3日目その⑥ 九份の名物デザート 阿柑姨芋圓を食べる(2007年1月20日)




    
15時

    九份の真ん中を貫く階段を、再び上まで上る。
    九份の名物デザート、
芋圓(イーユェン)を食べに行くのだ。




          
←芋圓の人気店

                                  阿柑姨芋圓はこの階段の上


          
←この看板が目印




    私たちが目指す芋圓屋さん
阿柑姨芋圓(アーカンイーユィユェン)は、

    九份について書かれているガイドブックなら

    必ず紹介されていると言っても過言ではないくらい有名な人気店。




    そんなワケで、私たちもかな~り楽しみにして行ったのだけど……。




          
←芋圓を買いに並ぶ人々




     
大行列!!!!




     階段の途中から、ものすごく長~~い行列が出来ているではないか!!




     
ひょえぇぇぇ~~。




        
←階段のさらに上には小学校が









    と、いうわけで、

    2~30分ほど待つ覚悟で並んだけれど、

    思ったより早く、並んでから
約10分ほどで注文カウンターへ。




          ←外に貼られた芋圓のメニュー

          
←このカウンターで注文




    注文は、それほど心配しなくても、簡単な日本語と英語で通じる。




    トッピングを、
小豆、緑豆、大豆、ミックス(全部入り)の中から選び、

    
冷たいカキ氷入りか、お汁粉のような温かいものかを選び注文。

    どのタイプのトッピングでも、
一律35元(約130円)だ。




    さらに、私は
プラス5元(約20円
で、練乳をトッピング

    うっしっし。

    楽しみだなぁ~~~




          
←店の裏側で

                                  こんなに大量の芋圓が作られていた

                                  すご!


         









    買った芋圓は、店の奥にあるスペースで、

    座って食べることができる




           
阿柑姨芋圓のイートインペース




    とっても広いスペースで、

    座るところも余裕があるのだけど、

    お客さんは皆、
窓側の席を奪い合うように待ち構えている。

    と、いうのも………。




          




    そう。

    窓側の席は、九份の見事な眺望を堪能しながら、

    芋圓を味わうことができるという、

    絵に描いたような
九份満喫シートなのだ!!!




    で。

    結局、私たちは激しい席取り合戦に勝てず。

    あえなく少し内側の席で、芋圓を食べることに。




          
←左が私が注文した

                                                練乳入り、冷たい芋圓。
 
                                                右は、相棒が注文した

                                                温かい芋圓





    まずは、自分で注文した
ミックス+練乳の冷たい芋圓をば。




    ふお。 

    
うま~~い




    まさしく想像通りの味って感じで。

    台湾にしては、
少し粗めのカキ氷に、

    
小豆と練乳、さらに緑豆と大豆が入り、

    時折、
もちっっもちっっと、

    日本で言えば白玉のような食感の
芋圓が、

    単一な味に彩りを添える。




           
←練乳たっぷり入れてくれました!

           
←混ぜると下から氷と芋圓が

           

           




    一方、相棒が注文した
温かい芋圓はというと。

    
お汁粉の中に、もっちりした芋圓が入り、

    底にめいっぱいのトッピング豆が沈んでいる。




    けしてマズイわけじゃないけど、

    正直、途中で食べ飽きる感じで、

    個人的には、冷たい芋圓の方が好きだったな。




    もっとも、冷たいバージョンの方も、

    カキ氷の上から温かい芋圓をかけているだけなので

    早く食べ終えないと、どんどん溶けて、

    むしろ
生ぬるい芋圓になってしまうのだけど




    ところで、よく写真を見てもらうと分かるけれど、

    テーブルの上に、なにやら大量の紙がはさまっている。




           
←紙が挟まってるのがわかるかな




    まあ、ありがちな
「○○参上!」系の

    メモリアルノートの類なんだけど、

    ごく最近はさまれたと思われる紙の中には、

    自分のリアルネームや、メールアドレスが書かれた紙まであった。




    大丈夫なんかいな。




    まあ、はっきり言って、何かあってもヒトゴトだし、

    あくまで書いた人の自己責任なんだろうけど。

    日本だったら、何かあったら店側の責任も問われるんだろうなぁと思ったら、

    こんなところでも、
のほほ~んとしたのどかさを感じてしまった

    九份への旅なのだった。




          
夕方の九份は大混雑!