2日目その⑤ 台南郊外を観光④四草紅樹林緑色隧道(2019年4月12日)




    
13時40分。

    台南の郊外を北の方から南下してきた私たちは、


    途中で見かけたドリンクショップに立ち寄りました。




        

        

        




    
窖藏 CELLAR TEAというお店です。




    店構えが、なんかいいなと思って
入ったのですが、

    チェーン店ではなく、

    2019年4月現在、ここ
台南市安南區安中路にしかないようです。





        

        

        

        




    ほんと、台湾のドリンクショップは、

    いつものことながらメニューが多くて

    どれにするか迷います。




    緑茶、紅茶、烏龍茶などはもちろん

    高山茶、金宣茶などの台湾茶、

    タピオカミルクティーもあるし、

    100%のフルーツジュースもあるし、

    コーヒーやココアもあります。




    で。

    私が買ったのは、こちら。




        




    
愛玉鮮檸檬 M 45元(約170円)




    愛玉というのは、

    台湾レモンのゼリー。




    つまり、
レモンゼリー入りレモネードです。




    ちなみに相棒は…




         




    
冰淇淋芒果緑 M 40元(約150円)




    
マンゴーアイス入り緑茶です。

    一口飲ませてもらいましたが、

    こちらも思いのほか、マンゴーアイスと緑茶がマッチ。

    甘いのにさっぱりして、とても美味しかったです。




    そして、私たちが迷いながらドリンクを買っている間に、

    なんと、ガイドのハイさんが

    私たちにお昼ご飯を買ってきてくれました。




        




    うわわーー

    どこのお店かわかりませんでしたが、

    近くで小籠包を買ってきてくれていました。

    しかも、ハイさんのおごりでした。




    ありがたやー




        

        

        




    小籠包もおいしいし、

    ドリンクもおいしいし、幸せー。




        
←愛玉だけ底に残っちゃった(笑)









    車内で食事を取りながら

    次の目的地へ移動。




    今回の旅の最大の目的、

    
四草紅樹林緑色隧道です。




        
←チケット窓口

        
←大人200元(約760円)




    
四草というのは、場所の名前

    
紅樹林=マングローブ

    
隧道=トンネル




    つまりココは、
マングローブのトンネルで有名な景勝地です。




    前回、台南に来る前、

    台湾人の友達、カジンに台南のプランを相談したとき

    真っ先に、この
四草紅樹林緑色隧道を勧められたのだけれど

    残念ながらここまで足を延ばす余裕がなくて。

    今回、どうしても来てみたかったのです。




    
四草紅樹林緑色隧道へは、

    台南中心部からバスに乗って来ることもできますが、

    本数も少な目ですし、

    時間もけっこうかかってしまうので、

    特に旅慣れていない方には、

    タクシーやチャーター車、ツアーなどをお勧めします。




        
←遊覧船のルート

        
←四草大衆廟

        
←チケット









    
四草紅樹林緑色隧道は、

    遊覧船に乗って、マングローブのトンネルを通り抜けていきます。




    ガイドのハイさんは、出口で待っていてくれるというので、

    私たち2人は待合室の方へ向かいました。




        
←待合室の様子




    
四草紅樹林緑色隧道に行ったことのある方のブログを読むと

    午後に行くと混雑していて、30分前後は待つのが普通のようだったので

    待つことも覚悟していましたが、

    この日は平日だったためか、お客さんがあまりいなくて、

    ちょっと待っていたらすぐに乗ることができました。




    ただ、待合室の外の方まで

    行列ができるようなロープが張られていて

    
休日は、やはり混雑するんだろうなぁと思いました。




        
←待合室の扉が開くと

                                              すぐ乗り場が


        




    ここでライフジャケットを装着。

    スタッフのガイドに従って、しっかりライフジャケットを見に付けたら…




        
←ボートに乗り込みます

        
←ボートにはお風呂の椅子のような

                                              小さな椅子が


        
←ボートの一番前

        


    席は特に決まってなくて、

    好きなように座れます。




    たまたまお客さんが少なかったこともあって、

    私たちは、
ボートの一番前に座りました。

    そして、これが私的に大当たり!




        
←いざ、出発!

        
←最初からテンション上がってます

        
←ゆっくりゆっくり奥へ進んでいきます

        

        




    そして、このハートだらけの橋の下をくぐると、

    いよいよ両脇にマングローブが生い茂るエリアに入ってきます。




        

        
←空を見上げると木

        

        

        

        
←こんな感じで乗ってます




    写真だとちょっとわかりにくいですが、

    一番前だと、トンネルの中をすーーーっと入っていくような感じを味わえて。

    風もすごく気持ちがいい。




    ジャングルクルーズのように、横からカバが出てくるわけでも

    滝の裏を通るわけでもないけれど。




    ただただゆっくり緑に囲まれて緑の川を進んでいく。




    それがねえ。めっちゃ癒されました。

    特に、私たちが行った4月初旬は、

    まだ暑すぎもせず、もちろん寒くもなく

    そよ風が気持ちのいい、ちょうどいい季節でした。




        

        
←ミルキーマングローブという種類だそうです

        




    ボートは、ゆっくりゆっくり

    さらに奥へ奥へと進んでいきます。




        
←川幅が徐々に狭くなってきました

        

        




    まさに緑のトンネルを抜けているような光景。




        

        

        




    そして、一番奥、

    川幅が狭くなったところで、ひと休憩。

    中国語で、なにやら説明していましたが、

    私には、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした




        
←通ってきた緑のトンネル




    そして、ボートはゆっくりゆっくりUターン。

    もと来た方角へと戻って行きます。




        
←手が届きそう!

        

        

        ←迫力!




    通ってきたところをただ戻っていくだけなので、

    何か違う景色が見えるわけではないのですが、

    帰りに、行きには見えなかったものを発見しました。




        




    
「歓迎光臨緑色隧道」とありました。

    なぜ行きではなく、帰りの、しかももうすぐ終わるころに

    置かれているのか謎でしたが

    それはまあ台湾ですから、ご愛敬ということで(笑)




        
←これから向かうボートとすれ違い

        
←行きに見えた建物が見えてきました

        


    こうして
30分ほどの遊覧が終了。




        
←ボートの椅子

        
←最初に乗ったのと同じ場所に戻ってきました

        




    マングローブの森を

    ボートに乗ってゆっくり往復する。




    ただそれだけなので、

    人によっては、飽きちゃうという人もいるかもしれません。




    でも、私はけっこう好きでした。

    パラオでジェリーフィッシュレイクという

    くらげが浮かぶ湖で遊んだ時も思ったのですが、

    私、こういう単調でのんびりする場所、好きなんです。

    (パラオのジェリーフィッシュレイクについては、コチラをどうぞ)




    これだけのために台南まで行くかと聞かれると、

    うーーーん、って感じですが、

    ほかの観光地と組み合わせれば

    十分行く価値ある場所だと思いますよ。




        
←知らぬ間にガイドのハイさんが撮ってくれてました

                                     知ってたら手を振ったのに~(笑)