2日目その③ ピョルマダン図書館と河東館のコムタン(2023年1月26日)
12時50分。
私は三成駅にいました。
三成駅は江南エリアにある駅で、
駅に直結して
スターフィールドCOEX MALLという
巨大なショッピングモールがあります。
この日は雪がかなり降っていたので
外での観光はあきらめて
前から来てみたかった
スターフィールドCOEX MALLに
行くことにしました。
←COEX MALLへは
6番出口に出ます
←ちょっとだけ外に出ますが
屋根があるので
濡れずに行けます
さて、私がスターフィールドCOEX MALLにやってきたのは
単に雪除けのためだけでなく
目的がありました。
スターフィールドCOEX MALLの中には
美しい図書館として知られる
ピョルマダン図書館があるのです。
←入口
←COEX MALLの中
成田空港第3ターミナルみたいな
運動場を思わせる
デザインが施されています
ピョルマダン図書館は1階にあって、
すぐに見つかりました。
←ピョルマダン図書館
ピョルマダンの
「ピョル」は星、「マダン」は庭という意味で
日本語にすると「星の庭図書館」です。
聞いたときは、めちゃくちゃ素敵なネーミングだなぁ~
っと思ったのですが
よくよく考えたら
そもそも「スターフィールド」が「星の庭」
なんですよね。
ピョルマダン図書館の本棚は
高さ13メートルあるそうで
5万冊も収蔵されているそうです。
しかし、高い場所にある本は
どうやって読むのかしら??
←まるでイラストみたいですが
本が美しく飾られています
わあ、すごい!
写真で見た通り、めちゃくちゃ素敵♡
エスカレーターで2階に上がることもできます。
←ハングルでピョルマダン図書館
と書かれています
←この写真が撮りたかった!
インスタなどで、
映える場所として人気のピョルマダンですが、
当たり前のことながら
図書館なので、
多くの人が読書したり、勉強したりしています。
私のように写真を撮っている人も
たくさんいましたが、
うるさくしないよう
マナーを守りたいですね。
←2階にも椅子があるので
本を読んだり
くつろいでいる人がいます
何枚写真を撮ってもキリがないくらい素敵で
たくさん写真を撮ってしまいました。
←1階にはスタバがあって
図書館内で飲んでもOK
←ピョルマダンへの入口前
13時。
この日は朝ご飯を食べていなかったので
さすがにお腹がすいてきました。
本当は、COEX MALLの近くにある
ちょっとオシャレなビビンバ屋さんで
ランチしようかなと思っていたのですが
雪が降っていたので
外を歩く気になれず
COEXの中でランチすることにしました。
←オシャレな香りのお店
ランチとは関係ありません
ウロウロと当て所なく
女性一人でも入りやすそうなお店を
探し始めたものの
さすが巨大ショッピングモール
どこに何があるのかさっぱり分からず。
案内所らしき場所で
ショッピングモールの男性スタッフに
レストランがどこにあるか聞いてみると
どんな料理が食べたいのか聞かれ
おいしい韓国料理が食べたいとリクエストして
教えてもらったお店がコチラのエリア。
←洋服を売るエリアに
突然ありました
すぐに見つけたのは
河東館(ハドングァン)という
明洞に本店があり
ミシュランのビブグルマンに載っている
コムタンの有名店です。
私は一度も行ったことがなかったのですが
ガイドブックなどで名前は知っているお店でした。
ほかにも河東館の近くには…
←カンナム餃子という
私がお気に入りの
明洞餃子によく似た
お店がありました
←プルコギブラザーズ
という名前のプルコギ屋さん
←チェジュオジョンボクという
アワビ粥や海鮮料理のお店
サザエビビンパやムルフェ
キンパなどもあるようです
このときは何のお店かよく分からず
やめてしまったのですが
後から調べて分かって
ココでも良かったかも!と思いました。
他にももっとたくさん
いろんな美味しいお店があっただろうと思うのですが
探し回る方が疲れてしまいそうだったので
結局一番最初に見つけて
名前を知っていた河東館で食べることにしました。
中に入ると店内がけっこう広くて
すぐに席に通してもらえました。
←メニュー
残念ながら日本語メニューはないのですが、
こちらのお店にある料理は
コムタンとスユクの2種類のみ。
スユクはシンプルに茹でた肉料理で
河東館のメニューは牛肉のスユクです。
値段の違いは量の違いで
コムタン 普通(レギュラー) 1万6000ウォン(約1800円)
特(スペシャル) 1万8000ウォン(約1980円)
さらに、普通の2.5倍量は2万5000ウォン(約2750円)
と増えていきます。
と言っても、初めての私には
どれくらい入っているか分からなかったのですが
基本的に韓国のレストランの食事量は
日本のレストランより多めなので、
レギュラーサイズを注文しました。
←注文は台湾のように
紙に注文数を記入して渡すスタイルです
韓国語が分からなくても
一番上がコムタン、次がスユク
一番下はライスとドリンクとなっているので
比較的わかりやすいと思います
注文すると、
さすがメニューが2種類しかないだけあって
1分と経たないくらいのうちに
食事がやってきました。
←ネギとキムチは別盛りで来ました
届いたコムタンを見て
まず驚いたのは
クッパではないのに
ご飯がすでにスープの中に入れられていたこと。
そして逆にネギが別盛りで来たことです。
私は今までスープの中に
あらかじめご飯が入って提供されるのを
見た記憶がなくて
ご飯がスープに入っていると
時間がたつほどご飯がふやけてしまうし
コムタンは味が濃いスープではないので
味が薄まってしまうのでは、と思ったのです。
一方、個人的にネギは
得意なほうではないので
別盛りになっているのはとてもいいなと思いました。
←とりあえず3分の1くらい
ネギを入れてみました
とりあえず、一口いただいてみます。
うんんんん
もちろん、けして美味しくないわけじゃないんだけど
やはりご飯が入っていることもあるのか
私には味が少々薄め。
もっとも韓国料理で薄味なのはよくあることで
お客さんが自分好みで味付けできるように
あえて薄味に作って提供し
テーブルの上に調味料があったりします。
こちらのテーブルにも塩コショウが置かれていました。
特に味付けをする際に欠かせないのが
マッソグムと呼ばれる
日本で言うところのアジシオ。
これを入れれば
たちどころにどんな料理も美味しくなる
というと大げさかもしれませんが
それぐらい威力のある
まさに万能調味料なんです。
←マッソグム
普通のお塩より、ちょっと粒感のあるお塩で
さほど塩味は強くなく、
うまみ成分多めな感じです。
案の定、コムタンも
このお塩を入れたら
グッと美味しくなりました。
もちろんお肉も
前歯で噛み切れる柔らかさで、
とても美味しかったです。
ただ、やはりお値段的には
昨今の韓国国内のインフレや
円安と相まって
リーズナブルなランチとは言えないかなぁ
という印象でした。
美味しかったんですけどね。
早く円安がどうにかなってほしいです。ホント。
←スプーンからはみでるお肉
←キムチもちょっと浅漬けでしたが
おいしかったです
←切れてないキムチ
韓国あるある(笑)
普通盛りは、思っていたほど多くなく
私にはちょうど良くて
おなか一杯にもなりすぎず、
かといって少なくもなくで良かったです。
13時45分。
見納めに
再びピョルマダン図書館へ。
←図書カウンター
←天井を見上げると迫力あります
←ピョルマダン図書館の外にある通路
「顔を上げて雲の上を歩くように」
通路に書かれている文章も
詩のように素敵でした。
emartがあったので最後にのぞいてみましたが、
こちらのemartは、お土産を買うというより
エキナカコンビニくらいの規模の店舗でした。
←COEX内のemart
雪が降っていて、
ついついCOEX MALLに長居したくなりますが
次の予定へと移動です。