2日目その⑤ 彩虹眷村の進化に驚き(2020年2月15日)




    
11時20分すぎ




    台中のホテル、
1969ブルースカイホテル(1969藍天飯店)に

    荷物を預けた私たち。




    日本語が話せるホテルスタッフにお願いして、

    タクシーを1台手配してもらい、出かけることにしました。




    2020年2月現在、

    台中にはバスと台鐵以外の公共交通機関がなくて、

    今回、初めて台中に来る相棒のちかちゃんと

    
あちこち行くにはタクシーが便利だろう

    という判断になったのです。




    ちなみに、今回
タクシー4時間で2300元(約8740円)。

    
前もって、オプショナルツアー会社などで予約しておいた方が

    
安く済んだなぁと、ちょっとだけ後悔。

    まあ、こういうことも旅のお勉強ですね。










        

        ←出発でーっす




    運転手さんは中国語しか通じませんでしたが、

    ホテルのスタッフさんが、

    あらかじめ行きたい場所を伝えておいてくれていました。




        
←IKEA発見




    こうしてタクシーに乗ること
約30分




        




    
11時55分。

    最初の目的地、
彩虹眷村に到着。




    ていうか…

    
彩虹眷村ってこんな感じだったっけ??




    
私がこの彩虹眷村に来るのは、今回が2回目。

    初めて台中に来た2013年以来、7年ぶりです。

    (2013年に台中を訪れたときの様子は、コチラをどうぞ)




    これは後からわかったのですが、

    2013年に来たときは

    別の入口から入ったので、余計に違う場所のように感じたのですが、

    それにしても、記憶とまったく違う景色。




    
彩虹眷村は、

    
黄永阜(ホアン・ヨンフー)さん

    通称、
彩虹爺爺(=虹のおじいさん)と呼ばれる人物によって、

    かつての弮村(軍人村)があった住宅地に

    壁画アートが描かれたのが始まりです。




    この黄さん、2020年2月現在、

    
96歳で現役




    さすがに一時のような勢いでは描かなくなったものの、

    今でも絵を描いているそうです。




    だから、見たこともない絵ができていたんですねー。

    これからも、黄さんには元気で絵を描いてほしいです。




        
←「永結同心」

                                              中国語で「末永くお幸せに」

                                              という意味だそうです。

                                              
これを見ただけで幸せになれそうですね

        

        ←「天生一對」は2人がお似合いであること
         
                                              左の「金榜題名」は

                                              合格することだそうです

        




    
彩虹眷村の見学は無料です。

    奥の方へと進んでみましょう




        
←このとき新型コロナウイルスが

                                     少しずつ世界に広がり始めた頃で

                                     このとき私自身はなんとも思っていませんでしたが

                                     台湾の政策がいかに早かったか

                                     よくわかります


        

        

        

        




    大きく
彩虹村と書かれています。




    そこに、なぜかいたのが…




        




    
なぜかギターをかついだアイアンマンが…




    最後まで、なぜここにアイアンマンの姿でいるのか

    謎のままでしたが、

    虹の村には、いろんな人が訪れるのですね。




        
←簡単な村の地図がありました

                                              これも前回来たときには

                                              なかったものです





    村に入って
Aの故事館(ストーリーハウス)から見ていきます。




        

        

        

        
←写真を頼まれたので

                                     撮ってあげたら、私たちも撮ってくれました


        
←壁画、かわいー

        

        
←黄さんのプロフィール

                                     日本語でも書かれています


        




    ここへ来ると、
フランスのシャルトルにある

    
ピカシェットという建物を思い出します。




    ちょっとずつ描いていった絵、

    年月の積み重ねが、美しいアートを生み出して。

    人の創造力ってすごいなぁってしみじみしちゃう。

    (2005年にピカシェットに行ったときの様子は、コチラをどうぞ)




       

       

       




    ココまで来て、見覚えのあるエリアに来ました。

    地図上では
Bの爺爺的家(おじいちゃんの家)と

    
Dの藝彩本舗(ギフトセンター)の間の入口です。









        
←中に入りました

        

        





    絵を見ていると、

    
そういえば、こんな絵や字もあったなぁ

    と思い出すものもあれば、

    
こんな絵あったっけ??

    と思うものも。




    でも、やはり7年前とは決定的に違っていたのが…




        
←ギフトショップができていました




    わあ。びっくり

    
ギフトショップができてる!!




    ノートやはがき、折り畳み傘、ペン、扇子といったものが売られていました。




    すっかり有名観光地となったんだなぁ
    
    と、なんだかしみじみ。




    正直言うと、最初見た時は

    商売っ気が出たような気がして

    ちょっぴり、むむっと思ってしまったのですが、

    後からよく調べて考えると

    彩虹眷村のギフトショップは、黄さんのご家族を中心に運営していて、

    そもそも、無料で開放しているため、

    
売り上げは彩虹眷村の維持費に充てられているとか。

    心の中で、商売っ気が出たなんて思ってしまってごめんなさい、

    ってそっと謝りました。




    ギフトショップは後で見ることにして、

    先に見学してしまうことにしました。




        
←この辺りも見覚えがありませんでした

                                              
「貌美如花」は花のように美しいという意味だそうです

        
←この人形も初めて見たー

        
←一緒にシェー




    さらに、こんなグッズも発見!




        




    
顔をはめこんで撮影できる、記念撮影用のボードです。




    私は「貌美如花」の言葉を選びましたが、

    ほかにも、この彩虹眷村に描かれている四字熟語が書かれたボードが

    あちこちに置いてあって、

    観光客の皆さんが、それを使って自由に記念撮影を楽しんでいました。




    大人がこういうのをやるのって、

    日本ではちょっと気恥しかったりもしますが

    少なくとも、彩虹眷村では皆さん、大人も子供も楽しんでいて

    そういう工夫が新たにされているのも

    素敵だなぁと思いました。
 



        
←ふくろう?うさぎ?かえる?何だろう?

        

        

        




    そして、ぎっしり壁一面に絵が描かれた路地を抜けて

    ようやく気が付きました。




        


        




    そっか。

    
前回来たときは、

    
こちら側の入口から入ったんだ(←気付くの遅い。笑)




    そして、前回入った入口、

    地図上では、
嶺東南路に近い方の入口に来て、

    
Gの繽粉吧(ドリンクショップ)が新たにできていることに

    気づきました。(←これまた遅い。笑)




        
←アイスなども売られていました

        

        
←マンゴーが落ちてくる!?
        
        ←大きなマンゴーの木がありました









    村の端っこまで見終えたので、

    戻って
ギフトショップを見に行くことにしました。




    
彩虹眷村には、先ほどの屋外のギフトショップのほかに

    建物内にあるギフトショップもあります。




    置いてある品々は、同じものもあるのですが、

    けっこう違うものも置いてありました。




        




    
フェイスマスク2枚入り 290元(約1100円)




    2枚で290元!?と思いますが

    
「買1送1」は、英語で言うところの1get1free

    つまり、
1つ買うと、もう1つ無料ということです。




    それでも、ちょっぴり強気なお値段かな。




        




    手で触れているのが

    
パスポートケース 480元(約1820円)




    右

    
化粧ポーチ 450元(約1710円)




        
←下にあるのはコースターです




    
マグカップ 各350元(約1330円)




        

        


    
ステッカー150元(約570円)




    外側からだと1枚のステッカーしか見えないのですが、

    いろんなデザインの
ステッカーが5枚入ってます。




    もちろん、ステッカー好きとしては即購入。

    でも、なんだかもったいなくてまだ貼れてません(笑)




    そして、もう一つここで私が購入したのが、こちら。


        
 
        




    
バゲッジタグ 150元(約570円)




    これまた、
めちゃくちゃかわいーーー!!




    ほかにもTシャツやトレーナー、

    折りたたみ傘、タオルハンカチなどなど

    かわいいグッズがたくさんあって、
 
    私の買い物大好き心をくすぐりまくってきましたが、

    家にたくさんあるので、ここはぐっと我慢。




    かわいい雑貨が好きな方には、

    きっといいお土産が見つかると思いますよ。










        

        
←さりげに休憩中のアイアンマン(笑)




    
12時半。

    およそ
30分ほどで、彩虹眷村の見学を終了。




    正直言うと、今回この彩虹眷村にやってきたのは、

    台中初心者のちかちゃんを案内してあげるためで、

    私的には、一度見てるし…

    くらいな気持ちでいたのですが、

    7年もたつを、やっぱりけっこう違うところがあって。




    こうして
繰り返し訪れてみるのも

    
悪くないな、と思いました。