2日目その① 老蔡水煎包で朝食買って、新幹線で台南へ(2019年4月12日)
5時
なんとか目を覚ますことができました。
この日は、台北から日帰りで台南まで行って帰ってくる予定でした。
台南では、すでに予約してあるチャーター車で周る予定で、
9時半に新幹線の台南駅で待ち合わせすることになっていました。
待ち合わせ時間から逆算すると、
さすがに5時起床は早かったのですが、
新幹線の指定席が早朝しか取れなくて、
仕方なく、6時51分発の新幹線にしたのです。
というわけで。
6時。
←私たちが宿泊したコスモスホテルを出たところ
←台北駅へ向かいます
朝5時に起きたときには、まだ真っ暗でしたが
6時になると夜が明けていました。
コスモスホテルは、台北駅のすぐ隣にあるので、
6時51分出発の新幹線に乗るには、
かなり早い出発でしたが、これには理由がありました。
せっかくなので、台湾の駅弁を買って
新幹線の中で食べようと思ったのです!
ところが……
←台北駅構内
がががーーーん。
前日に下見をしておいたのに、軒並みシャッターが閉まっているではありませんか!
(前日に台北駅構内を下見したときの様子は、コチラをどうぞ)
完全に東京駅のような感覚で、
早朝は閉まっているかもしれないという発想がありませんでした。
やばい。
このままでは、朝ごはんを食べ損ねたまま
台南を観光することになってしまう!!!
気持ちを切り替えて、急きょ、私の心当たりのお店に向かうことにしました。
←懐寧街をまっすぐ行きます
←漢口街一段との交差点の角にあります
目的の老蔡水煎包です。
老蔡水煎包は、この周辺に3店舗あって、
よく調べてみたら、私たちが行ったこちらの漢口店より、
台北駅からもう少し近いお店もあったのですが、
慌てていて、以前から知っていたこちらのお店に直行してしまいました。
←すでに開いていましたが…
←ショーケースは空
営業時間は、朝5時半からで、
開いていたことは、開いていたのですが、
買いに来るお客さんがほとんどいなかったのか、
まだ何もショーケースの中に入っていませんでした。
台湾ならではの、こののんびりした感じが私は好きなんですが、
このときばかりは、大慌て。
でも、ラッキーなことに、
カタコトの日本語がわかる女性がいて。
私が新幹線に乗りたいので急いでいる旨を伝えると、
すぐに作ってくれると快く対応してくれました。
ううう。
ますます台湾が好きになっちゃうぜ。
←メニューです
←中国語がわからない人には写真もあります
←でもちゃんと日本語メニューもあります
←ドリンクもありますよ
水煎包の種類は3つ。
鮮肉包(肉まん)
高麗菜包(キャベツまん)
韮菜包(ニラまん)
いずれも15元(約60円)です。
注文をすると…
←あんを包んでいます
すでに包んであった水煎包を、蒸し焼きにしてくれました。
ホカホカの焼き立て水煎包。
これは、食べるのが楽しみだー!!
←ドリンクは豆漿 15元(約60円)を購入
6時半過ぎ。
ホカホカの水煎包を持って、
大急ぎで台北駅に戻ってきました。
←相変わらずシャッターは閉まったままでした
←新幹線乗り場は地下です
私たちが購入していた
外国人専用の割引チケットは、
自動改札が通れず、
駅員さんにチケットを見せて、専用の入口を開けてもらわなくてはならないので、
多少時間がかかることも想定していましたが、
さすが台北駅、すぐに通してもらえました。
←プラットフォームへはさらに下へ
やっぱり指定席が取れてると安心感が違うわぁ~
←外国人専用新幹線チケット
6時51分
時間通りに出発。
出発してからしばらくして…
私が買ったのは、鮮肉包(右)と高麗菜包(左)。
トッピングされたゴマで見分けがつくので、わかりやすいですね。
作ってもらってから、
20分近くたっていたので、もう十分冷めたかと思いきや。
先にかぶりついた相棒は、あまりの熱さに驚いて、
中にたっぷり入っていた肉汁を
履いていたスカートにこぼしてしまい、大慌て。
ショックと感動を同時に味わっていました。
皆さんも、十分に気を付けて召し上がってくださいね。
で、それを見ていた私は、
気を付けて食べました(笑)
←高麗菜包です
←底は焼いています
←中にはたっぷりのキャベツと春雨
これは、完全に個人的な好みの問題ですが、
私は韮菜包(ニラまん)より、
こちらの高麗菜包(キャベツまん)の方が好きなんです。
(相棒はニラまん、おいしーーー!と感動していましたよ)
高麗菜包には、キャベツがたっぷり入っていて、
さらに、春雨も入っていて、
あらかじめ炒めてあるキャベツがしんなり甘くておいしいんです。
そして、もちろん…
←こちらは鮮肉包
これが、もうホントおいしいんですよ!
分厚すぎもせず、薄すぎもせず、
程よい厚さと弾力の皮に包まれて、
たっぷりの肉汁が口の中で弾ける感じ。
駅弁が食べられなかったのはちょっと残念ですが、
私的には、この老蔡水煎包で結果オーライ!
また新幹線に乗るときも、老蔡水煎包にしようかな。
←熱い水煎包に冷たい豆漿が合うんですよ!
←台南駅ホームからの景色
8時37分。
高鐵台南駅に到着。
台北からは、約1時間50分。
さあ、台南日帰り観光スタートです!
←台南駅ロビーへ