4日目その① A’REXを逃して大慌て ソウル駅から仁川空港、そしてコロナ禍の帰国(2022年9月16日)




    
朝5時半起床。

    飛行機は
10時35分発なのですが

    そのために
仁川空港8時半に着くように逆算していくと

    なにげに朝早くて眠いです。




        
←朝6時

                                              ホテルの部屋からの景色





    相棒のこみちゃんは、

    もう1日ソウルにステイする予定で

    私は一足先に出立。




        
←ホテルを出ました




    
6時40分にホテルを出ると

    空は少し明るくなっていましたが

    人通りもなくて、

    町がまだ寝ているのか、それともコロナ禍だからなのか

    シーンとしていましました。




    そして、最寄りの
市庁駅で、いきなり最初の難関が!

    来るときにも利用した
5番出口のエスカレーター

    
止まっているではありませんか!




    マジか。




    私はいつもスーツケースを利用していて

    帰りはお土産で荷物が重いので、

    なるべく階段は避けたかったのですが

    仕方ありません。

    重い荷物をなんとか持って下りました。

    (ちなみに
2番出口まで歩けばエレベーターがあったようですが

     ネットで調べる余裕がありませんでした…)




    とにもかくにも
地下鉄1号線で隣駅のソウル駅まで行き

    
空港直行のA’REXに乗り換えます。




        
←ソウル駅の空港鉄道を示す矢印に向かって

                                              歩いていきます





    そして、この
ソウル駅構内が広くてわかりづらくて

    大変なことこの上ないんですよ。




        
←また階段~~




    ソウルの地下鉄は、以前からエスカレーターやエレベーターが少ないのですが

    ソウル駅構内もそうで、
階段、階段、また階段

    と、スーツケース利用者には、正直かなりツライ。




    じゃあ、
空港バスを使えばいいじゃない

    と、ツッコミが飛んできそうですが

    
コロナ禍でほとんどの空港バスが運休状態




    友人の勧めもあって

    
A’REXにしたのですが、

    A’REXは新しいだけに
地下深くにあり、

    荷物を持っての移動がなかなか大変でした。




        
←スーツケースを乗せられる

                                     ベルトコンベアがあるものの

                                     そもそも、このベルトコンベアに

                                     荷物を載せるのが大変な上に

                                     重くてずり落ちそうで、意味があるようなないような





    さらに、私には困難が待ち受けていました。




    てっきりこの階段を登り切ったところに

    A’REXの乗り場があるかと思いきや

    見当たりません。




    いえ、正確に言えば

    この先にA’REX乗り場があったのです。




    
A’REXにはソウル駅と仁川空港をノンストップで結ぶ特急

    各駅停車の
普通列車があって、

    私はすでに特急列車のチケットを予約してありました。




    ところが私は、
特急と普通列車の乗り場が全く違うことを理解していなくて

    最初、普通列車の乗り場の方まで下りてしまい

    あれ、これは特急じゃない!

    てか、
特急の乗り場ってどこーーー!!??




    となってしまったのです。

    駅員さんに聞こうにも、

    早朝だからなのか、コロナ禍だからなのか

    それともこれがデフォルトなのか

    
駅員さんがまったく見当たりません。




    大慌てで先ほどの階段のところまで戻ってみましたが

    やはり駅員さんはおらず、

    でも間違いなく「空港鉄道」の文字が階段の上を指しています。




    どーーーーゆーーーーことーーーー




    しかも、慌てたのは

    
特急列車は意外に本数が出てなくて

    私が乗ろうと思っていた
7時20分発を逃すと

    
次は8時までなかったのです。

    この時は
コロナ禍でA’REXもかなり減便されていました。


 

    普通列車はもう少し短い間隔出ていましたが、

    
特急列車は47分で行けるのに対し、

    
普通列車は約1時間15分ほどかかり

    結局、あまり変わらないのであれば

    予約してある特急で行こう

    と腹をくくりました。




    そして。




        
←オレンジ色の看板が目印




    慌てすぎていて、気づいていなかったのですが、

    
普通列車の乗り場に降りる手前に

    
特急乗り場専用の改札がありました。




    お願いだから

    近視の外国人にもわかりやすい表記にしてくれーい(泣)









    
9時。




        




    
飛行機出発の1時間半前

    
仁川空港第1ターミナルに到着。




    ひいーーーーー。




    そんでもって、
仁川空港が広い

    半べそ状態で空港内を走りました。

    コロナ禍前であれば、人が多くて走ることは難しかったと思いますが、
 
    コロナ禍で人が少なかったのが幸いしました。

    (この辺り余裕なくて、全然写真なし。泣)




    にもかかわらず、チェックインカウンターは思いのほか人が並んでいて

    
「LCCは時間を過ぎると容赦なくチェックインしてもらえなくなる」

    などと書かれたネット情報を見るにつけ

    泣きそうになりましたが

    
9時20分、なんとかチェックインしてもらうことができました。




    
良かった~~~




    コロナ禍、ほんと最後の最後に焦りました。

    ちなみに、チェックインのときには、

    
入国後24時間以内に受けたPCR検査の結果の提示を求められました。

    PCR検査結果が届いたメール画面を見せれば大丈夫でした。




        
←荷物は18キロ




    
    
18kgの荷物を持って駅の階段をウロウロしたんだから

    そりゃ疲れますよね…





    
チェジュ航空のFLYBAGプラン

    
受託手荷物15kgまでですが、

    私は荷物が重くなりがちなので、

    事前に復路のみ
受託手荷物を20kgまで増やせる

    オプションサービスを
4830円払って付けてありました。

    ちなみに、このサービスには
座席指定のほか

    
優先搭乗、手荷物優先返却なども付いていますが

    正直、こちらについてはあまりメリットを感じませんでした。




    でも、なんとかチェックインすることができて

    ようやくホッとしました。

    コロナ禍の旅は、最後まで何が起きるか分かりませんね。









        
←出国審査を終えて

                                              中に入りました


        
←人が少ないのでよけい広く感じますね

        


        
←免税店も開いてました

        

        
←パク・ウンビンちゃんの広告

        
←韓国の伝統工芸品などを売るお店も

        
←ソウルでおなじみの

                                              オシャレカフェチェーン

                                              PARIS BAQUETTEも


        

        
←食事ができるお店もあります

        

        
←トイレの表示も大きくてわかりやすい

        
←ダンキンドーナツ、懐かしー!

        
←まだまだ先が長い

        

        
←奥の方にもカフェがあるのは

                                              うれしいですね


        

        

        
←やっと端っこだぁ~

        




    
やっぱり仁川空港は広いですねー。




    写真を撮りながらとはいえ

    どこかのお店に立ち寄ったりせず

    まっすぐ搭乗ゲートを目指して歩いて

    出国審査を通ってから搭乗ゲートに着くまで

    
12分かかりました。




    特にLCCの搭乗ゲートは

    奥に設置されていることが多いので

    時間に余裕が必要ですね

    (私が言えることじゃないですが。笑)




    
10時に到着ゲートにたどりついて

    ほぼすぐにボーディングタイムになりました。

    ほんと、間に合ってよかったです。




        
←私が乗ったチェジュ航空

        
←チェジュ航空機内




    やはり空席は目立ちますが

    個人的には、
コロナ禍の割に意外に人が乗っているな

    という印象でした。

    とはいえ、こんなに空いている飛行機に乗るのも

    なかなかないことで、本当に不思議な感じでした。




         





    
10時35分。

    飛行機は定刻通り出発。

    隣の席に人が座っていなかったこともあって

    広々と使えて、すっかり爆睡してしまいました。






        



        




    
13時15分。

    定刻通りに
成田空港に到着。




         




    この先に空港職員の方が待ち受けてくれていて

    アプリの
「MY SOS」をダウンロードして入力してあるか

    確認がありました。




    
「MY SOS」は、コロナ禍になってから

    厚労省が出したアプリで

    緊急連絡先を登録するほか

    PCR検査結果を登録することができます。




    韓国で受けたPCR検査結果を登録すると

    それまで赤だったアプリが
青色に変わって

    
QRコードが表示され、

    その
QRコードを検疫で提示すると通過できるようになっていました。




        
←検疫を通るともらえる紙

        




    入国審査を終えると、

    コロナ禍になってから初の海外旅行ということもあり

    ようやく緊張がほどけました。




    コロナ禍で2年半にわたって海外旅行がかなわず

    
たった2半、されど2年半

    毎年2~3回は海外に行っていた私にとって

    このブランクは大きく、

    本当に
とても不思議な感覚になる旅でした。





    また、
コロナ禍で入国、帰国のルールが

    
これまでとまったく違っていて

    そのあたりも大丈夫だろうかと

    緊張感のある旅でした。




    一方で、コロナ禍で止まっていた時間が

    大きく前進したような感覚もあり

    とてもうれしかったです。




    1日でも早く日常が戻りますように。