3日目その⑥ 激ウマ!タッカンマリ通りの「チンハルメタッカンマリ」 その②(2009年6月20日)




         
←チンハルメタッカンマリの入り口

         
←この顔写真が目印




    
21時15分。

    
東大門(トンデムン)駅から歩いて数分のところにある

    
タッカンマリ通りでお店に入った私たち。




    
タッカンマリ通りの大体真ん中くらいのところにある

    
チンハルメタッカンマリです。

    (チンハルメタッカンマリへの行き方は、コチラをどうぞ)




         
←店内の様子

                                        扇風機がアチコチに置いてあります

         




    
けっこう広い店内。

    私たちは1階の席を案内されたので、

    2階の様子はわからなかったけれど、

    
21時をまわっているというのに、

    席は、7~8割が埋まっていました。




    メニューは、というと……




         
←壁に貼ってあったメニュー




    …………

    とりあえず、読めないので。

    (タッカンマリは1番左の
1万5000ウォン




    
「タッカンマリ2つと、メッチュ(ビール)2つ!!」




    スタッフの男性は日本語がわからないようだったけれど、

    ジェスチャーと片言の韓国語でも、なんとか通じるもので(笑)

    
タッカンマリ専門店でありますからして、

    タッカンマリ以外はトッピング&ドリンクメニューなんだから、

    タッカンマリ以外は、注文しようがないのであります(笑)










         
←タッカンマリの基本セット




    ほんの数分で、このタッカンマリ基本セットが2つやってきました。




         
←これがタッカンマリ

         
←迫力!

         




    鍋の中は、
ジャガイモがガッツリと刺さった鶏一羽ネギだけ。

    これに…




         
←トッポキ(餅)

         
←キムチとおろしニンニク

         
←とうがらし&いろいろ混ぜた薬念(ヤンニョム)




    こちらのセットに、さらに
カムジャ(ジャガイモ)

    テーブルごとに1皿ずつ追加注文。

    鍋を火にかけ、完全にスープが沸騰すると、

    お店の男性がやってきて、

    鶏肉をハサミでカットしてくれました。




         
←切るのがもったいない美しさ!

         

         

         
←慣れた手つきで

                                        鶏肉を切ってくれます





    鶏肉を切り終わると、

    当たり前のように、

    
鍋にキムチやらにんにくやらをガッツリ入れて、

    味付けを始めました。




         
←オッチャン味付けの鍋




    うひょー。

    
豪快!!

    まるで大根おろしを入れたみぞれ鍋かのように、

    
鍋の真ん中にどどーーーーんと、おろしにんにく。




    前にタッカンマリを食べに来たときは、

    お店の人は、鶏肉を切ってくれただけで、

    鍋の味付けは自分たちだったから、こんなコトなかったんだけど。

    こちらでは、
これが当たり前のお店の自慢の味じゃいっ!!

    とばかりに、おもいきりにんにくとキムチを投入。




    さらに、取り皿に、

    とうがらしのおもいきり入った薬念を入れ、

    しょうゆらしきものをかけて、タレらしきものを作ってくれたのだけど…。




    
か、辛そう………。。。。




    それほど辛いものが苦手なわけでもないけれど、

    そのタレはとても私には食べられそうになくて。




    
私は作ってもらわなくていいや…。。。




         

         

         




    さらに、私の座ったテーブルにやってきて、

    同じように鶏肉を切り始めてくれたのだけれど

    私の前に座っていたミッチさんがいきなり声をあげて…




    
「あ、あーーーー!!

     
いいです!こっちは、味付け!!!」




    日本語ながら、作業を止められ、

    男性はちょっと一瞬ムッとした表情(笑)




    
「スープを……とりあえず味付け前のスープを飲みたいんですぅぅぅ」




    なおも日本語で訴え続けるミッチさん。

    うっうっ。

    わかるよ、ミッチさん~~~~!!

    私もそう思ってたよーーーー。




    日本語はよくわからんが、

    
オレの味付けを断るたぁ、なんてヤツらだ!

    って感じの表情を浮かべる男性(笑)




    いいのよー。

    とりあえず、素材の味を生かしたスープが飲みたいのよー。




    と、いうわけで…




         
←味付け前の状態




    おたまでスープをすくい、

    何も入ってない、スープだけを味見してみる。




        




    う~ん。

    
いい出汁が出てるわ~~~!!

    鶏から出た出汁で、とても優しい味のスープになっている。




    男性は、相変わらず店の向こうの方から

    私たちの方を見て、

    
あんなタッカンマリ、おいしいのか!?いいのか!?そんなパンチのない鍋で!!

    
それじゃ、本当のタッカンマリのおいしさは味わえんぞ!!!

    とでも言いたそうな顔をしていたけれど、

    (本当にそう思っていたかは、不明。笑)




    
十分、オイシイっすーーーーーー!!!!




         
←まずは、そのままスープを味わってみるべし!




    でもって……




         
←取り分けてみたよ




    自分の好みで、ちょっとだけ薬念とキムチをスープに加え

    具を取り分けてみました。




    やばーーーー。

    
めちゃくちゃマシッソヨ(おいしい)ーーーーーー!!!




        

        




    
ぷりぷりの鶏肉に、

    
ホクホクのじゃがいも

    日本のお餅ほどモッチリしすぎず、

    
程よいモッチリ加減のトッポギ。




    汗をふきふき食べる、このウマさ。




    前回タッカンマリを食べに来たときは、11月で、

    寒い季節に、すごくイイ鍋だな~と思ったけれど、

    暑ければ暑いで、ビール片手に汗をふきふき

    
鶏肉かぶりつきーの、熱いじゃがいも舌の上で転がしーの

    も悪くないなー。




    
幸せ~~~~~




         
←鶏肉めちゃめちゃおいしー!!




    さらに…




         

         
←シメはうどんで!




    
「ウドン、ジュセヨ~~~~」




    好みで雑炊にすることもできるけど、

    もうこの時点でお腹いっぱいで、

    雑炊はお腹に入りきりそうにないので、

    ツルっといけるうどんがちょうどいい感じ。




         




    ちなみに。




    私自身はやっぱり好み的に、

    スープにプラスして、ちょっとだけキムチや薬念を入れる程度で

    味付けて食べるのが好きなのだけど。




    周りを見渡すと、みんな

    
基本的に薬念をガッツリお皿に盛って、

    
スープを少量だけ入れて作ったタレにつけて食べていて。

    やっぱりそれが本場の食べ方のようでした。




         
←1人につき、

                                半分くらいの薬念を使ってました。





    3人で1つの鍋を食べて、

    ちょうどお腹いっぱいになるくらい。




    ビールを注文し、ジャガイモやウドンのトッピングをして

    全部で
4万5000ウォン(約3600円)




    
え、えーーーー!!

    6人で割ったら………

    
1人約600円!!

    ウソでしょーーーーー!!!




    日本だったら、中生1杯の値段だよ。




    うーーーん。

    ある意味、感動的な値段だわねーーー。

    ソウルに来たら、また食べたくなる

    オールシーズンOKの、激安鍋でした。




         
←お店の入り口で