6日目その② 阿宗麺線の衝撃で玉林雞腿大王へ(10月22日)




         
←いつもの西門町へ




     今回の旅の最後となるランチ。

     私は日本で旅の計画を練っているときから、

     何を食べるか、心に決めていた。




     私の旅行記を昔から読んでくださっている方の中には、

     
西門町というだけで、うすうす勘付いている方もいらっしゃるかもしれません。




     そうです。

     初めて台湾に来て出会ったときから

     必ず食べているあの麺!!




        
←いつもの通りを入っていくと…

        ←いつものように看板が見えました。




    
阿宗麺線(アーゾンミェンシェン)

    B級だけど、素朴でやみつきになるこの麺を

    旅のラストの食事にしようと思っていたのだ。




    このときまでは。









         





     見慣れた光景の
阿宗麺線の店の前。

     ここにはイートインスペースはなく、

     置かれたイスに座るか、立ち食いで済ませるのが通例




         
←営業時間

         
←価格




    価格も2年前の2011年に来たときから変わってなくて

    なんだかほっとしてうれしい




          
←カウンターで注文します




     幸いこの日は並ぶことなく、すぐ注文することができた。

     そして、私は
異変に気が付いたのだ。




         
←よく見ると異変が…




    麺線をよそってもらっている間。

    あれ?

    と、思いつつ、自分の目をおもわず疑ってしまった私。




    みなさんは、異変にお気づきになりましたか?

    わからない方は、コチラをよくご覧ください。




          
←阿宗麺線に異変が…




    お気づきの方、そうです。その通りです。

    お気づきでない方は……

    ぜひ、2年前の写真と見比べてみてください。

    (2年前の阿宗麺線の写真は、コチラをどうぞ)




    そして、もう一度、こちらをご覧ください。




        




    
パクチーが………




    
バジルになっとるやんけーーーーーー!!!!!




         
←衝撃としか言いようがありません




    2003年に初めて台湾に来てから、早10年。

    今回で
6回目の台湾6回目の阿宗麺線




    価格が多少上がったりすることはあったけれど、

    場所もスタイルも器も、そして、味も

    ずっと変わりなく阿宗麺線の味だった。




    なのに………

    
どゆことーーーーーー!!!




         
←衝撃と器の熱さで

                                   自撮りもうまく撮れません





    いつものかつおの香りとともに立ち上るバジルの香り。

    ど、どんなもんだろか……




        




    うん。

    
パクチーの方がいいね。




    麺もスープも変わりないけれど、

    トッピングがバジルになったというだけで、全然パンチが違う。




    中にはパクチーが苦手という人もいるので、

    好き好きだとは思うけれど、

    私は、断然パクチーの方が好き。




    う~ん。残念。




         
←麺のおいしさは相変わらずなんだけどね




    ちなみに、どうしてバジルになったのか

    帰国後調べてみたけれど、よくわかりませんでした。




    私が台湾に行ったあとに台湾に行った友達によれば、

    トッピングは
バジルではなく、通常通りパクチーだったそうで、

    たまたまパクチーが手に入りにくい時期だったのか、

    それとも違う理由があるのか、よくわからなかった。




    次行くときは、パクチーだといいなぁ~。









    バジルの衝撃で、

    なんだかモヤモヤとした不満がたまってしまった私。




    もちろん、けしてまずかったわけではないし、

    お腹もそれなりに満足したのだけれど、




    
これが旅の最後の食事でいいのか!?




    という、妙な疑問が頭をもたげてきて。

    おもわず西門町をウロウロ。




    新たなラストミールを見つけるべきか、

    でも、お腹がすいているわけでもないのに、

    これ以上食べていいのか……




    
食べるべきか、食べざるべきか

    
それが問題だ……




    私は、ハムレットのごとく悩みながら、

    西門をウロウロしていた。




           
←鴨肉扁

           ←このお店も前から気になってるのよねー




    結局、悩みに悩んで…




           
←この看板が目印




    同じ
西門の中華路一段にある

    
玉林雞腿大王(ユーリンジートゥエイダーワン)にトライすることに!




         
←入口はこんな感じ

         ←ちなみに隣は日サロ




    入口が狭いうえに、少々奥まっているので、

    なんとなく1人で入りづらい雰囲気。




         
←奥に席が見えています

         ←逆側には竹林も





    思い切って中に入ると、

    お店のおばちゃんが、席を指すので適当に座った。




        
←中から入口を見たところ

        
←けっこうテーブル席があります




     
12時すぎなのに、けっこう空いているなぁと思ったら。

     このあと、ドドドとサラリーマンが入ってきて

     あっという間に席がいっぱいになった。

     入ったタイミングが良かったわぁ~。




         
←注文票




    思った以上にメニューがあって、

    おもわず迷ってしまったけれど、

    ここはやはり、ブレずに

    店の看板メニューである
雞腿飯を頼むことにする。









    待っている間に、気が付いたことがあった。




         




    お店の真ん中あたりに

    
「湯請自取」と書いてあり、

    どうやらスープが置いてあるらしい場所が。




    最初は、ドリンクバーのように

    注文した人がセルフサービスで取りに行くのかな

    と思ったんだけど、

    お客さん、みんなが取りに行くので

    勇気をもって見に行き、お店の人にジェスチャーで聞くと、

    お椀にスープを注ぐジェスチャーで返ってきたので

    私もスープをお椀によそって戻ってみた。




         
←スープはこの中に!

         
←透明なスープ




    スープの中には、冬瓜が入っていて、

    チキンの優しい味。

    
おいしい




    そして…




         




    キターーー!

    
雞腿飯 120元(約410円)

    ちなみに、右下のお茶は…




         
←冬瓜茶




    
冬瓜茶 20元(約70円)

    ちょっと甘みがあります。

    お茶は無料じゃないのね。




    で。

    肝心の
雞腿飯の方はというと…




         
←雞腿

         




    鶏肉とご飯が別盛りで、かなりの迫力。

    た、食べきれるかな




         
←一切れが私の顔ほどの長さがあります




    
お、おいしーーーーーー!!

    めちゃくちゃおいしいんですけどーーー!!




         
←衣が薄い!




    
皮がパリッパリで、お肉がジューシー。

    やばい。

    
全然食べられちゃいますけどーーー!!




        
←皮のパリパリ感

                                                  すごいよ!




    でもって、意外だったのが、このご飯。




        




    ご飯の上にわずかに乗ったお肉。

    これがねぇ~
めっちゃおいしかったんですよ!!




    台湾の国民食、
魯肉飯。

    お肉の量は、けして多くないんだけれど、

    しっかりご飯に味がしみて、めっちゃおいしい。




    う~ん。あなどれないわー。




          




    結局。

    ご飯の付け合せだった青菜がちょっと苦手だったので、

    お肉とご飯は完食。

    付け合せはちょっとだけ食べて、
大大大満足

    そして、
大満腹。




    このお店もリピート決定リスト入りだな