３日目その①　小公粥家でがっくりウニ粥（２０２２年９月１６日）




　　　　朝７時。

　　　　疲れていたので、そんなに朝早く起きるつもりもなかったのですが、

　　　　ものすごい大音量で目が覚めました。




　　　　何の音かと思って窓の外をのぞいたら。




　　　　　　　　←ちょっと見づらいですが…




　　　　何やら舞台が設置され、

　　　　大音量の歌やマイクチェックをするような声が聞こえます。




　　　　カラオケ大会でもやるんですか？

　　　　こんな朝早くから？？

　　　　と思っていたら。




　　　　その後、ホテルのレセプションで聞いたら

　　　　ここでは毎週末にデモがあるということでした。




　　　　マジかー。




　　　　私たちが宿泊したニュー国際ホテルは、

　　　　市庁駅のすぐ近くにあって、

　　　　とっても便利な立地だったのですが、

　　　　この大音量は思わぬ難点でした。




　　　　しかも、よりによってこの日は午後から

　　　　韓国語のオンライン授業を受ける予定で。

　　　　ホテルの部屋でやろうと思っていたのです。




　　　　こんなにうるさくっちゃ、授業が聞こえないよー。

　　　　うわああ、参った。









　　　　８時２０分すぎ。

　　　　デモ参加者がどんどん増えて、

　　　　ますますうるさくなり、

　　　　授業をどうするか思案に暮れながらも、

　　　　とりあえず予定していたお店に

　　　　朝ごはんを食べに行くことにしました。




　　　　　　　←ホテルのすぐ近くにあった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｉ　ＳＥＯＵＬ　ＹＯＵの看板

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この日は霧雨が降っていました




　　　　私たちが向かったのは

　　　　小公粥家というお粥屋さん。

　


　　　　実は、コロナ禍になる前の２０１９年にソウルに行ったとき、

　　　　いろいろと情報収集していたときに見つけたお店で。

　　　　本当は、そのときに行きたいと思っていたのですが、

　　　　ほかにも食べたいものがありすぎて（笑）

　　　　残念ながら、その時は行くことができなかったので、

　　　　次にソウル旅行に行くときは

　　　　ぜひ小公粥家で朝ごはんを食べたい！と思っていたのです。




　　　　というわけで、実に３年越しに念願かなって

　　　　小公粥家へと向かいました。




　　　　ちなみに、小公粥家は市庁駅から歩いて数分。

　　　　ニュー国際ホテルからも歩いて５分前後のところにあります。




　　　　　　　　←漢字で「粥」と書かれていて分かりやすいです

　　　　　　　　←ソゴンチュクチプというのが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お店の名前の韓国語読みです

　　　　　　　　




　　　　看板に日本語も書かれていて

　　　　コロナ前は日本人客が多かったんだろうなぁって

　　　　推察できますね。




　　　　　　　　←お店は地下にあります

　　　　　　　　




　　　　中に入ると。




　　　　　　　　




　　　　まだ誰もお客さんがいなくて

　　　　私たちが一番乗り。

　　　　店員さんが椅子に座ってのんびりしていました。




　　　　　　　　←壁にかかっているメニュー

　　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　　　　　




　　　　私がどうしてもこちらのお店に来たかったのは、

　　　　お店の名物の一つ、ウニ粥を食べてみたかったのです。




　　　　私はとにかくウニが大好き。

　　　　でも、ウニ粥というものを今まで食べたことがなかったんです。

　　　　口コミもなかなかよく、ぜひ食べてみたかったのです。




　　　　　　　　←パンチャン（おかず）




　　　　パンチャンがやってきて

　　　　ものの数分で注文したウニ粥がやってきました。




　　　　　　　　

　　　　　　　　




　　　　ウニ粥　１万７０００ウォン（約１８７０円）




　　　　…なんというか…

　　　　すくなくともビジュアルは、

　　　　ネットなどで見た写真ほどウニが乗っていない感じ。




　　　　しかも、写真には乗っていた卵がおかゆに入っていなくて。

　　　　「卵はありませんか？」

　　　　と拙い韓国語で聞くと、

　　　　めんどくさそうな感じで「卵だって～」と話しながら

　　　　生卵だけ別皿で持ってきて、何も言わずに置かれました。




　　　　　　　　←自分で卵を乗せました




　　　　なんか接客といい、お粥のビジュアルといい

　　　　期待が大きかっただけに

　　　　あれ？？という感じ




　　　　卵を自分で乗せるくらいは別にいいのですが、

　　　　お店に入ったときも何も言われず不愛想、

　　　　卵をお願いしたときもめんどくさそうで、

　　　　卵を持ってきたときも、何も言わずにただ置いていってしまって

　　　　日本の接客ほどのきめ細かいサービスや笑顔は期待していないものの

　　　　個人的には少々不快でした。




　　　　　　　　




　　　　まあでも、味が良ければすべて良しだもんね。

　　　　いただきます！




　　　　　　　　

　　　　　　　　




　　　　う、うぅぅーーん。

　　　　想像していたよりウニの風味感ないかも…




　　　　確かに下からすくうとウニがそれなりに出てきたのですが

　　　　写真で撮影したのは、一番ウニが多かった部分で、

　　　　お店の方の接客がぶっきらぼうで

　　　　あまりいい気がしなかったせいもあるかもしれませんが

　　　　期待が大きかっただけに

　　　　こんなものか、という気持ちが拭えませんでした。




　　　　う～ん。正直、残念。




　　　　私たちがお店にいたときは、

　　　　結局私たちのほかに１組しかお客さんが入ってなくて、

　　　　メニューなど店内に日本語が多いところからしても

　　　　観光客向けのお店だったのは明らかで

　　　　コロナの影響で質が落ちちゃったのかなぁ～？？とも思いました。




　　　　　　　　←巨大なエアコンにビックリ









　　　　９時１５分。

　　　　食事を終えて、外に出ると。




　　　　　　　　

　　　　　　　　




　　　　デモがより大規模になって

　　　　より大音量になっていました。




　　　　ホテルの部屋でオンライン授業を受けるのは無理かもしれないと思い

　　　　口直しと、静かなオンライン授業に向く場所探しのため

　　　　ニュー国際ホテルの隣で、

　　　　デモをしていた大通りからちょっと奥まった場所にある

　　　　ニューソウルホテルのロビーをのぞいてみました。




　　　　すると、１階になかなかよさげなカフェがあり、

　　　　私たちはそこでお茶をすることに。




　　　　静かとまでは言えないもの、

　　　　ニュー国際ホテルよりは静かで快適。

　　　　しかも、表通りにいくつかあるカフェより

　　　　混雑もしてなくて、このカフェは穴場だなと思いました。

　　　　（ただし、特にオシャレとかお手頃価格ということもなく

　　　　　とっても普通のカフェで写真を撮り忘れました。笑）




　　　　ニューソウルホテルも、

　　　　次の旅行の時にチェックしてみよう。