2日目その⑦ スーパームーンのヨセミテ・フルムーンツアー(2015年9月25日)




    
19時。

    泊まっていた
アワニーホテルに戻って一休み。

    と言っても、昼間にチェックインしたときは、ゆっくり部屋を見ることができなかったので、

    部屋の写真を撮ったりしてあわただしかったのだけど。笑

    (アワニーホテルについては、コチラをどうぞ)









    そんなこんなで
19時半過ぎ

    アワニーホテルからシャトルバスに乗り、
ヨセミテロッジへ。

    
ヨセミテロッジは、あらゆるオプショナルツアーの発着所になっていて、

    観光の拠点になる場所。




    私たちは、ヨセミテに着いたあと、ここヨセミテロッジにあるツアーデスクで

    昼間のうちに
フルムーンツアーに申し込んでおいたのでした。




         
←ツアーチケット




    観光シーズンとなる夏季のヨセミテでは、

    毎日いろんなツアーが開催さていて、

    (開催されている期間や、どんなツアーがあるかは、

     随時、公式ホームページなどでチェックしてください)

    夜のツアーは、
スターゲイジングツアー(Star Gazing Tour 星空観測)と

    
フルムーンツアー(Full monn Tour)がありますが、

    
1日に両方のツアーを開催するということはありません




    月夜は星が見えないので、どちらかが開催されるのです。

    (天気によっては、どちらも開催されない場合もあります)




    折しも、私たちが行った2015年9月25日は、

    
月が地球にもっとも接近するスーパームーンで。

    とても美しい満月の夜。                                   




    フルムーンツアーは、
ヨセミテロッジから20時半の出発

    
25ドル(約3100円)でした。




           
←これはまだ日が落ちる前に撮ったスーパームーン




    ツアーの出発まで時間があったので

    相棒のぱんちゃんは、フードコートで軽く食事。

    私は、ロッジ内をちょっとだけウロウロ。




         
←この時間は閉まっていましたが

                                                   お店がありました

         
←Tシャツやパーカーなどが

                                                   多く置いてありました

                                                   午後7時には閉まるので注意です




    
20時半近くなったので、集合場所へ。




         
←すでにツアー参加者たちが集まっていました

                                                   スタッフにチケットを渡して確認です


         
←集合場所から見た

                                                   ヨセミテロッジのフロントデスク

                                                   集合場所はヨセミテロッジのすぐ前です





    別に早く行ったからといって、特にいい席が取れるとか

    そういうことはありませんが、

    ヨセミテのツアーは、何かハプニングでもない限り

    
かなり正確な時間に出発します。

    出発時間の10分前には集合場所にいることをおすすめします。




         
←出発10分前にツアーの車がやってきました。

                                                   すぐに乗り込み、出発です

         ←ガイドさん用のシート

                                                  お客さんに向かって話してくれる構造になっています





    写真ではちょっとわかりづらいですが、

    ツアーで使われるトラムは、
オープンエアーになっていて、

    ガラス越しなどではなく、ヨセミテの空気を直に嗅ぎながら周ることができます。




    たまたま一番前に座れた私たち。

    (この日のツアーは、2台の車で行われました)

    なんだか、ディズニーリゾートのアトラクションに乗るような感覚で

    かなーりワクワク。




    やばーい。

    
まだ始まってないけど、すでに楽しーーー(笑)









        
←先ほどの椅子にガイドのおねえさんが座って

                                        ツアースタートです





    ヨセミテバレーは、一方通行の環状道路が通っていて、

    シャトルバスもその環状道路を通っている。




    このフルムーンツアーは、

    ヨセミテロッジからエル・キャピタンの方向へ向かって出発。




       
←山の間からフルムーンが見えてきました。




     私のカメラの腕では、残念ながら

     その美しさの一端をも、うまく伝えきれないのですが。




     それはそれはキレイなお月さまで。




     壮大な山々の隙間に輝くお月さまは、

     なんとも言えず、神秘的な美しさでした。




     大きな木々と山々に囲まれた道を行く中、

     しばらく行くと、切り立った崖のようなところが見えてきました。




     世界最大級の花崗岩の一枚岩、

     
エル・キャピタン(El Capitan)です。




     そこで見えたのが…




        
←白い点がぽつぽつと…




     ガイドさんの解説によると、

     エル・キャピタンの崖を登っているクライマーの懐中電灯の明かりなんだとか。





     なにしてまんのん。




     だって、暗くてまったく見えないけど、

     肉眼で見ると、垂直ですよ、
垂直

     坂ではなく、ホントにホント、垂直に切り立ってるんですよ。




     10mや20mだって、

     垂直に切り立っているところを登るのはおろか、

     見下ろすのもコワイのに、

     
2300mもある垂直の壁を登っていこうというチャレンジ精神がすごすぎる。




     ちなみに、ガイドさんが
「声をかけてみて」というので、

     お客さん皆で、おーい!!と呼びかけると、

     懐中電灯を振って、呼びかけに応えてくれるクライマーさんもいました。




     夜も頑張って登っている人もいるけど、

     多くのクライマーさんたちは、崖のところどころにある窪みなどに入って休んでいるそうで、

     短い人でも数週間、長い人では数か月もかけて登っている人もいるそうです。




     すごいなぁ~~

     気を付けて、最後まで登り切れますように。









     エル・キャピタンを通り過ぎると、

     ツアートラムは、昼間も通った
トンネルビュー(Tunnel View)へ。

     (昼間通ったトンネルビューの様子は、コチラをどうぞ)




     先ほど通ったエル・キャピタンも見えるけれど、

     先ほど見えたクライマーたちの懐中電灯の明かりは小さすぎて

     トンネルビューからはよく見えませんでした。




     自然の前には、人間って小さいなぁと

     つくづく思う。




     街と違って、ほとんど明かりのないトンネルビューの夜景は

     残念ながら、私のカメラではうまく写真に収められず、

     心のカメラに収めてきました。

     (肉眼なら、けっこう見えます)




     ツアートラムは、このトンネルビューでいったん休憩。

     暖かいココアが支給されました。




     
うわ~~おいしーーーー!!

     日本のココアより、さらっとした甘すぎないココア。




     私は長袖シャツの上に薄めのショートダウンを着ていましたが

     夜が更けてくるとだんだん冷えてきて、

     オープンエアーで風を切って走ることもあって、

     持ってきていたスカーフを首に巻いても、ちょっと寒いくらいだったのだ。




     あまりのおいしさに、

     ドライバーさんに、もう一杯くださいとお願いすると、

     
「日本から来たの?」と話しかけられました。




     
「イエス」と言うと、

     
「実は、数週間前に日本に旅行に行ったんだ」とのこと。

     京都や大阪、東京を回ったそうで、

     どこが一番印象的だったか聞くと、

     
「横浜の外人墓地が面白かった」とか。




     な、なんで!?

     京都とか大阪ちゃいまんのん




     聞くと、日本にそういう洋風の墓地があるってこと自体が

     興味深かったんですって。

     興味が向くところって、人によってさまざまで面白いものですね。




          
←ツアートラムの運転席




    しばらくの休憩の後、

    ツアートラムは、再びヨセミテバレーへ。




           
←月の輝きがホントに美しいです




    ヨセミテの歴史や植物などのガイドを聞きながら進んでいき

    最後の観光エリアへ




           
←スインギングブリッジへ




    再びツアートラムを降りて、

    ガイドさんの懐中電灯の明かりを頼りに、

    この辺りを散策。




     
スインギングブリッジというだけあって、

     橋が渡されているのですが、

     この時期は、川の水位もずいぶん下がっていて、

     川べりまで行くことができました。




     正直、夜に何か特筆するようなものが見えるというようなエリアではないのですが、

     月と懐中電灯の明かりを頼りに、真っ暗な中を散策するのは、ちょっとワクワク。

     通な方は、自分でマイ懐中電灯を持ってきているお客さんもいました。









     そんなこんなで。

     20時半に始まったツアーは、
22時を過ぎていて。




     自分の車などで来ている人は、ヨセミテロッジで降ろしてもらえばいいかもしれないけれど、

     私たちみたいに、移動手段がシャトルバスだけという観光客にとっては、

     22時にシャトルバスが終わってしまったら、どうしたらいいんだろう…

     と、心配になるだけれど。




     
ツアートラムがホテルまで送ってくれるから、安心。

     私たちが泊まるアワニーホテルへは、

     先に、カリービレッジの宿泊客を降ろした後に立ち寄ってくれました。




     ただし、ヨセミテバレーの外に宿を取っている方は、

     そこまでは送ってもらえないと思います。

     
夜のツアーは22時を超えるので、

     ホテルまで戻る手段について、確認しておいた方がいいかもしれません。




           
←ホテルのレストランには

                                                       もうほとんどお客さんがいませんでした


           
←私たちが申し込んだオプショナルツアーの

                                                       翌日分のツアーチケットが届いていました


           
←アワニーホテルの部屋にあったタップ

                                                       差込口が多くて、

                                                       あれこれまとめて充電するのに助かります





    ヨセミテ1日目は、こうしてヨセミテ全体をなんとなく把握して終了。

    サンフランシスコからヨセミテまでの日帰りツアーもあるけれど、

    片道だけでも時間がかかって大変だし、ヨセミテを味わうのは難しいかも。




    いずれにしても、私たちは翌日の朝から再びツアーに乗る予定!

    楽しみ~~!!

    


         
←翌日はグレイシャーポイントツアーの予定!

         
←部屋にあったバスローブ!

                                         ちょっとだけゴージャス気分♪(←単純!?笑)