2日目その⑦ 九份の喧騒と久しぶりの阿柑姨芋圓(2018年5月27日)




    
16時。

     私たちは、チャーターした車で
十分瀑布を出発。




         
←十分を出発でーす

         ←このまままっすぐ行けば基隆の方へ出るんですねー




     
十分から九份へは

     電車とバスを乗り継いで行くことができますが、

     
十分瀑布から十分駅へは、車で10分ほどかかる距離。

     さらに
平渓線も1時間に1~2本ほどしか通らないので、

     圧倒的に車で行く方が楽です。





         
←九份の表示が見えてきました

         
←電車で来たら、この瑞芳車站で

                                               バスに乗り換えます


         
←この辺りは金鉱で栄えたエリアでした

         
←坂道を上っていきます

         
←九份の警察署

         


    
九份に来たのは、今回で3回目ですが、

    十分から来たのは初めてで、

    ここを通るのは初めてだったような。




    大きく「九份」って書かれてて、なんだかいいですね。




        
←霞海城隍廟




    
霞海城隍廟(昭靈廟)の前を通ったら、九份まではもうすぐ。




        

        
←見慣れた景色が見えてきました!









    
十分瀑布から九份へは車で約40分ほどで到着。

    ドライバーのコウさんとは、

    “階段を一番下にまで下りたところ”で待ち合わせすることにし、

    私たちは
2時間自由行動させてもらうことに。




        
←九份老街の手前で車を降りて歩きます

        
←この坂の上に老街の入口と…

        





    眺め自体は、何度来ても変わらないけれど、

    今回は、今まで来た中で一番天気が良くて。

    とても気持ちのいい眺めでした。




        
←九份のメインストリート

                                     基山街の入口


        
←中に入りました




    狭い道に多くのお店がひしめきあっている雰囲気は昔のままですが、

    軒を連ねているお店には、

    昔からのお店もあれば、

    
あれ!?こんなお店あったっけ!?

    と様変わりしているお店もありました。




        
←コーヒー屋さんなんてあったっけ??

        
←豆干屋さん

                                              豆干は、豆腐に圧をかけて脱水し硬くした食べ物


        

        
←私が大好きな芋圓(タロイモ団子)

                                              いつも買って帰りたいと思うのだけど、

                                              日本に持ち帰るまで日持ちしないのが難点なのよねー

        
←チーズミルクスティック

                                              このお店も初めて見たけど、絶対おいしいヤツ!


        
←杏仁茶

        
←こんなオシャレなお茶のお店も

        
←洋菓子屋さん

                                              米詩堤甜點王國

                                              こちらも今回初めて見たお店でした


        
←クッキーやケーキ、シュークリームなどが売られていました

         
←民宿もあります

         
←オカリナ屋さんは昔からありますねー

         
←芋圓を食べさせてくれるお店です

         
←蜂蜜ケーキやパイナップルケーキのお店

         
←懐かしいべっ甲飴

         
←クレープみたいな生地に

                                               ピーナッツやアイスクリーム、そしてパクチーを入れて

                                               巻いて食べるスイーツです


         
←昔ながらの肉圓のお店

         
←イカ焼きのお店

                                               いい匂いがするからか、人だかりができていました


         

         
←名物!巨大エリンギ焼き

                                               ここも昔からあるお店で、見つけるとほっとしますねー


         
←ユアンソープ(阿原肥皀)もできてました

         
←チョコレートなどオシャレなスイーツが売られていました




    前回、九份に来たのは5年前(2013年)でしたが、

    5年も来ないと、いろいろ変わっているものですねー。

    (2013年当時の九份については、コチラをどうぞ)




    なんて、しみじみしながらそぞろ歩いているうちに

    テリーの目的のお店に着きました。

         


        




    
基山街沿いにある革製品のお店です。

    こちらのお店は、前回も一緒に九份に来た

    テリーが購入して、とても気に入り、来たがっていたお店。




    今回もバッグを購入していました。









    皮製品のお店を出て、再び基山街をまっすぐ行くと。




        
←芋圓屋さんの老舗、頼阿婆

        
←こんなドリンク屋さんもできていました
        

        
←こちらも茶芸館の老舗、九份茶坊




    数多くのお店が入れ替わっている中、

    老舗が頑張っているのを見て、ほっとしながらさらに先に進むと…




        
←展望台へ出ました




    ここからの眺めを本当にキレイですが、

    今まで来た2回とも曇ったり、雨が降ったりして霧が立ち込めていましたが

    (それはそれで風情があるのですが)

    3度目の正直で、初めて晴れた九份からの景色を眺めることができました。




        

        

        




    基山街は、まだもう少しだけ先がありますが、

    実質的には、ここがゴール。




    実は、私は今回九份に来たら

    どうしても食べに行きたかったものがありました。




    
阿柑姨芋圓の芋圓です。

    芋圓は、タロイモやサツマイモなどのいわゆる芋団子なのですが、

    白玉を食べるようにゆでて、小豆や緑豆などとぜんざいのように食べるスイーツです。




    初めて九份に来たときに食べて、大好きになったのですが、

    残念ながら前回は食べられるチャンスがなく。

    今回は、ぜひとも食べたかったのです。




    ですが、辛党のテリーとつかぽんは興味なし。

    そろそろ飲みたいと言い始めたので、

    待ち合わせを決めて、

    私と、九份に初めて来たゆりっぺは、

    目的のお店へもと来た道を少し逆戻りすることにしました。




        
←展望台のすぐ近くにあるカフェ

                                     前回来たときは、ここでお茶をしました

                                     (前回、SIIDCHAででお茶したときの様子はコチラ)


        

        
←テリーとつかぽんは、

                                     九份觀海樓というお店に入りました

        










    というわけで、私とゆりっぺは

    写真などで有名な階段のところまで戻ってきました。




        
←階段まで戻ってきました

                                     
黄色い看板が目印です

        
←階段を上っていきます

        
←謎のお面屋さん

        
←またまた目印があります

        
←ちょっと休憩できるカフェがありましたが

                                              こちらではありませんので、

                                              お間違いなく

                                              (でも、ここのかき氷もおいしそうでした!)





    
阿柑姨芋圓は、九份に昔からある老舗ですが、

    階段の一番上の方にあって、

    慣れないと場所がちょっとわかりづらいためか、

    階段の途中途中に矢印があるので、逆にわかりやすいです。




    階段を一番上まで上っていくと。




         




    
阿柑姨芋圓がありました。




    お店のスタイルも昔のままで、なんだかホッとします。

    階段に沿って行列ができているので、

    最後尾に並んで待ちます。

    (2007年に初めて
阿柑姨芋圓に来たときの様子は、コチラをどうぞ)




         

         
←この看板は変わりましたね




    オーダーはカウンターでします。




    お汁粉のように
温かい芋圓 40元(約150円)

    もしくは、この温かい芋圓に氷を入れた

    
冷たい芋圓 50元(約190円)

    のどちらにするかを選びます。




    トッピングは、

    
あずき(紅豆)、緑豆、大豆、そしてこの3種類のミックス(総合)から選びます。

    どれを選んでも値段は変わりません。




    さらに
練乳をトッピングすれば、プラス10元(約40円)です。




    日本語は通じませんので、

    あらかじめ紙に書いて渡すなり、

    メニューを指さしするなりするといいと思います。




         
←注文すると、アイスクリーム屋さんのように

                                               その場で盛り付けてくれて

                                               カウンター越しに渡されます


         
←芋圓、つやつや~~




    お店の外で食べることもできますが、

    階段では邪魔になりますし、

    人も多くて、食べながら歩くのはなかなか大変なので、

    お店の奥にある
イートインで食べるのがおすすめです




         ←イートインに向かう途中

                                               芋圓を作っている様子が見られます

         




    イートインは広くて、椅子やテーブルも十分あるのですが、

    やはり、景色を眺めることができる窓際はかなりの人気。




    なのですが…




        

        




    窓際席、偶然ゲット!

    やったね!!




        
←とにかくコレが食べたかったのよ!!




    私は、とにかくこの芋圓のQQ(もちもち)とした食感が大好き。

    お餅のようでいて、お餅ほど柔らかくもなく、

    白玉のようでいて、白玉ほど味が淡泊でもなく

    なんとも言えない味わいで。




    そして、下から出てくる出てくる豆、豆、豆!!




        




    先ほど、芋圓には温かいのと冷たいのとあるとご紹介しましたが、

    個人的には、断然
冷たいの派!!




    温かいものも悪くはないのですが、さすがに甘いので、

    ちょっと途中で飽きちゃうんですよね。

    (好みによるとは思いますが)




    ちなみに、この芋圓。

    想像に難くないと思いますが、

    けっこうすぐにお腹にたまって、いっぱいになってきます




    本当は、私もゆりこと半分こするつもりだったのですが、

    ほかの2人と同じく辛党のゆりっぺ

    
「芋圓がどういうものか見てみたかっただけだから、かずちん食べて」

    と、一口も口を付けず。




    おなか一杯になりながら1人で食べてしまいました。




    カロリーのことは考えるのよそう……

    きれいな景色を眺めながら思いにふける九份での一コマなのでした。