3日目その③ 南大門市場でおいしい野菜ホットクに出会う(2013年4月13日)
13時50分。
私たちは、会賢(フェヒョン)駅にいました。
←会賢駅には
大きいインフォメーションがあります
会賢駅は、南大門市場(ナンデムンシジャン)の最寄駅。
当然のように混雑しています。
←5番出口
←5番出口を出た目の前
南大門市場には、コレといった具体的な目的があったわけではなかったのだけれど、
相棒のたかこがカトラリーのいいのがあったら欲しいと言っていたし、
私もジーンズのいいのがあったら欲しいなと思っていたし、
もし、海苔を買い足せれば、買い足そうかなぁ~なんて思っていたので。
とりあえず、フラフラと見に行ってみることに
くわー。
土曜日だから、というのもあるけど、
相変わらずスゴイ人出やーーー
前に進むこと自体が困難。
まさに牛歩状態
スリなども多いので、荷物を抱えておのぼりさんの観光客みたいになっちゃった。
←アクセサリー問屋ビル
5番出口を出て、南大門市場に入って、まっすぐ歩いていくと
すぐにアクセサリー問屋ビルが見つかります。
が。
あまりの人の多さとゴチャゴチャ感に
見に行く気になれずスルー。
そして、さらにまっすぐ行くと…
5年前にソウルに来たとき、
私が海苔を買った公順成商会と
仲間のあずちゃんが買い物した南山商会が。
(そのときの様子は、コチラをどうぞ)
もちろん、そのときのことは覚えていたので、
ココで買ってもいいかなぁ~~と思ったんだけど…
「オネエサン、海苔の試食してって!
買わなくてもいいから。見るだけタダ、タダ~~~!!」
と、すごい勢いで客引きのオニイサンがやってくる。
こ、こわっっ!!
おもわずよけてしまう(笑)
こう見えて、けっこう気弱なんだよー。
そんな強引に勧誘されたら、怖くて引いちゃうよー。
1枚でも食べたら、ものすごい勢いで売られそうで、おもわず逃げてしまう。
試食はできないけど定価のスーパーの方が
落ち着いて買い物できる安心感があるなーと思ってしまう
賞味期限もゆっくり確認できるし。
まあ、こればかりは好みの問題だけれど。
←その先には
もう一つ、海苔の有名店
のりノリ天国が。
結局、混雑を早く抜けたい一心と
押しの強さに引いてしまって、
ココでは海苔は買わず、先に進むことに。
←食器屋さん
←もちろん、カトラリーもいっぱいあります
ここで食いついたのは、
もちろん、相棒のたかこ。
←ちょっと曲がれば
さらなるワールドが~~
←チゲやビビンバ用の
鍋が欲しいと思うんだけど
重くて買う勇気がな~い
←こんなアルミ鍋も気になったり~
いろいろと気になりつつも、
買う決め手に欠くまま、ふらふらとさらに市場の奥へと入っていく。
←ここでお布団買ったら
どうやって持って帰るんだろう…
←こういうの嫌いじゃない(笑)
←人が多くて動けない~
←アカスリタオル
ここで1枚だけ買う勇気ないなー
キョロキョロ南大門市場の雰囲気を楽しみしつつも
これといった収穫もなく進んでいたら。
突然、相棒のこみちゃんが言い出した。
「私、この先にオイシイ野菜ホットクがあるの思い出した!!
私、食べたいかも!!
前に来たとき、お腹いっぱいで食べ損ねちゃったんだ。
2人、もしお腹いっぱいなら、私、食べてくるから、どこかで待ち合わせよう!!」
え。
野菜ホットクとな!!??
そんなのあるなんて、知らない!!
ホットクといえば、
ピーナツ砂糖が入っているものって感じで
自分で作るときはチーズを入れたりすることもあるけれど
野菜が入ってるバージョンが売られてるなんて初耳!
確かに、ついさきほどカンジャンケジャンを食べたばかりで
お腹いっぱいではあったけれど、
そういう話なら、私も食べたいよー!!!
と、いうわけで。
急きょこみちゃんの案内で、野菜ホットクを食べに行くことに。
←南大門市場2番ゲート
何度来ても、南大門市場の地図が頭の中に入らない私。
そのホットク屋さんは、
南大門市場の2番ゲートの入口そばにありました
だけど…
←ホットク屋さんに並ぶ人々
大行列~~~
近くにもホットク屋さんがあるのに、
そちらは、数人のお客さんが屋台を囲む程度であるのに対して
こちらのホットク屋さんは、この行列。
驚き!!
←道の端っこにあるけれど
この行列で見つけられるかな
お店のアジュマが、
行列で道をふさがないように
何かを言っていました。
こういうとき、なぜか韓国語って怒ってるように聞こえるよね
並び始めて、およそ20分。
並び時間としては長いかもしれないけれど、
いい具合に少しお腹が減ったころ
順番がまわってきました。
←アジュマが一生懸命焼いてます
←油たっぷりで
焼いてるというか
半分揚げているような感じ
←アジュマが奥でタネを生地に入れて
まるめています
←野菜ホットク1000ウォン(約90円)
蜜ホットク700ウォン(約60円)
安い!
と、いうわけで。
こみちゃんは、1人で野菜ホットクを1個食べたいというので
私とたかこで、それぞれ野菜ホットクと蜜ホットクを1個ずつ買って
それぞれを半分ずつすることにした。
←野菜ホットク
大きい。
紙コップに入れてくれてるんだけど
入りきらずに、すでに最初から紙コップが切られています。
←大きさがわかりますか?
左が野菜ホットクで右は普通のホットクです。
顔と同じくらいの大きさです
←しかも分厚い
さてさて。
それでは、早速いただきましょー!!
うわっつ!!
アッッッツ!!!
そして、オイシイ!!
←中はこんな感じ
外の皮は、カリッとしていて
これまでに食べたことのあるホットクのようなモチモチ感はないかわりに
クリスピーで、これはこれでおいしい。
でもって、中の餡が確かに、おいしい!!
中には、野菜というか、チャプチェが入っています。
このチャプチェが、またおいしい。
たぶん、このチャプチェだけ食べてもおいしいだろうと思うんだけど、
それがアツアツサクサクの皮に包まれることで
さらにおいしさがアップしている感じ。
いやー。
これは新感覚のおいしさ!!
←蜜のホットクはこんな感じです
蜜の方は、こんな感じで
ヌガーというか、黒糖が入っているような感じ。
皮は、野菜ホットクと同じもので、サクサクしているけれど
中身が野菜ホットクに比べて少ないせいか、
いくらかモチモチもしているような感じがします。
もちろん、蜜の方もおいしかったのだけれど、
野菜ホットクのおいしさの衝撃の後だと
蜜の方を食べるなら、ほかのホットク屋さんでもいいかなという気がして
(皮はかなり特徴的ではあるけれど)
こみちゃんが、野菜ホットクを1個まるまる食べたいと主張したのも
うなずけます。
←食べすすめると
真ん中はさらに具が増えて
皮がはちきれんばかりに
また食べたーい。
これはいいところ教えてもらった!
これを食べるために、また南大門市場に行きたいよ。
←私たちの後にも
次から次へとお客さんが