1日目その③ 忠將蒽抓餅・福州世祖胡椒餅・幸福堂でお腹を満たす(2019年4月11日)
15時40分。
←コスモスホテルから台北駅に向かいます
日本からの到着時間を考えると、
どうしても、こんな中途半端な時間に
お昼を食べることになるのはわかっていたので、
最初から食べたいものを決めていました。
そこでまず向かったのが、
台北駅の地下街です。
←台北駅地下街
台北駅の地下街は、
北門や中山の方まで広がる巨大なエリアで、
私もときどき迷ってしまうのですが、
今回向かったのは、新光三越の方角にあるZ街です。
目的のお店は、新光三越を過ぎて、
一番奥の方のZ8番出口近くにあります。
忠將蔥抓餅というお店です。
最近は、永康街にある蔥抓餅のお店に
大行列ができるほどの人気になっている
台湾ではおなじみのスナックなので、
ご存知の方もけっこういるかもしれませんね。
蔥抓餅というのは、
ネギを入れて焼いたデニッシュみたいなおやつです。
台湾には蔥油餅という、
やはり小麦粉の生地にネギを入れて焼くスナックがあるのですが、
こちらはどちらかというとネギのお好み焼き、
もしくは、ネギチジミという感じ。
「抓」という文字には、「つまむ」「つねる」といった意味があって、
小麦粉の生地にネギを入れて、くるくる巻いて、生地を薄く延ばして
という作業を何回か繰り返すことで、薄い生地の層ができて、
まるでパイ、もしくはデニッシュのような生地になります。
いわば、ネギ入り中華風デニッシュという感じでしょうか。
←メニューです
シンプルな蔥抓餅は30元(約110円)。
それに、卵を加えたり、
牛肉、豚肉、香腸、ベーコン、ハム、ツナ、パオツァイという漬物、
チーズ、コーンなどなど、トッピングすることができます。
どれにするか、迷う~~~!!!
←おいしそー
日本語は通じませんが、
「ビーフ」とか「コーン」とか、簡単な言葉で通じます。
注文をすると…
←卵の上に
すでに焼いてある生地を乗せて
温め直してくれます
←相棒はハム入りを頼んだので、
ハムも同時に焼いていきます
←私はコーン入りを注文したので
コーンの入っている溶き卵を焼いてくれています
←ソースを塗っています
そうして待つこと数分。
イートインはないので、
歩きながら食べやすいように、
焼きあがった蔥抓餅を軽く丸めて紙袋に入れてくれます。
←紙袋の上からで、ちょっと見えにくいですが…
玉米蛋 45元(約170円)
その場で食べてもいいですし、
歩きながら食べてもいいのですが、
私たちが、これ1つで満足するはずありません!
このまま持って、もう一つの目的のお店へと移動です。
というわけで、続いてやってきたのは…
←ひっきりなしにお客さんが来ていました
こちらも台湾好きにはおなじみのお店
福州世祖胡椒餅です。
重慶南路一段沿いにあります。
ここ最近、あまり夜市に行っていなかったので、
胡椒餅を食べるのも久しぶり。
胡椒餅 55元(約210円)
焼き立てアツアツの胡椒餅を持って
最後の目的地へ移動です。
福州世祖胡椒餅から新光三越の裏側の方を通り、
歩いて5分ほど。
今年、日本で大ブームになった
台湾のタピオカドリンク。
幸福堂は、タピオカドリンクがとっても人気のお店の1つです。
←店先でタピオカを黒糖で煮ています
黒糖タピオカミルクティー以外にも
いろんなメニューがあって、
ほかにもいろいろ試したいんだけど、
ここはやっぱり黒糖タピオカミルクティーを選択。
←最後に砂糖を焦がしてくれますよ
←お決まりの構図で!
黒糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカミルクティー) 50元(約190円)
ちなみに。
幸福堂でドリンクを買うと、お店の前にあるおみくじを引くことができます。
←おみくじが入っている箱
←私が引いた番号札
←いわゆる中吉ですね
よくわからないけど、あんまりいい結果ではないことはわかる(笑)
というわけで
ドリンクまで揃ったので、
幸福堂のお店の前にあったテーブルで
先ほど買った蒽抓餅と胡椒餅、
そして黒糖タピオカドリンクをいただくことにします。
椅子はないので立ち食いです。
←胡椒餅の生地の中には
お肉がたっぷり入っています
私も相棒もお腹が空いていて。
おもわず蔥抓餅をそれぞれ1つずつ買ってしまったけれど、
さすが小麦粉、けっこうお腹いっぱいに。
胡椒餅、2人で1つにしておいてよかったー。
蔥抓餅は、サクサクというよりは
ちょっとしっとりめの生地で、
まさにスナックという感じ。
おやつにピッタリ。
一方の胡椒餅は、
少し固めのクッキーのような生地の中に、
といってもクッキーほど硬いわけではないのですが、
コショウが効いた肉あんが入っていて、
濃いめの味付け。
じわ~と熱い肉汁が口いっぱいに広がります。
焼きたての胡椒餅をはふはふしながら食べるの、サイコー!
一方、幸福堂の黒糖タピオカミルクティーは、
甘めのフォームミルクがたっぷり入って、
さらに、黒糖で煮詰められたタピオカがさらに甘くて、
砂糖の量などが選べないので、
かなり甘めのタピオカミルクティーです。
私は大好きだけど、
これ1杯飲んだだけで、どれだけの糖分なんだろー
とか考えると、ちょっと恐ろしいヤツです。
でも、台湾に来て早速
大好きなローカルフードにありつけて大満足。
台湾は、こんな風に
しっかり食事をしなくても、
街中で簡単にスナックフードにありつけるのも
大きな魅力ですね
←でもやっぱり、おいしいものはおいしいのだー