３日目その① 吉星港式飲茶で香港式飲茶の朝食２０１８年５月２８日）７時。
本当は、少しでも早く起きて、
大好きな豆漿のお店に行って、さらに迪化街へ行って…
と考えていたけれど、
仲間のテリーとゆりっぺが、疲れたからもう少しゆっくりしたい
というのと、
さらにテリーが、豆漿は苦手だから、お粥が食べたいという。
むむむ。
テリーはお粥が大好きで、
その昔台湾に来たときに食べたお粥のイメージが残っているらしい。
確かにその昔、台北には「お粥横丁」と呼ばれた場所があって、
今でもその名残はあるんだけど、
お粥横丁は、ほとんどが夜中に営業していて、
たいていの場合、朝６時ごろに閉めてしまって、
開店は、お昼ごろから夕方あたり。
以前行った周記肉粥店は、
エビが苦手な私には、思い切り干しエビが入っていて苦手だし…
（周記肉粥店については、コチラをどうぞ）
と、いうわけで急きょ、朝ごはんにお粥が食べられるお店を
ネット検索。
テリーもそのお店でいいと言うので、出かけることにしました。
８時半。
それでもまだ、別のホテルに泊まっているテリーとゆりっぺとの待ち合わせまで
時間があったので、
私たちが宿泊したコスモスホテルの、すぐ横にある
順成蛋糕に立ち寄ることにしました。
←コスモスホテルのすぐ近くにある順成蛋糕
台湾のパン屋さんは、朝が早くてこういうとき助かります。
台湾に来始めたばかりのころは、
パンなら日本にもあるし、
というか、絶対日本の方がパンはおいしい！と勝手に思い込んで
台湾でパン屋さんに来るなんてことなかったのですが
（台湾のパン屋Ｌｏｖｅｒの皆さん、ごめんなさい！）
台湾のパン屋さんに置いてあるもののおいしさに目覚めてからは、
旅行の最終日であれば、日本まで買って帰ってもいいかも！
と思うようになったんです。
←太陽餅のような台湾の伝統菓子も売っていますパイナップルケーキも売っているので、
お土産を買う時間がなければ、こういうお店で買うのもおすすめです。
←どら焼きだってあるよで、今回私が買って帰ったのが
持って帰るときに、ちょっと形が崩れてしまいましたが
エッグタルト（蘭式蛋塔） ３２元（約１２０円）
まあ、普通のエッグタルト、といえばそれまでなのですが
レンジでチンして食べるとおいしくて、
台湾からお腹がすいた状態で帰宅して食べると、なんだかおいしく感じました。
見た目、悪くてすみません。
でも、これがまたなかなかおいしかったんですよ。
麻しょ（米編に署）という字を書くお菓子なんですが、
発音が「モアチー」というんです。
音で、なんとなく勘づいた方もいると思いますが、
いわゆる餅菓子です。
これがまた、もちもち食感好きにはたまらない！
日本まで持ち帰ったら、硬くなるかなーと思って、
今回はこの２個だけにしたのですが、
これまたレンジでちょっとチンすれば、あっという間にもちもち復活。
（とはいっても、早めにお召し上がりくださいね）
１コ １９元（約７０円）とお安いので
もう少し買って帰ればよかったと思いました。
９時に台北駅のホームでテリー達と合流。
向かったのは…
おなじみ、中山駅２番出口。
←これまたおなじみ、南京西路をまっすぐ行きます
←中山北路と交わる大きい交差点も渡って…
←林森北路にあるマクドナルドの入っているビルは２０１８年５月現在、改修工事中～
（マクドナルドは営業していました）
そして、このマクドナルドのちょっと先のビルに…
←逆光ですけど、看板がみえましたー
←日本語の表示も
吉星港式飲茶
港式、というのは香港スタイル、という意味です。
お店はビルの２階にありました。
←お店に入ると派手な神棚が
←北京ダックが吊るされていましたお店の人に人数を告げて、空いている席に通してもらいました。
←これ、めちゃおいしいですテーブルの上には、あらかじめ
小菜と呼ばれるお惣菜が置かれていますが、
これは、韓国で無料で食べられるものと違って有料です。
と言っても、一皿１０元（約４０円）と激安で、
（この価格で食べられるのは１人１皿までですが）
それでもいらなければ、下げてもらうこともできますし、
ほかの小菜が良ければ、逆に注文することもできます。
私は、エビが苦手なので、オキアミのようなお惣菜だけ下げてもらいましたが、
枝豆のガーリック炒めはとってもおいしくて、
家でも作ってみたいなーと思いました。
というわけで、早速メニューをチェック。
吉星港式飲茶は、２４時間営業のお店ですが、
午前７時～１０時半までのみ、朝食メニューを提供しています。
←麺類もあります
←ピータン粥や牛肉粥
←芋粥も惹かれますねー
←点心もあります
←フレッシュジュースもおいしそうですねー
←夜のメニューも注文できます
注文は注文票に記入するスタイルではなく、スタッフに注文するスタイル。
大きいお店なので、てっきり日本語が通じるかと思いきや、
案外、中国語しか通じなくて。
１人だけ英語が話せるスタッフがいて、その方に注文をお願いしました。
朝からビールだよねー（笑）
私あそれほどビール党ではないので
飲まなくてもいいのだけれど、
皆にお付き合い。
そして…
春巻き ３０元（約１１０円）
いやーお手頃ですねー。
ただ……
ううう。エビ入り…
エビが苦手な私には、なかなかツライのよねー。
大根餅 ３０元（約１１０元）
あ、察しのいい方はおわかりになりましたね。
この大根餅も、案の定エビ入りです。
とほほ。
さらに…
魚子蒸焼売 ３０元（約１１０円）
これも当然エビ入り。
くううう。
というわけで、ことごとく注文したものが食べられない私のことを
気の毒に思った仲間たちが、
好きなもの注文していいよ、と言ってくれたので、
遠慮なく、エビの入ってないものを注文させてもらいました。
チャーシューまん（蠔皇又焼包） ３０元（約１１０円）
これ、なかなかおいしいです。
私用にと、仲間たちが食べなかったので、
最終的にお腹いっぱいになって残してしまいましたが、
お店の方が、お持ち帰り用にボックスに入れてくれて。
これまた、後でチンして食べて、とてもおいしかったです。
お手頃なので、最初からお持ち帰り用に注文するというのも
アリだなと思いました。
ただ、気を付けなければならないのは、
「限一客」という表示。
これは、１人１品につき、このお値段で提供しますという意味。
つまり、私たちは４人だったので、
点心４品までは、この金額で提供されますが、
それ以上の注文は、夜と同じ金額になりますよってことなんですね。
もちろん、食べたければ注文してＯＫなのですが、
後でレシートを見て、あれれ！？ということにならないように
気を付けてくださいね。
桂林牛肉腸 １０５元（約４００円）
もちもち食感好きの私。
この腸粉という料理が大好きなんです。
腸という字が使われていますが、
形が腸のようというだけで、
中身に使われているお肉が、内臓というわけではありません。
これらを食べて飲んでいるうちに
おなか一杯になってきてしまったのですが…
何か忘れていませんかっ
ってやつですね。
皮蛋痩肉粥 ６０元（約２３０円）
一瞬、白粥が来たのかと思いますが…
しっかり皮蛋が入っています。
しかも、痩肉というのは豚の赤身肉のこと。
豚肉も入って、かなりのボリューム。
まさか６０元で、こんなに量のあるお粥がくるとは思いもせず、
（せいぜい茶碗一杯より少し多いくらいかと…）
４人それぞれで頼んじゃったけど、
せいぜい２人に一皿で十分な量で。
く、く、苦しーーー！！
このお店が朝から大繁盛なのもうなずける。
私たちは偶然、すんなり席に座ることができましたが、
私たちより後の人は、ロビーで待って行列になっていて。
どれくらい待つのかわかりませんでしたが、
タイミングによっては、待つこともあるだろうなと思いました。
←つかぽんが注文した蝦仁湯麺 ６０元
←広い店内が満席ですちなみに、朝でもサービス料１０％がかかりますが、
たまには、こういうお店も悪くないな、と思いました。
１０時２０分。
せっかく中山まで来たので、
いつも行くお店で、いろいろと買って帰ることに。
←林森北路を北に向かっていくと…
台湾のお土産屋さんでおなじみ、新東陽です。
新東陽は、あちこちにあるので、あえてココじゃなきゃというわけではないですが、
こちらの林森一店は、２４時間営業でこれまで何度も来ているので
なんとなく安心感があるんですよね。
で、こちらで購入したのが…
黒金剛花生 １２０元（約４５０円）
九份で試食させてもらった黒いピーナッツがおいしくて、
買って帰らなかったことを後悔して
こちらで購入。
ただ、正直言うと、こちらの黒ピーナッツはイマイチ。
中にはちゃんとピーナッツの大きさに育っていない豆や
湿気ているものもあって、ちょっと残念。
ますます九份で買って帰ればよかったと後悔しました。
脆花生糖 １５０元（約５７０円）
これは、私には定番の商品。
ピーナッツ好きにはたまらないお菓子です。
青仁花生糖 １５０元（約５７０円）
こちらも花生糖ですが、青仁というタイプは初購入。
私、かなり好きでした。
大粒のピーナッツがそのままゴロゴロしていて
食べ応えあります。
これはリピ決定です！
そして、１０時４５分。
←５月だけどメリークリスマスの表示が…（笑）こちらも私が大好きなお店
李製餅家
昔ながらのパイナップルケーキ屋さん。
１コ １８元（約７０円）とばら売りもしてくれて、
当日作ったパイナップルケーキが売られています。
添加物が入っていないので、賞味期限が短いのが難点ではありますが、
とても素朴な味で、私は大好きなんです。
←これがホントの箱買い～
さらに、いつもは夜に来ることが多いので気づかなかったのですが、
お隣にお茶屋さんがあったので、立ち寄ってみました。
←素朴で素敵な茶器が所狭しと茗窖茶荘というかなり小さいお店なのですが、
置いてあるお茶や茶器が上品で、とてもセンス良く
おもわず長居してしまいました。
実際、ゆりっぺとテリーは
普段お世話になっている方にと、ちょっと良さげなお茶を購入していましたし
私も…
ｋおもわず 茶托 １枚２００元（約７６０円） を購入。
この上に茶杯を乗せると、とってもかわいくって気に入っています。
お店にはスタッフの女性１人がいて、
日本語は通じませんでしたが、とても流暢な英語で会話ができました。
試飲もさせてくれますし、
普段使いのお茶より、プチ贅沢な品のいいお茶が買いたいとき
お勧めのお店です。
さらに、中山駅から私たちが宿泊しているホテルのある
台北駅へと戻ってきて。
もう一つ買い物にやってきたのが…
これまたおなじみの、駅前にある新光三越です。
←もちろん目指すのは地下２階！当然（！？）行くのは地下２階なのですが、
今回のお目当ては、中に入っているスーパーのエリアではなく…
←なんか、また新しいお店ができてた！けど、お目当てはここではありません（笑）
←こちらも新しいお店１年来ないと、すぐ変わりますねー
←ここがお目当てのお店です！！お目当ては、こちら！
お茶のお店、阿華師です。
去年、こちらのお店で、テリーお勧めのお茶
黄金油切緑茶を購入したのですが、１年でなくなってしまったので、
追加購入しに来たのです。
←お目当てのお茶はこれ
黄金超油切緑茶 １０８０元（約４１００円）
お値段を聞くと、高いと感じられるかもしれませんが、
ティーバッグ１００個入っている上に、
缶入りティーバッグ２０個分のおまけつき。
実質ティーバッグ１２０個分と思えば、それほどでもないかなと。
私は、これを水だしして飲んでいます。
特に夏は、とってもおいしく感じますよ。
そして、このお茶がとっても気に入ってしまったので、
今回は、違う商品も試しに買ってみることにしました。
黒豆水 ３９０元（約１４８０円）
黒豆烏龍茶 ３９０元（約１４８０円）
どちらもティーバッグ３０個入りです。
正直言うと、黒豆なのでもう少しおいしいかな、と思っていましたが、
慣れないせいか、個人的には「ん？？？」という感じでした。
どちらかと言えば、黒豆烏龍茶の方が、
やはり飲みなれた烏龍茶の味が混じるせいか、飲みやすかったです。
ただ、黒豆は新陳代謝の促進にいいそうですよ。
桂花緑茶 ティーバッグ２０個入り ２３０元（約８７０円）
桂花、つまり金木犀の香りがする緑茶です。
私は以前、こちらではない別のお店で桂花の烏龍茶を購入したことがあって、
気に入っていたので、ほかでは見たことがない桂花緑茶を購入してみました。
金木犀の強めの香りが苦手な方にはお勧めできませんが、
ウーロン茶より、さらにすっきりしていて、
私はけっこう好きでした。
紅顔養気茶 ティーバッグ１０個入り ２５０元（約９８０円）
正直、これはまったく買うつもりがなかったのですが、
店長さんの上手なプッシュに負けて買ってしまいました。
クコの実やなつめなど、漢方でよく使われる素材が入っていて、
顔の血色がよくなるなんて言われると、弱いよねー（笑）
味は、やはり漢方に近いので、
あまりおいしいとは言い難いのですが、
飲めないほどまずいということもないです。
美容液だと思って飲めば、飲めなくはないかな、くらいな感じ。
もっとも効果のほどは、１杯や２杯じゃさしてわからないのですが。
そんなこんなで大量買いして、
トータルすると２３４０元（約８８９０円）のところ、
な、な、なんと１８７９元（約７１４０円）におまけしてくれました。
びっくり！！
もっとも、現地台湾でネット通販で購入すると、
定価ではなく、それくらい割引されているので、
それを適用してくれた、という感じではあるのですが。
なんだか得した気がします。
そうこうしているうちに、なんだかんだで１１時すぎちゃいました。
そろそろ一度ホテルに戻ってチェックアウトして、
再び午後のお出かけです。
