5日目その⑤ ウォルグリーンズとギラデリでお買い物(2015年9月28日)
14時半。
フェリービルディングで買い物を終えた私たちは、
荷物を預けてあるホテルへ戻ることに。
そこで、何に乗って帰るか。
私たちは、短いサンフランシスコ観光で、
これまで唯一乗っていない乗り物、
路面電車に乗って帰ることにしました。
←地上を走るF路線
路面電車は、ミニュメトロの路線の1本で、F線にあたる。
私たちは、フェリービルディングからの乗り場がよくわからず、
キョロキョロしながら、スチュアート通り(Steuart St.)を歩いていたときに、
ハプニングが起きた。
ホールフーズマーケットやフェリービルディングで思い切り買い物をして
めいっぱい紙袋を下げていた私。
たまたますれ違った黒人の男性と、軽くぶつかった。
ホントに軽くだったんです。
すれ違ってちょっと通り過ぎたときに、
Hey!
と、声をかけてきた。
そうして、自分の左腕にしている腕時計をしきりに指さして、
まくし立てている。
腕時計を見ると、文字盤のふたにヒビが入っていました。
はあああ??
これが私のせい!?
いくらぶつかったとはいえ、
紙袋の中にあるのは、パスタやフラックスシードの粉末、
オリーブオイルの小さな瓶といった類のもので、
硬いものは一切入っていない。
どう考えても、言いがかりでした。
でも、ここで言い返して何かあったら恐ろしい。
私は英語がわからないフリで押し通すことにした。
ひたすら首を振って、何を言っているのかわからないフリをする。
しかし、男は弁償しろといったことをまくしたてていた。
困っていると、
偶然、親切な男性が通りかかってくれて、
英語で仲裁を始めてくれました。
男性は、私に「あなたのせいで時計が壊れたって言ってるよ」と教えてくれていたけれど、
ここで、Sorryと言ってはいけないとぐっとこらえ、
やはり何を言っているかわからないフリで、何も話さず押し通しました。
すると、男性も黒人に「わからないんだから、どうにもならないよ」的なことを言ってくれて。
黒人もようやくあきらめて行ってしまった。
た、助かったーーー。
怖かったよーーー。
これまで比較的安全な地域しか歩いていなかったし、
私たちが歩いていたエリアもけして危険な地域ではないはずなんだけど、
やはり、マーケット通り(Market St)を挟んで、南のエリア、
いわゆるサウス・オブ・マーケットのエリアは、気を付けた方がよさそうです。
なので、F線に乗るときは、マーケット通り添いの乗り場から乗ることをお勧めします。
←スチュアート通りとエンバルカデロの間にある乗り場
←F線がやってきました
←F線の乗降口
←F線はフィッシャーマンズワーフと
マーケット通りを結んでいます
←F線の中からマーケット通りを見る
ちょっと怖い思いをしたので、
マーケット通りまで戻ってきて、ようやくほっとした。
ホント、アメリカって隣のエリアは治安が良くても、
1つブロックを超えると、急にそうでない人が歩いているエリアになったりして、
気をつけなくちゃいけないなぁ。
←車内にあった電車賃値上げのお知らせ
こうして、電車に乗って落ち着きを取り戻したころ。
マーケット通り沿いに、ギラデリチョコレートの大きな路面店を見つけ、
相棒のぱんちゃんが、突然
「私、やっぱりギラデリでお土産買いたいなぁ~」
と言い出した。
「え、じゃあ、今からでも降りて、買いに行く??」
「大きいお店じゃなくてもいいから、どこか売っているところに寄れればいいんだけど」
と言う。
時間的には、そこまでタイトではなかったので、
寄ること自体は問題ないのだけれど、
降りるのであれば、ベルを鳴らして合図しなくては。
でも、そこまでどうしても、ではないと言うので。
まずは、私が寄りたかった
パウエル通りにあるスーパーマーケット、ウォルグリーンズ(Walgreens)へ。
←サンフランシスコの短い滞在で
何度も通ったパウエル通り
←ウォルグリーンズの入口
ちなみに、サンフランシスコ市内は、あちこちにウォルグリーンズがあって、
歩いていれば、どこかで見つけられるって感じだったけれど、
中でも、このパウエル通り駅からすぐ近くのウォルグリーンズは、規模が大きく
品ぞろえがいいので、お土産探しにお勧めです。
←1階の入口近くには
お惣菜やケーキなどが売られていました
まずは、エスカレーターに乗って2階へ。