごってくれて、

    それはそれはおいしかったのだ

    (前回、食べたときの様子は、コチラをどうぞ)




        
←1本でもずっしり重みがあります




    タクシーの中で食べるのははばかられたけど、

    まるで自分の車のように、カジンが
「大丈夫大丈夫」と言う。

    実際、運ちゃんもまるで気にしない様子。




    というわけで、早速。




    んーーーーー!!

    
やっぱりおいしーーーーー!!

 


        
←あんまりキレイな断面じゃなくてすみません




    ひき肉ともやし、キャベツ、ピーナツ粉、青のりなどがたっぷり入って

    ボリューム満点。

    私は、ほかのお店で潤餅を食べたことがないけれど、

    
このお店の潤餅が最高だと思う。









    カジンが買っておいてくれた潤餅のおかげで

    お腹が満たされたこともあって、

    ちょっと気持ちも落ち着いた。




    ホントは、新しく台中のランチ店を開拓したかったけれど、

    それはまた次回来られたら、かな。




        
←新しいBRTの駅

        
←ホテルの近くにあった

                                              至善国民中学





    結論から言えば。

    2014年11月現在、台中にはMRTもなく、

    そして、台中の中心を通るBRTの駅は、

    まだ正式開通しておらず(試運転はされていました)

    もし、BRTが無事開通したとしても、BRTの駅からはかなり距離があり

    (徒歩だと20~30分くらい)

    でもって、
ホテル、逢甲ウォーカーは非常にわかりにくい路地にあった。




    カジンがいたからたどり着いたけど、

    中国語のわからない私たちだけだったら

    このホテルにはたどり着けなかっただろうな。




        
←入口




    
入口、わかりずらっっ!!!

    ココに来てからわかったのだけれど、

    どうやら、ココはもともとアパートで、

    それを改造して(というか、あんまり改造されてないけど)

    ホテルとして経営してるっぽい。




          
←入口にあるフロント




    
スタッフは、当然中国語しか話せず、

    今回、私たちは、エクスペディアというサイトで探したのだけれど、

    どうしてココがエクスペディアの検索で引っかかったのか、

    不思議なくらいだった(笑)




    で。

    私たちは、写真を撮る間もなく、

    部屋にトランクを置いて、

    すぐに次の目的地へ急ぐのだけれど。




    夜、ホテルに戻ってきてから撮った写真で、

    こちらの逢甲ウォーカーをご紹介




        
←入口には「珍愛逢甲」とあります

                                              台湾人の方向けには

                                              「珍愛逢甲」となっているようです

        
←エレベーター

        
←ホテルの廊下

        
←住所がホテルの部屋番号

        
←ドアはこんな感じ




    そして、中に入ると…




        





    クローゼットはないので、

    ドアの内側にハンガーが。

    そして…




         
←入ってすぐ右手にバスルーム




    まあ、お値段なりのバスルーム。

    しかし、これ、間違いなく
シャワー浴びたら、トイレびしょ濡れだね。




       





    部屋もかなり狭くて、トランクを2つ広げるのは、なかなかな感じ。

    ただ、この部屋の良いところは、

    シーツなどの
布団類が清潔だったこと。




    いろんな意味で、衝撃的なホテルではあったけれど、

    置いてある備品が清潔なのはよかった




        
←いちおアメニティもあります

        

        ←ウォーターサーバーが

        ←ドライヤーもありました

        ←ちゃんと無料のWifiが完備

                                              台湾はこういうところがイイ!




    そして、部屋にはこんなものも…




         

         




    キティちゃんランプ。

    私たちはいいけど、

    ココ、男性は泊まらないのかしら!?









         
←再びタクシーをキャッチ




    
15時40分。

    再びタクシーを捕まえ、次の目的地へ。




    台中駅からホテルまで、

    せいぜい20分から30分もあれば十分だと思っていたので、

    なんだかんだで
50分近くかかったのは誤算だった。

    (迷わなければ、30分もあれば十分だと思います)




    おまけに、

    高鉄台中駅から、台鉄台中駅に出るのも

    電車の遅延で遅れたし、

    カジンとの待ち合わせもうまくいかず、

    想像していたより、かなり予定が押している。




    そして、この後の予定もまた

    おもわぬ誤算に見舞われるのでありました。

    つづく。