4日目その③ プラハ城を見学② 聖ヴィート大聖堂(10月14日)




    
9時10分

    私たちは、
プラハ城(Prazsky hrad)内にある

    
聖ヴィート大聖堂(Katedrala sv.Vita)の前にいました。




    
聖ヴィート大聖堂は、プラハ城の第3中庭にあります。




        




    聖ヴィート大聖堂前の第3中庭は、

    大聖堂の高さに対して狭くって、

    私のカメラでは、全体像が入りきらず。




        
←記念写真撮るのも一苦労

        
←普通の目線で撮るとこうなります

        
←少しでも頑張ってみた




    そして、ファサードを見ていきます。




        
←美しいゴシック建築

        
←バラ窓

        
←正面扉上部

                                              「キリストの受難」が描かれています

        ←入口は左です





    早速、中に入っていきましょう!









        
←大聖堂西側

        

        
←大聖堂入口

                                              曜日や時間帯によっては並ぶこともあるようです




    中に入ると。




         
←側廊




    正面にある3つの扉のうち、

    向かって左にある扉から入ってすぐの側廊です。




    見学者は、この側廊沿いを歩いて、

    内陣後ろの周歩廊を歩いて、

    反対側の側廊を戻ってくるようなルートになっています。




    が、その前に。




        
←身廊

        




    
見学者は身廊には入れないので、誰もいないですね。

    内陣の奥にステンドグラスが見えます。




    そして、後ろを振り向くと…




        

        




    ファサードから見えた
バラ窓が見えます。

    
2万7000個ものガラスが使われているそうですよ。




         
←入口に一番近いところのあるステンドグラス

         




    そして、ここまでは無料で入れますが、

    
この先は、購入したチケットが必要になります。

    写真を撮るのも
カメラチケットが必要になりますのでご注意くださいね。

    (チケット購入については、コチラをどうぞ)




        
←カメラチケットがあっても、

                                     フラッシュをたくのはNGですので

                                     ご注意くださいね


        
←入口









    チケットゲートを通ると。




        
←入口から2番目にあるステンドグラス

                                     
青い色調がとても美しいです





    このステンドグラスの隣に、

    私がプラハ城の中でもっとも見たかったものがあります。




        
←ミュシャのステンドグラス




    ミュシャデザインのステンドグラス

    
「聖キリルと聖メトディウス」(1931)。




    人だかりができているというのもありますが、

    明らかにほかのステンドグラスとは作風が違うので、

    一目でそれとわかります。




        
←左上のマントを被った男性が聖ツィリル

                                     右の白髭の男性は、聖メトディオス

                                     2人は兄弟で、スラブ語圏でキリスト教の布教を行い

                                     「スラブの使徒」として篤く信仰されているそう


        
←中央にはチェコの殉教者、聖リュドミラ

                                              右に寄り添う少年は、聖リュドミラの孫

                                              チェコの守護聖人、聖ヴァーツラフで

                                              モデルはミュシャの息子、イジーだと言われています


        
←左上部分

                                     周囲には、聖ツィリルと聖メトディオス兄弟の

                                     布教活動における36のエピソードが描かれています

        

       
←右上部分

       

       

       




    このステンドグラスが聖堂見学のハイライトの一つとあって

    前には、ものすごい人だかりができていて。

    なんとか人が少なくなるのを見計らって…




         
←相棒になんとか1枚撮ってもらいました




    ステンドグラスとうまく撮るのは難しいですね。




        
←向かいのステンドグラス




    いつまでもステンドグラスを眺めていたいけれど、

    そうもいかないので、側廊沿いに内陣へと進んでみましょう。




         

         

         

         

         

         

         

         

         
←祈祷室

         

         


    内陣近くには。




         
←プファルツ選帝侯 

                                               フリードリヒ5世のプラハ逃亡を描いた

                                               木製レリーフ





    そして、この木製レリーフの前には




        
←プラハの大司教シュヴァルツェンベルク枢機卿像

 


    そして、その隣には




        
←「ネポムツキー殉教」

        
←王妃から懺悔されるネポムツキー

        
←王様怒ってます

        
←カレル橋の上




    チェコでは誰もが知っているという
聖人ヤン・ネポムツキー

    王妃から懺悔を受けたネポムツキーは、

    王様から、その内容について教えるように迫られますが、最後まで口を割らず

    最後は、カレル橋から川に投げ込まれて亡くなったといわれています。




    そのまま内陣の裏側、周歩廊のチャペルを見ていきます。




        

        

        

        

        

        




    そして、内陣の真裏には…




        
←守護聖人、聖ヴィートの墓

                                     聖ヴィートはもともと現在の南イタリアの生まれですが


                                     
彼が殉教した後、骨などの聖遺物がフランス、ドイツへと渡り、

                                     その一部である手の骨が、ここに埋葬されていると言われているそうです


        









    内陣の後ろを通って、反対側の東側側廊へ入っていきます。

    そこが、人が多くてすごいことになっています。




    反対側の側廊に入ってすぐのところに、

    聖ヴィート大聖堂、もう一つのハイライトがあるからです。




    それは…




         
←こんなんなってます

         




    先述した絵画に描かれていた

    
聖ヤン・ネポムツキーの墓です。




        
←横から見たところ

        
←2トンもの銀が使われているそうです

        
←十字架を握ってます

        
←頭には、カレル橋から落とされ亡くなった時に出たという

                                     5つの星が


        
←天使たちが台を支えます

        

        
←天蓋にも天使たちが

        

        
←後ろに置かれた棺



    
    
聖ヤン・ネポムツキーの墓を通り過ぎると。




        
←東側側廊

        

        




    東側の側廊に入ると、身廊へと入れるエリアがあります。




        

        

        

        




    そして、そこから後ろを振り向くと…




        

        

        




    再び側廊へと戻ります。




        
←美しい袖廊

        










    東側側廊を出口の方へ向かっていくと。

    聖ヴィート大聖堂、最後のハイライトがあります。




    
聖ヴァーツラフ礼拝堂です。




        

        
←朝なので東側は逆光~

        

        

        

        

        




    最初に見たとき、
逆光で中がよく見えないなー

    と思ったのですが。

    もう少し大聖堂の出口に近い方に進んでいくと。




        




    聖ヴァーツラフ礼拝堂の中には入れないのですが、

    ちゃんと正面から見られるように、

    扉が開いていました。




        
←正面の壁画には

                                              聖ヴァーツラフの生涯が描かれていて、

                                              中央に聖ヴァーツラフの像があります


        

        

       

       
←周囲にも壁画が

       

       

   


   聖ヴァーツラフ礼拝堂を見て、出口の方へと来ると。




       
←身廊を挟んで向かいには…

       
←ミュシャのステンドグラス




    
ミュシャのステンドグラスが。

    心置きなく見ておいてくださいね。




       
←東側側廊のステンドグラスもとても美しいです

       

       

       

       
←キリストの洗礼が描かれています




    そして、最後にもう一度…




        
←天井の美しいヴォールト構造がよくわかります

        




    大聖堂全体を目に焼き付けてフィニッシュ。

    私たちがゆっくり見ていたのもありますが、

    見学にちょうど
1時間かかりました。




    ミュシャのステンドグラスが見られて大満足でした。




        
←外へ出まーす

        

        
←第3中庭にあるオベリスク