2日目その⑨ 永盛帆布、合成帆布、廣富號の3大帆布店を巡る(2018年11月17日)




    
18時。

    
林百貨店を見終えて、

    もしこの日に行けなければ翌日行こうと思っていた

    帆布屋さんに行くことにしました。




    台南は帆布製のバッグが有名で、

    中でも
永盛帆布、合成帆布、廣富號の3つのお店は、

    多くの旅行サイトで特集が組まれているほど。




    台南に来て、帆布屋さんに行くの

    楽しみだったんだ!!









        
←林百貨店




    
林百貨店の前を通る中正路を歩いて

    最初にやってきたのは…




         
←林百貨店の斜め向かいにある

                                               土地銀行台南分行


         

         

         




    
歩いて3分とかからないところにある

    
永盛帆布行です。
    



         

         




    ウインドウに商品が飾ってあって、

    中は、工房になっているのですが、

    作業している人も、私たちのようなお客さんに慣れているのか

    私たちが興味津々で商品を見ていても、

    良くも悪くも、あれこれ話しかけてきたり、勧めてきたりすることはありません。




    逆に言うと、気になるものがあったり、

    もっと見せてもらいたければ、

    こちらからお店の方に話しかける必要があります。




    お店の人は、
ほとんど日本語が話せませんが、

    それこそ慣れているのか、指さしなどでなんとかなります。




        





    
黒、ネイビー、グレー、カーキ、オレンジ、ホワイト、ブラウンなどの色に

    さまざまな種類のカラーの取っ手があって、

    組み合わせは無限大。




    お店の人にお願いすると、

    戸棚の中に入っているバッグも見せてくれました。




    
永盛帆布のバッグは、

    生地が少し厚手なので、その分ちょっと重めですが、

    とてもしっかりした作りです。




    生真面目な職人気質を思わせるバッグで、

    色もベーシックな、どんな服装にも合わせやすい色ばかりなので、

    普段使いはもちろん、ビジネスシーンでも活躍しそうです。




    お値段は大きさにもよるのですが、

    合成帆布より、ちょっとだけお高めの印象。




    でも、すごく素敵だったので、

    どれにするか、さんざん悩みに悩んで……




        




    
トートバッグ 700元(約2660円)

    私があまり持っていないグレーをチョイスしてみました。




    こんなしっかりした帆布バッグが、

    このお値段で買えるなんて感動的。




    おもわず何枚も色違いが欲しくなってしまいます。
    








    続いては…




        
←湯徳章記念公園を中心に

                                     道路が円のようになっています





    
永盛帆布から歩いて5~6分ほどのところにある

    
合成帆布行にやってきました。




         





    合成帆布も永盛帆布と同じように、

    店舗内が工房になっていて、

    数人のスタッフの方が、バッグを縫い合わせています。




    
合成帆布の方が、

    単純にお店の明かりが明るかったからか、

    あるいは人が多かったせいか、

    もしくは商品そのもののイメージもあるかとは思いますが、

    比較的カジュアルで入りやすそうな雰囲気です。




        

        

        

        

        ←ドリンクホルダーも

        

        




    また、永盛帆布がベーシックな色合いで

    しっかりした作りなのに対して、

    
合成帆布の方は、ベーシックな色に加えて、黄色、赤、オレンジといった

    
暖色の明るい色も多く

    布地が柔らかめで比較的カジュアルな雰囲気。

    形や大きさも、合成帆布の方がバリエーション豊富な感じでした。




    個人的には、普段使いしやすそうな

    合成帆布の方が好みですが、

    相棒のりょうちゃんは、逆に永盛帆布の方が好き

    と言っていたので、

    人それぞれ好みが分かれそうな感じがします。




    で、さんざん悩んで

    このとき私が買ったのが…




        




    
赤バッグ 600元(約2280円)

    
オレンジバッグ 400元(約1580円)

    
ドリンクホルダー 200元(約760円)




    赤いバッグとオレンジ色のバッグは

    大きさ的にはさほどかわらないのですが、

    赤いバッグの方が少しマチが幅広く、

    開け閉めがファスナーになっています。




    一方、オレンジ色のバッグは、

    ボタンで留めるタイプで、

    中に入れる荷物が少ないときは、脇にあるボタンで

    ちょっと小さくすることもできます。

    そうすると、ミカンみたいでかわいいんです。




    ドリンクホルダーは、

    すごく便利でその後、かなり利用しています。




    ほかの荷物を持っていても、

    手首に通して持てるのがとても便利で、

    安定感もあるのですが、

    その反面、このドリンクホルダーより高さが低いカップだと、

    ちょっと飲みづらくなってしまうのが難点。

    でも、ペットボトルなどにも便利で、重宝しています。









    
19時。

    最後にやってきたのは…





        





    
廣富號帆布包




    
林百貨店を起点にすると、

    
廣富號、永盛帆布、合成帆布は、

    
三角形のような位置関係にあって、

    
廣富號は、林百貨店からも合成帆布からも歩いて5分くらいの場所にあります。

    


        
←廣富號の入口




    残念ながら、
廣富號の店内は撮影禁止




    廣富號は、これまでの2つの帆布屋さんと違って、

    ここが工房にはなっていなくて、

    (といっても商品は自社製ですが)

    デザインも、レトロというよりは、オシャレでスタイリッシュ。

    東京のオシャレな雑貨屋さんで売られているような感じです。

    


    形も、トートはもちろんですが、

    斜めがけバッグやリュック、ポーチ、小銭入れ、ペンケース、

    旅行用カバン、ビジネス用バッグなどなど

    バリエーションがかなり豊富なので、

    オシャレなカバンを探している方にお勧めです。




    そんなこんなで、

    3つ帆布屋さんをぐるっと見て回って、

    時刻は
19時20分

    そろそろ夕食を食べに行きますか!