1日目その③ 4年ぶり!楽古斎のアワビ入り参鶏湯とチムジルバン(2013年4月11日)
←安國駅2番出口
←2番出口を出た目の前の風景
安國(アングゥ)駅2番出口。
ここへ出ると、ああ知ってる道だぁ~
と安心します。
(楽古斎への詳しい行き方は、コチラをどうぞ)
が。
知ってる道をひたすらまっすぐ行って、
近くの小学校を通り過ぎて、驚きが!
←ソウルではおなじみのコンビニGS25
!!!
ここは……
かつて「名人博物館」という
ナゾの博物館があった場所ではありませんか!?
私がいつも宿泊する旅館、楽古斎に来るときは、いつも目印にしていた
名人博物館がなくなって、
そこはコンビニと化していました
確かに4年前、この辺りは周りに何もないようなところで
便利と言えば、便利になった気もするけど、
時代の流れがちょっとサミシイ。
←暗くてぶれてるけど、小学校の校門です
←これまた暗いですが
楽古斎の入口
ふおー。
キター
4年ぶりの楽古斎(ラッコジェ)だー。
左にある呼び鈴を鳴らすと。
若い日本人女性が迎えに来てくれました。
あ、あれ!?
アジュマじゃない!!
←上り框は前のままで
なんだかうれしい
その若い日本人女性は、後から聞いたところによると
ウエさんという名前で、
日本から韓国にワーホリでやってきて、
楽古斎でアルバイトして1年ほどになるんだそう。
日本語が通じるって、ありがたいなー
←楽古斎入ってすぐ右にある部屋
今回はここに宿泊でーっす
←室内はこんな感じ
細長い部屋。
優しいオンドルの温かさが、足下からじんわり。
あーーー。
やっぱコレだよねー。
正直言えば、楽古斎の宿泊費は私の基準からすると、少々お高い。
夕食&朝食つきで、この日の宿泊代は1部屋25万ウォン+10%の消費税
つまり27万5000ウォン(約2万4000円)
2人で割って、約1万2000円です。
もちろん、食事がついているというのもあるけれど、
3人で素泊まりの場合でも、35万ウォン(約3万500円)
1人1万円くらいかかることを考えると、
ソウル市内には、探せば5000円以下のホテルやレジデンス、
こうした韓屋宿もあるし、
ぶっちゃけて言えば、飛行機&ホテル&送迎がついた
パッケージツアーの方が、安上がりだと思います。
それに、駅から少々遠い。
明洞に宿を取った方が、
買い物がメインの楽しみとなるソウル旅行では
断然、楽。
おまけに。
タクシーが場所をわかってくれないこともしばしば。
なんだけど。
それでも、この宿がお気に入りなのは。
いつでも家に帰ってきたような安心感。
靴を脱いで、ほっと寛いで。足を延ばせるうれしさ。
街の喧騒とは関係のない、静けさ。
トランクを広げても十分なスペース。
これがねー。
たまらんのよねー
←スプーンで鍵をかけるスタイルなのは
相変わらず
←冷蔵庫とティファール
←中の飲み物は無料です
この冷蔵庫に、いつもと違う紙が貼ってありました。
←真ん中より、赤い紙に注目です
そう。
この楽古斎にも無料のWifiが通ったんです!!
おおおお~~(そんなに驚くことでもない!??笑)
あえて、写真では切ってありますが、
この赤い紙にパスワードが書いてあって、
部屋の中でつながりました。
伝統的な韓屋旅館でも
イマドキは無料Wifi、テレビよりも大事やねー
←コンセントはC、もしくはSEタイプです
どちらでもOKです
←クローゼット的な
←チムジルバン(サウナ)用の甚平と
寝間着代わりのガウンがあります
この辺りは、4年前と大きな違いはなかったのだけれど、
ここから変わったものを、いろいろと発見。
まずは…
4年前にはなかったセイフティーボックスが!
これはありがたい変化!!
以前は、パスポートなどの貴重品も持ち歩かなくちゃならなくて、
それはもう、不便だったのだけれど。
これで安心して置いておけます。
そして…
←お風呂が…!!
←ヒノキ風呂に…!!
←シャワーも俄然使いやすくなりました!!
いやー。これもビックリ。
昔はタイルでシャワーオンリーだったのに、
座ってシャワーが浴びれるようになってました。
いやー。これもありがたい。
ちなみに、シャンプー&リンス&ボディーソープはありました。
さらにさらに…
←便座が…
温水便座だーー!!
が。
これに関しては、んーーーって感じで。
というのも、それほど便座が温かくならない上に。
最終日には、水が止まらなくなるハプニングが!!
スタッフを呼んで、一度は直してもらったものの、
すぐにジャージャー流れっぱなしになってしまい、
いちいち水道の元栓を開けたり閉めたり。
水の流れも弱くて、ちょっと不安。
これは、もう少し改善の余地あり、って感じだったかな。
←洗面台の仕様は変わってなかったけど
キレイになってました
←これまた以前はなかったドライヤーが
これはありがたかった!!
←部屋の奥から入口の方を見たところ
そんなこんなで部屋をチェックして。
20時20分。
キターーー
夕飯の参鶏湯!!
ここでもビックリしたのが。
夕飯を部屋まで運んでくれること。
これまで泊まった2回は、
私たちが食堂に行って食べるという形だったけれど、
今は、食事はすべて部屋に運んでくれるらしい。
それから…
←夕飯のメインは
あわび入り参鶏湯です
私は4年前と5年前の2回、楽古斎に泊まっていて、
今回が3回目になるのだけれど、
以前は夕飯がカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)だったのに、
今回は参鶏湯に。
このことについては、予約したとき、事前に確認していたので
驚きはしなかったんだけど、
個人的には参鶏湯よりカンジャンケジャンが食べたかったので、
ちょっと残念でした。
ちなみに、今は、基本的にカンジャンケジャンは出していなくて、
カンジャンケジャンをお願いする場合は、別料金がかかるそうです。
←チャプチェ
←キムチ、エリンギの炒め物
←青菜のナムルともやしのナムル
それに、これに関しては、別に不満というわけではないのだけれど、
付け合せの数がずいぶん減っていて。
日本人は残しちゃうから、減らしたのかなー
なんて推測してみたり。
←あわびがガッツリ入ってます
←いろいろ入ってるよ
←あわびもね
正直言えば、味は少々薄め。
個人的には、もう少し塩&こしょうが効いていてもいいかなぁという感じで、
プラス、あわびが少々硬くて、歯が弱い私には、
ちょっと噛みにくかったです。
カンジャンケジャンを楽古斎で初めて食べた時のような感動はなく、
個人的には、ちょっぴり残念でした。
←もちろん記念写真は撮るわけですが(笑)
ただ、もちろんマズイわけではなく
こうやって夜に到着して、
外に行かずに、それなりにおいしい参鶏湯を食べられるという意味では
やはり非常にありがたかったし、十分だった。
(ちなみに、ほかの日の夕食はビビンパで、それ以降は参鶏湯と交互に出るようです)
←こんな感じで夕飯でーっす
←夜の楽古斎は
本当に静かです
←私たちの向かいのお部屋
21時。
予約した時に、チムジルバン(サウナ)をお願いしておいたので、
入りにいきました。
楽古斎には、敷地内にチムジルバンがあるのです。
本当は21時までと聞いていたのだけれど、
ウエさんが、快く入れてくれました。
ありがたやー。
←チムジルバンの入口
横にある釜で薪をくべています
部屋にある甚平に着替えて、
冷蔵庫のお水を持って、入る。
←チムジルバンの中
最初は冷えていた体が徐々に徐々にあったかくなって
じんわり汗をかく。
きもちいーーーー!!
ときどき外へ出たり
(この時期の韓国の夜は、まだ東京の冬のように冷え込みます)
水を飲んだりしながら、30分ほどゴロゴロゴロゴロ。
あったまったーーー!!
シャワーで汗を流して、お布団で就寝。
オンドルが気持ちよくって、お布団があったかい。
さあ、翌日からは、もう一人の相棒、
こみちゃんと合流して、ソウルを楽しむぞー