2日目その② 台南郊外を観光①井仔脚瓦盤鹽田(2019年4月12日)
8時40分すぎ。
私たちはこの日、車をチャーターして台南郊外を観光する予定で、
9時半に運転手のハイさんと
高鐵(新幹線)台南駅で待ち合わせをしていました。
なので、本当は9時すぎに到着する新幹線を予約したかったのですが、
残念ながら、すでに指定席が満席で。
仕方なく、早めに到着する便を選んだのでした。
ハイさんを待つ間。
←台南駅にあるコンビニ
コンビニで初めて見たお茶があったので買ってみました。
TAIT TEAという新商品のようです。
台湾茶葉を使った珍しい形のペットボトルです。
種類は2種類あって、
烏龍茶と烏龍緑茶です。
私は烏龍緑茶を購入。
烏龍茶ならではの渋みが少なく、まろやかで
私には、ちょっと薄い味のような感じがしましたが、
ボトルデザインがかわいいので、
そちらを目的で買ってもいいかもしれません。
←3番出口付近
ハイさんから指定された3番出口付近には、
椅子があって、待ち合わせ場所にピッタリ。
覚悟を決めて、9時半まで待つつもりで座っていたら。
なんと9時になって、ハイさんから連絡が入り、
すでに駐車場で待っているというではありませんか!
うそー。
ハイさん、素敵ーーー!!
台湾で車をチャーターすると、
たいていの場合、時間に正確だし、運転手さんは日本語ペラペラだし、
サービスも良くて、安心できることが多いけれど、
さすがに、待ち合わせの30分前にスタンバイしてくれてる運転手さんは初めて。
(今回、車をチャーターしたのは、コチラのサイトから→
)
←外へ出ると、タクシーがずらっと待っていました
←ハイさん
チャーターした車も、タクシーと同じ仕様だったので、
一瞬、ハイさんじゃなくって、
普通のタクシーに乗せられそうになってる??
と、疑ってしまいましたが
「ハイさんですか?」
「ハイ、そうです」
と、なんとも言えないシャレが返ってきました(笑)
←ハイさんの車の中
普段、台湾では、オプショナルツアーに乗ったり
車をチャーターしたりすることは、ほとんどないのですが
今回は、台南は台南でも
前回の台南旅行で足が伸ばせなかった郊外に行きたくて。
台南郊外へは、バスで行くのはかなり大変そうだったので、
チャーターすることに決めたのでした。
←中華西路二段と永華路二段の交差点
←台南市議会があります
←さらに中華路二段をまっすぐ北上すると
ニトリがありました。
この辺りはスシローもあったり
日本の企業もたくさんあります
高鐵台南駅から中華路二段へと出て、
ひたすら北上。
街の中心部を抜け、さらに前回巡った安平區を通り過ぎ、
そして、後程訪れる予定の七股區を通って
車で約1時間20分。
台南市の中では最北エリアにある観光地
井仔脚瓦盤鹽田へとやってきました。
←鹽田の入口
←ハイさんが撮ってくれました
←入口はこんな感じです
「鹽」という文字は、日本語の「塩」
つまり、ここは塩田です。
この辺りでは、昔ながらの天日干しによる
製塩が行われているんです。
「雲嘉南濱海國家風景區」とありますが、
「雲嘉南」というのは、北から雲林県、嘉義県、そして台南市と
3つにまたがるエリアの総称で、
この雲嘉南の海岸エリアは国立公園に指定されているのです。
今回の旅では、
この雲嘉南濱海國家風景區の中で、
台南の自然に触れる旅をするのがメインの目的だったんです。
というわけで、10時20分。
まずは井仔脚瓦盤鹽田を見学。
と言っても…
ぶっちゃけた話、これだけなんです(笑)
ですが、この日は幸いなことに、とても気持ちいい快晴で、
青い空が白い塩田に映えて、のどかで美しい風景に。
それに、案外面白い体験もできるんですよ。
例えば…
これねー。
なかなかヤバイやつです(笑)
塩田をならす作業を体験できるんですが、
かなりの重労働だってことがよくわかります。
もちろん、私は写真用ポーズで、
本気でならしたりしてないんですが、
ちょっと引いただけでも塩の重さがズンと来て
本気でやったら、腰やられてただろうな、という感じ。
ほかにも…
←塩を運ぶ天秤を…
←よっこいしょ!
ちなみに、これ、
カゴの中は空(笑)
あくまで観光客向けの体験&記念撮影用の小道具です。
でも、慣れてないと
空でも前後のバランスを取るのが案外難しくて、
これで重い塩を運んでいたのかと思うと、
昔の人は、本当に働き者だったんだなぁとしみじみ。
←キレイですねー
最後に、お土産屋さんをのぞいてみました。
←お土産屋さん
←塩歯磨き
←バスソルト
←なんとバースデーソルト!
365日誕生日に合わせた塩が入ったストラップです
←にがりも売ってました
←塩のソフトクリームも
私は食べなかったのですが、相棒が買って1口もらいました
それほどしょっぱくなくて、おいしかったですよ
案外(失礼!)、塩に関するお土産がいろいろあって、
楽しかったです。
特に私が気になったのが…
いろいろなフレーバーが付いた、フレーバーソルト。
梅子(梅)や咖哩(カレー)、さらに柴魚(鰹節)など
独特なフレーバーが。
その中で私が購入したのが…
香蒜塩花 150元(約570円)
いわゆるガーリックソルトです。
これがまた、日本のガーリックソルトではないくらい
ガツンとニンニクが効いていて。
肉料理などに使うのはもちろん
普通に塩おにぎりにしてもいい感じ。
その場では、ほかのフレーバーソルトを
どういう風に料理に使ったらいいのか想像できなくて、
無難なガーリックソルトだけ買いましたが、
後から、ほかのフレーバーも買ってみてもよかったかなと思いました。
ちなみに、こちらのお店は「夕遊出張所」といって、
こちらだけでなく安平エリアにもお店があるそうなので、
また台南に行くことがあったら、
お店だけ立ち寄りに行ってもいいかも、と思いました。
←お店の前には、雲嘉南エリアの地図が
←見どころがたくさんあるんですね
井仔脚瓦盤鹽田を出るとすぐ横には。
興安宮という塩の神様を祀っているお寺がありました。
お寺の前には、塩が置かれていて。
←大きな塩の結晶が
いわゆるお清め塩で、
ハイさんに「持って帰っていいよ」と言われましたが、
ビニール袋も何もなかったので遠慮しておきました。
例えば、風水などを信じる方や、
家に盛り塩などをしている方は、
持って帰ると、何かいいことあるかも??