3日目その⑤ 台北駅前 信陽麺館で激安水餃子(2018年5月28日)




    
18時半。

    それぞれ別行動をしていた私たちでしたが、

    再合流して、いつか食べに行きたいと以前から思っていたお店へ。




        

        
←3番出口に向かいます

        
←3番出口を出たところ




    やってきたのは
行天宮駅

    
3番出口を出て、松江路をまっすぐ行くと…




        
←松江路は、なかなかにぎやかな通りです

        ←おなじみのドラッグストア康是美を通り過ぎると…

        
←目的のお店が見えてきました!




    
松江自助火鍋という、その名の通り火鍋屋さんです。

    ところが…




       

       




    お店の前で待つ、
人、人、人!!




    えええっと…こ、これは……




    お店の中を軽くのぞいてみましたが、

    案の定、お店の人はとても忙しそうで、

    中国語がまったく話せない、おどおど日本人なんて

    相手にする暇もないような雰囲気。




    がーーーーん。

    頭の中が火鍋でいっぱいだった私は大ショック。




    一方、それほど思い入れのなかった仲間たちは気持ちの切り替えも早く(笑)

    飛行機の時間があったので、

    とにかく何か食べねば、という気持ちが強く、

    急ぎ、宿泊しているホテルがある台北駅まで戻ってお店を探すことにしました。









        ←急いでいたので、タクシーで台北駅前まで戻ってきました




    考えてみたら。

    これまで食事をしたお店って、中山駅周辺を中心に、

    台北駅周辺以外のエリアばかりで、ほとんどこの辺りで食べたことがないんです。




    仲間たちも同様で、

    こういうときに、パッとこのお店がいいんじゃない!?

    というお店が思い当たらず。

    (今思えば、
新光三越の中のフードコートで食べるという手もあったなぁ~なんて思いますが)

    とりあえず、お店がありそうな新光三越の裏側を探してみることに。




        
←5月下旬の台北は、日が落ちても30℃あって

                                              こういうときは、ちょっと体力的にやられます





    そうして、
懐寧街で見つけたのがこちらのお店。




        

        


    
信陽麺館というお店です。

    もちろん誰も入ったことがなかったし、チェックしたこともないお店だったのですが、

    今回、まだ水餃子を食べていなかったことや

    混んでなくてすぐに入れそうだったこと、

    店先に写真があってわかりやすそうだったことなどで

    皆の意見が一致しました。




        
←店先に写真が出ていてわかりやすいです

        
←メニューも外にあって

                                              値段がわかるのもいいですね





    お店に入って、早速メニューをチェック。




        

        




    
スタッフはまったく日本語ができませんが、

    
写真付き&日本語付きメニューがあって、ありがたい。




        
←注文票




    注文も、例によって注文票に記入して渡すだけなので、

    オーダーに苦労することは、ほとんどないかなと思います。




    しかも、急いでいる私たちにありがたいことに、

    オーダーしてから、ほとんど待たされることなく、

    ソッコーで料理が出てきました。




        




    
トマトスープ水餃子(蕃茄湯餃) 80元(約300円)




    
安っっ!!!




        

        




    酸味のある、ちょっと変わったスープで、

    水餃子とトマトスープって、これまで食べたことがなかったので、

    ちょっと斬新でした。




    こちらの水餃子の皮は、少し厚め。

    良くも悪くも手仕事感ありありで、

    地元の定食屋さんって感じの武骨さ。




        




    
水餃子(清湯餃) 75元(約280円)

    いわゆる定番の塩味スープに入った水餃子です。




        




    トマトスープも嫌いではなかったですが、

    やはりこちらの方が食べ慣れているせいか、

    個人的には、こちらの清湯餃の方が好みでした。




        




    
ジャージャー麵(炸醤乾麺) 65元(約250円)




    
さらに安っ!!!

    いくら台湾とはいえ、台北駅前の繁華街でこの安さでやっていけるのかしら

    なんて余計な心配をしてしまう。

    感激レベルです。




         

         
←大胆に混ぜ混ぜしていただきます




    麺は、うどんのような、その昔の給食で出たソフト麺のようなもっちり系。

    上にかかった肉味噌は、

    辛さがほとんどなく、どちらかというと
甘め

    正直に言えば、やはりお値段なり、というお味でした。




    そして、さらにもう一品。

    出てきて驚いたのが…




        




    
ピータン豆腐(皮蛋豆腐) 35元(約130円)




    えっと、確かに、ピータンと豆腐であることに間違いはないのですが…

    ずいぶん
大胆なビジュアルですネ。




    明らかにスーパーかどこかで買ってきたであろう豆腐を半分に切って、

    ピータンの皮をむいてお皿に盛っただけ、という、

    そりゃまあ、ピータン豆腐ってそんなものかもしれないけれど、

    カットさえもしてくれないんかいっ!と

    ツッコミどころ満載。




    ただ、このピータン豆腐、意外な発見がありました。




        




    私は、ピータン豆腐を食べるとき、

    大抵、ごま油と醤油、もしくはポン酢などを混ぜてかけるのですが、

    この大胆ピータン豆腐は、

    台湾でおなじみの甘い醤油、
油膏がかけられているだけだったんです。




    これがなかなかおいしい!




    油膏は、台湾のスーパーで手に入るんですけど、

    大抵、大きなボトル入りで売られていて、

    いつも重さに負けて、買うのを断念してしまうんですが、

    ちょっと、なんとか次回は頑張って買って帰ろうかなって思っちゃうくらい

    おいしかったです。
 



    ピータンと油膏さえ買って帰れば、

    日本にいても簡単に台湾の味が再現できそう。

    なんてったって、ピータンの皮を剥いて、

    豆腐を添えて油膏をかければいいだけなんですから!




        




    
信陽麺館、正直言えば、激うまとはいきませんでしたが、

    台北駅前の便利な場所にあって、

    こうやって急いでいるときには、料理が早く出てきて、

    手軽で安く済ませたいときに覚えておくと便利だなと思いました。




        

        









    
20時すぎ。

    お店の前で、帰りの飛行機は別便のテリー&ゆりっぺとお別れ。

    予定していた松江自助火鍋に入れなかったときは焦りましたが、

    幸い信陽麺館での食事に時間がかからず済んだので、

    帰りの飛行機まで、ちょっと余裕ができました。




        
←ライトアップした台北車駅

        
←宿泊したコスモスホテルで

                                              預けていた大きい荷物をピックアップ





    楽しかった旅も、そろそろ終わりに近づいています。