4日目その⑤ 九份でのんびりSIIDCHAでお茶をする(2013年10月20日)




    
15時45分。

    
九份(ジウフェン)に到着。




    前回、
九份に来たときは、電車とバスで来たので、

    九份の麓に到着したけれど、

    今回は、タクシーで一気に山頂の方まで来たので、

    入口が違うだけでなんだか不思議な感じ。

    (前回九份に行った時の様子は、コチラをどうぞ)




          
←「天空の城」という名前のカフェ

                                          今は「水心月茶坊」という名前に

                                          変わったそうです





    この天空の城から、軽便路を入って行くと…




         
←昇平戯院




    その昔の映画館、
昇平戯院(ションピンシーユェン)が!




    ちょっとびっくり。

    2007年に九份に来たときは、

    この昇平戯院の看板は、

    台湾映画界の巨匠、候孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の名作

    
「恋恋風塵」だった

    (2007年に来たときの九份の様子は、コチラをどうぞ)




    その上、当時は閉館となって閉じていた扉が開いて、

    以前来たときは、閑散としていた昇平戯院の前は、

   
 観光客でエラいこっちゃなことになっている。




    
ひょえーーー




    でも、せっかくなので、私たちも昇平戯院の中に入ってみることに。




          
←2013年10月現在、

                                       看板はまったく違うものに。

                                       以前は「恋恋風塵」の看板が

                                       とても味があって良かっただけに

                                       ちょっと残念





    ちなみに、中に入るのは
無料




         
←昔のチケットカウンター

         
←「悲情城市」のチラシ

                                               もう一度見たくなっちゃうね

                                               今見たら、全然印象が違うんだろうなぁ!


         
←ここに「恋恋風塵」のポスターがありました

                                      どうせなら看板も変えなきゃよかったのになぁ!

                                      (しつこい!?笑)





    さらに中へと入っていくと…




         
←昔の物販カウンターが

                                      氷が売られていたりしておもしろいね





    そして、一番奥には…




         
←暗くてわかりづらいですが

                                               客席です





    うわー。

    これは
映画ファン的にはたまらん!!




    すっごく味のある客席とスクリーン。

    まるでニューシネマパラダイスの世界みたい

    しかも…




          
←その昔の映写機




    うっわー。すっごいの残ってるなー!!

    触ってみたーい!!

    (触っちゃいけませんのでご注意ください)

    もうミーハー心くすぐられまくり!!




    正直言えば、九份は1回来たことあるし

    みんなが行ってみたいと言うから来たみたいな感じだったけれど、

    時を置いてまた来ると、それはそれで新しい発見があったりするものだなぁ!




          
←「悲情城市」をリアルタイムで

                                       見ている世代としては

                                       こんな写真もたまらない










         
←昇平戯院のすぐ隣にある

                                         巴夏喀という革製品のお店

                                         多くのお客さんでにぎわっていました


         
←巴夏喀の隣にある茶芸館

                                         九戸茶語

                                         中に入ってないので、入ったら違うかもだけど、

                                         茶芸館というよりは

                                         観光地にあって大型バスの観光客が立ち寄る

                                         食堂的な雰囲気だったなぁ




    さて。

    この昇平戯院、

    
九份と言えば、ココ!!と言っても過言ではない、

    あの、階段の真ん中にある。




         




    そうです。

    この階段です




    もうすっかり観光名物になっていて、

    写真を撮る人々が待ち受けていて、

    記念写真を撮るのも一苦労。




    ひえー。




    しかも、よく見ると…




        





    階段のふもとに、
新しいタピオカドリンクのお店ができるようなんだけど、

    ガッツリ
日本語の雰囲気ぶち壊しイラストを描いている真っ最中




    さらに、右には観光地におなじみの
顔くりぬき立て看板




    
やーーめーーーてーーーー




    普段なら、顔を入れて撮影しちゃう私だけど、

    昔の面影を残しているこの階段だからこそイイのであって、

    さすがにガッカリもいいところ。

    なんだかなぁ~~




         
←階段を上っていきまーす




    そうは言うても、やっぱりココは観光のメイン。

    とりあえず上っていく。




        
←悲情城市の撮影が行われた

                                        茶芸館


        
←「千と千尋の神隠し」の

                                        モデルになって

                                        さらに有名になりました




    階段はとても狭い。

    2人通るといっぱいの幅で、

    それが味でもあるのだけれど、

    こうも観光客が多いと、

    写真も撮りにくいし、なんともはやという状況。




    私もその観光客の1人なので、誰かを責めるような話ではないのだけれど、

    落ち着いた雰囲気が良かっただけに、

    あまりに観光客が増えているのには、ちょっと辟易した




        
←と言いつつ、写真も撮るんだけど(笑)

        
←逆光…




    さて。

    上まで上ると…




         




    ひえー。

    
進めない!




    狭い道の両側に様々なお店が並んでいて。

    これらのお店を見るのも楽しみなんだけど、

    まーーーーとにかく人が多い!!




         
←前回来たときに立ち寄った

                                                   九份茶坊の写真を撮ろうと

                                                   人がどくのを待っていたけれど、

                                                   いつまでもどいてもらえず断念(涙)

         
←グアバジュースのお店

                                                   生ジュースでおいしそうでした





    が。

    ここをまっすぐ通り抜けると…




         





    やっぱりこの眺めがいいよねぇ




    この日は曇って、

    あまり天気は良くなかったのだけれど、

    やはりココからの眺めは好きだな。

    正直、人の多さにうんざりしていたけれど、

    この眺めにちょっと心が癒された。









    
16時。

    このままココで夕日を見ていてもよかったけれど。




    まだ日が落ちるまで時間がありそうだったのと、

    少し外が肌寒くなってきたのと、

    みんな少々お疲れ気味だったので。

    どこかに入って休憩しようということに。




    そこで。

    この展望エリアのすぐそばに、

    前回来たときにはなかった、新しいカフェを発見。

    なんとなく雰囲気も良さそうだったので、

    入ってみることにした。




        
←入口




    
SIIDCHA

    1階はショップになっていて、2階と3階がカフェになっていた。




        
←SIIDCHAから

                                                 私たちが先ほどまで景色を眺めていた

                                                 展望台の様子がうかがえます





    店内は少々狭くて、

    ほかのお客さんもけっこういたりして、

    写真を撮るのはためらわれて断念。




    昔ながらの茶芸館のような感じではないけれど、

    素朴でウッディな雰囲気がなかなかよかったです




    しかも、コンセントがあって、

    携帯の充電がギリギリだった私には、非常に助かりました。




        
←ドリンクメニュー

                                        読みづらいですが

                                        中国語に日本語が併記されているので

                                        わかりやすいです


        
←お粥やサラダ、オートミール、

                                        アイスクリームなどのメニューも





    ヘルシーな食事メニューもかなり心惹かれたけれど、

    お昼ご飯がまだお腹に残っていた上に、

    九份から台北市内に戻ったら、

    さらに夕飯を食べる予定でいたので、

    ココでの食事は断念。(←当たり前だ!笑)




    ホント、台湾は、あまりに誘惑が多すぎて、

    
どうやってお腹をすかせるかが、課題よねー!!




    と、いうわけで。




         




    
フルーツティー (玟瑰田園) 160元(約540円)を注文。

    ほんのりローズヒップのような香りがするお茶でした。




    そうこうしているうちに…




         




    日が沈んだのか、沈んでないのか、

    よくわからない微妙な感じのまま、マジックアワーに突入。




    まあ、九份はえてしてカラっと晴れ渡るような場所ではないので、

    仕方ないね。




    このまま待っていても、キレイな夕日は見られそうにないので、

    休憩を兼ねた夕日待ちは、あきらめて。

    そろそろ帰りの時間もあるので、

    店を出て、九份をぐるっと散歩して帰ろうということに。









        
←薄暗くなってきて

                                        町はイイ雰囲気に




    ちょっとずつ暗くなってきた九份は、

    ちょっとだけど観光客が減って、ちょっとだけお昼よりイイ感じ。




    前回九份に来たときは、夜までいなかったので、

    こうやって少し午後の遅めの時間に来て、

    
日が落ちるまでいるのも悪くないな、と思いました。




        
←逆光とわかってはいるけれど

                                          撮らずにはいられないのであります


        
←味がありすぎる

                                                  九份の民宿




   さあ、夜の九份を散策してみますか