3日目その③ 谷の上からヨセミテバレーを一望するグレイシャーポイントツアー(2015年9月26日)
←ヨセミテロッジのツアーの集合場所には
ツアートラムが
9時50分。
スインギングブリッジ(Swinging Bridge)への散策を終えて戻ってくると、
前日の夜もフルムーンツアーで乗ったツアートラムが待っていた。
(フルムーンツアーについては、コチラをどうぞ)
夜見たときは、車体が黒に見えたけど、緑色だったんですね。
←グレイシャーポイントツアーの集合場所
グレイシャーポイントツアー(Glacier Point Tour)は、トラムではなく、
こちらのバスで行きます。
同じ集合場所から、いくつかのツアーが出てたりするので、
注意が必要ですね。
←グレイシャーポイントツアーバスのサイド
バスに乗るとき、スタッフにチケットを見せます。
10時ちょっと前。
←バスガイドさん
「グッモーニン~!」
ハットをかぶり、サングラスをした、
いかにもアメリカ~ンなレンジャーがマイクを使ってガイドスタート。
雰囲気が遊園地のアトラクションみたいで、
なんだかワクワクするなぁ~。
←駐車場に公衆電話を発見
バスは10時ちょうどに出発。
やはりヨセミテのツアーは、ほぼ時間通りに出発するようです。
←バスの中から木々を見上げて
ガイドさんが、お客さんたちの出身地を聞いていく。
もちろん私たちのほかにも数人、日本の方がいて、
ほかにも、デンマークやマレーシア、もちろんアメリカからも来ていて。
いろんな国の人々と一緒で、楽しい。
ガイドはすべて英語なので、
わからないという方もいらっしゃるかもしれないけれど、
雰囲気を味わうだけでも、楽しいと思います。
←エル・キャピタン
世界最大級の花崗岩の一枚岩、エル・キャピタン(El Capitan)が見えてきたけれど
あまりに大きすぎて、バスの中からでは上まで写真に収められず。
エル・キャピタンの手前には、
ヨセミテでもらった地図にも載っていなかった、
スリーブラザーズ(Three Brothers)という岩があることも
ガイドさんの説明で初めて知りました。
ツアーに乗って、30分ほどバスで行くと。
トンネルビューで軽く記念撮影タイム。
トンネルビューに来るのは、これで3回目。
←かっこいいエル・キャピタン
←あんまり見ないであろう
右側の方の岩肌
何度来ても美しいけれど、
3回目なので、さすがに写真はそこそこに。
心の中にしっかり刻み付けました。
←バスの車窓から
再びバスに乗り、ぐんぐん山を登っていく。
ここから先は、私もヨセミテに来て、初めて見るエリアになります。
←直訳すると「スピード出しすぎが熊を殺す。」
熊を気遣う文言に
自然を大切にするヨセミテスタッフの姿勢を感じますね
←緑深きセコイアの木々
こうしてバスからの景色を楽しんでいると、
こんなものが前の方からまわってきた。
でか!!
巨大な松ぼっくりだ。
←私の顔より大きいよ
これは、もちろんヨセミテ内で取れた松ぼっくり。
地球が育んだヨセミテならではの自然。
こういうふうに触れると、実感できますね。
←目の前に見えてきた巨大岩
一瞬、近すぎて何だかわかりませんが、よく見ると…
←ハーフドーム
ハーフドームを真横から見たところでした。
ヨセミテバレーからは、
この横からの景色は見られないので、
山のような突起が、見事に半分、
まさに“ハーフ”になっている姿がよくわかる。
そんなこんなで、ツアーが出発して1時間半。
グレイシャーポイントに到着。
←こちらは古い公衆トイレ
近くに新しい公衆トイレができていました
地図を見ると、ものすごーく広いエリアのように感じるけど、
十分歩けるエリア。
車いすでも通れる道があるのが、すごい。
←グレイシャーポイントへ歩いていきまーす
←すぐにハーフドームが見えてきました
←途中には昔の山小屋跡も
すると…
わあああ~~~!!ハーフドーム、きれーーーー!!
サイコーー!
そして、さらに近づくと…
←ハーフドームに向かって突起のような岩が
←岩の上に立って
←ハーフドームが私の背より低いよ
ちなみに、この突起の岩。
下から見ると、どうなっているかというと…
案外高いので、
高所恐怖症の人は、ご注意を。
←何枚写真を撮っても飽きないよ
さらに、道沿いに歩いて、
角度を変えてみると…
ヨセミテバレーそのものが一望できる。
ここが、なぜグレイシャー(氷河)ポイントと言うのか。
それは昔昔、大きい氷河が転がったことによって
このヨセミテバレーが形成されたことに由来しています。
ヨセミテバレーは、
まさに氷河の通り道によってできたエリアなのです。
それが、このグレイシャーポイントから見るとよくわかります。
←上の方から見るとこんな感じだよ
←美しいヨセミテバレー
さらに角度を変えると…
←ハーフドームの後ろの山々まで見えます
←ヨセミテバレーの向こうには
美しい山々が連なっているのがわかります
←氷河が通ったヨセミテバレーの部分が
削られたような状態になっているのがわかりますね
そして、こんな札を発見
フォーマイルトレイルの入口。
フォーマイルトレイルは、ヨセミテバレー内のトレッキングでも
上級者向けのトレッキングロード。
4マイルといえば、約6.4キロの距離なので、
距離的にはそうでもないかもしれないけれど、
この高さからヨセミテバレーまでを歩くトレッキングなので、
山を下りていくようなものだ。
グレイシャーポイントツアーは、
往復チケットだけでなく、片道だけのチケットもあって、
行きはバスで、帰りはフォーマイルトレイルで歩いて帰るという人もいるし、
1日に3本バスが出ているので、
このグレイシャーポイントツアーだけを見て帰るのではなく、
グレイシャーポイントからさらに足を延ばしてトレッキングし、
1本バスを遅らせて帰る、という人たちもいた。
ヨセミテ、奥が深いなぁ。
←氷河が通ってヨセミテバレーが形成された過程
←ホントにキレイですね
←ハーフドームの先はこんな風になってます
さらにさらに角度を変えて
ヨセミテバレーを見やすいポイントへ
←氷河の通り道
←ハーフドームの向かいにある山々は
ノースドームとバスケットドームという名前だったんですね
ここから下をのぞき込むと…
←マーセド川の流れ
←私たちが泊まったアワニーホテル
季節によっては、ヨセミテ滝なども見えるようですが…
←ヨセミテ滝が見えるはずの方角は…
←滝の跡が、かろうじて見える状態
下にはヨセミテロッジが見えます
残念ながら、私たちが行った時期は、
すでに滝の水が枯れてしまっていましたが、
初夏の辺りでは、美しいヨセミテ滝が見えるようです。
←素晴らしい木々
グレイシャーポイントからの眺めを堪能して。
←お土産屋さん
バスの出発時間まで余裕があったので、のぞいてみることに。
←グレイシャーポイントならではのグッズも
グッズの種類の数としては、さほど多くはないし、
ヨセミテバレーの方が充実しているとは思うんだけど、
グレイシャーポイントならではのワードが入ったグッズもあるので、
のぞいてみるとよいかも。
←こちらが2015年9月現在の公衆トイレ
←グレイシャーポイントツアーのバス
私たちがグレイシャーポイントを見学したのは1時間でしたが、
ヨセミテバレーからは1日に3便ツアーが出ているので、
午前中の便に乗ってくれば、もう少し長くいることも可能。
実際、来るときに一緒だった日本人ツアーの方々は、
トレッキングを楽しんでから帰るようで、
帰りのバスは一緒じゃありませんでした。
←バイバイ、グレイシャーポイント
12時半。
再びバスに乗り、グレイシャーポイントを出発。
来た道をそのまま戻っていきます。
そして…
4回目のトンネルビュー~~!!(笑)
でも、グレイシャーポイントを見た後に来ると、
なんだかより感慨深いです。
←本当に美しいなぁ
←エル・キャピタンの岩肌
←ハーフドームもね
こうしてトンネルビューを後にして、
ヨセミテバレーに戻ってくると。
←下から見上げたエル・キャピタン
←上から見ると小さく見える山々が
下から見ると、とても壮大に感じます
14時。
ヨセミテロッジに戻ってきた。
出発してから戻ってくるまで、きっかり4時間のツアーでした。
さまざまなクチコミを読んでも評判の良いグレイシャーポイントツアー。
自然のすごさを体感できる、素晴らしい場所だったな。うん。