3日目その② 麻豆代天府を見学①観音寶殿 (2018年11月18日)
旅行前。
今回、どうしても台南に行きたいと言ったのは私だったのだけど。
正直言うと、この麻豆代天府については何も知りませんでした。
今回の旅の相棒のりょうちゃんが、
行ってみたいと言い出したのがきっかけで調べ始めたのだけれど、
あんまり詳しい資料がなくって。
個人で行ってらっしゃる方のブログはいくつか見つけられたものの、
あまり詳しく行き方について書かれているブログが見当たりませんでした。
麻豆代天府は、その名の通り、
「麻豆」というエリアにあるお寺です。
私たちも前日に観光した、
「安平」というエリアは、台南中心部の北西にあって、
一方の「麻豆」は、より遠い北東のエリアにあるので、
1日で両方回るのは、ちょっと大変だと思います。
今になってもう少しちゃんと調べてみれば、
台南中心部からバスや電車で行くこともできなくはないと思うのですが、
ホテルのレセプションに行き方を聞いたときもタクシーを勧められ、
私たちも台南は初めてで、バスで行くのはちょっと自信がなかったので、
結局、私たちが宿泊した
シャングリラ・ファーイースタン・プラザホテルから
タクシーで行くことにしたのでした。
←大きいホテルは、タクシーが
すぐ呼べるのも利点ですね
というわけで、タクシーに乗って約30分。
←逆光~
←あっという間に山門をくぐりましたー
8時45分。
麻豆代天府に到着。
タクシー代は620元(約2360円)でした。
タクシーの運転手さんが、
迎えに来るというようなことを中国語で言っていたのですが、
なにしろ初めての場所で、見学にどれくらい時間がかかるか読めなかったことや、
言葉がわからなくて値段交渉ができなかったこと、
そしてなにより、ホテルのレセプションの男性が
「麻豆代天府は観光地ですから、
現地でもタクシーは捕まえられますよ。
特に今日は日曜ですから、お参りに来る人も多いですし」
と、言っていたことが決め手となって、
タクシーの運転手さんが、「迎えにくるから!」
と粘るのをお断りしたのでした。
これが大冒険の始まりになると知るのは、
後のこと。
←山門を中から見たところ
←山門を背に右手にあった建物
←正面の本殿
←正面右手にある塔
←お神輿や山車がありました
←正面左手から見たところ
←山門を背に左にあった塔
こ、こ、これは……
想像以上に見どころあるかも!?
というわけで。
まずは、山門を背に左にある塔から見に行くことにしました。
時間帯的に、ちょうど逆光になって読みづらいのですが、
真ん中に「観音寶殿」との表示があります。
←観音寶殿の入口
←入口脇にあった石碑
←入口から、塔に描かれた神様が見えました
早速、中に入ります。
←大黒様…かな!?
ご覧の通り、赤&金ぴか仕様。
なんだか金運上がりそうなパワーを感じます。
(と言っても、全然上がってないんですけどね)
そして、塔の中央奥には…
ピンクと金色に輝く観音様がおわします。
観音寶殿を出て
観音寶殿の外側にある階段を上ってみました。
外側に彫られた神様のレリーフを見上げながら
階段を上って行きます。
←見えない(笑)
壁のレリーフを見たり、
麻豆代天府の景色を眺めながら上っていく。
上に上っていくほど、麻豆代天府の構造がよくわかります。
←本殿を上から見たところ
奥に龍の口のような建物が見えるのは、
「五彩巨龍」という、この辺り一帯を見守っている
龍の神様。
中に「天国」と「地獄」が作られています
てっぺんまで上ってきました。
こうして眺めを楽しんでいると。
←人がたくさん入ってきた!
めっちゃ爆竹鳴ってるーー!!
普段、爆竹の音を聞くことなんてないし、
この周辺は、あまり賑やかなエリアではないので、
音がすごく大きく聞こえて、迫力!
爆竹は、けっこう長い間続いて。
少し落ち着いたところで、下に下りて行きました。
←観音寶殿の屋根
←お神輿入ってきた!
どうやらお祭りだったようです。
人々が本殿に集まっていたので、
私たちも本殿の方を見てみることにしました。
←本殿
←いろいろなお神輿が
←太鼓もありました
←まだ爆竹が鳴っていました
←刀剣のようなものを捧げる
謎の儀式が始まりました
←大勢の人たちが見守っています
儀式のようなものが終わると、
皆、本殿の中へと入っていきました。
←本殿の前にいた神様
麻豆代天府は、まだまだ奥が深い。
さらに奥の方へと進んでいきますよー。
←横から見た観音寶殿
←本殿の向かって左手に
さらに奥へと誘うゲートがあります