2日目その⑤ 塔に上ろう その①火薬塔に上る(10月12日)
18時すぎ。
この時期のプラハは、この時間ちょうど太陽が沈むころ。
プラハに来て、まだ市民会館しか見学できていない私たちは、
せっかくなので、市民会館の隣にある
火薬塔(The Powder Tower/Prasna brana)に上ってみることにしました。
←火薬塔は、市民会館のすぐ横にあります
で、その火薬塔に上る入口を探したのだけれど、
これがまたなかなか見つからない。
火薬塔の周りをぐるぐると歩き回って…
えっと……
やっぱり……ここ…かな??
火薬塔のふもとは二股に分かれていて、
その下を車道が通っているのだけれど、
市民会館側の脚の方にひっそりとあったこの扉。
ガードマンがいるでもなく、
入場のもぎりがいるわけでもなく、
しかも、私たちがココかな!?ってのぞいたときに
ちょうどここから人が降りてきた上に、とても狭い階段だったので、
てっきり(一方通行の)出口なのかなと思ってしまったのだ。
←一応看板がありましたがね…
「Entrance(入口)」とは書かれておらず…
でも、ココ以外に、入口らしい場所がどうしても見つからず、
とても誰かとすれ違えるような階段ではないので、
人が降りてこないのを確認して上がってみることに。
←一度入ったら出てこられなくなりそうな扉
←いかにもヨーロッパらしい狭い階段
右手にロープがあるので、
伝いながら上ります
←見上げると、こんな感じ
閉じ込められたら涙ちょちょ切れる雰囲気
←ロープ
この階段を上りきると…
←チケット売り場
チケット売り場を発見。
大人1人 100CZK(約520円)です。
←チケット売り場のフロアは
小さな部屋になっていました
←天井
←ここから上りまーす
さあ、出発です!
←壁にあったレリーフ
←上りますよー
←またまた階段
←ひたすら階段
ひたすら続く階段を、黙々と
いや、正確には
「はー、つら~い、きつーい」
などと、ブツブツ言いながら上っていく。
そうして、しばらく上っていくと…
←何の絵だったか、覚えてない…
先ほどのチケット売り場に似た小部屋が。
だいぶ息が切れてきたところだったので、
小休憩です。
←小さいシンプルな部屋だけど、
こういう彫刻一つににヨーロッパらしさを感じます
しばらく息を整えて…
再び出発です!
時間帯のせいなのか、
上っていくのは、私たちだけで
時折、降りてくる人とすれ違いながら上っていく。
そうして…
石の階段を上りきった後
この木でできた最後の階段を上ると…
再び小さな部屋に。
でもこの部屋は、石でなく周りを木で囲まれた部屋でした。
←この部屋にあった2つの彫刻
そして、外へ出る扉を開けると…
←外へ出る扉
まず目に飛び込んできたのは、こんな景色。
見学エリアの通路は、こんな感じで
人がようやくすれ違うことができるくらいの狭さです。
そして、見どころの一つが…
←市民会館のクーポラ
すぐお隣の市民会館のクーポラを
裏側から見ることができます。
下から市民会館を見た時には、
こんなにキレイなクーポラだとは、よくわからなかったので、
ちょっと嬉しくなります。
そして、もう一つの見どころは…
←日が沈む方角を見ています
ティーン教会、そして、遠くに見えるプラハ城です。
←プラハ城
遠くて暗くてぶれちゃった
日が沈んだ直後のマジックアワーだったこの時間帯も
とてもキレイで、ロマンチックな雰囲気良かったのですが
プラハビギナー的には、
もしかしたら、もう少し明るい時間帯の方が、
絵葉書で見るような、プラハらしい茶色い屋根が並ぶ街並みを
楽しむことができたのかなぁ、と思いました。
でも、この景色は景色で、人の少ない時間で思う存分楽しめたし、
とってもキレイでしたよ。
←どんどん暗くなってきました
←地上に戻ってきましたー
階段の入口を見つけるのに時間がかかってしまいましたが
(というか、簡単に見つかるのですが、
ココが入口かどうか見極めるのに時間がかかったというか。笑)
上り始めてから、戻ってくるまでにかかった時間は、約30分ほどで。
長く景色を眺めていようと思えばできなくもないですが、
見学エリアが狭いので、あっさり降りてきてしまうと、
案外それほど時間がかかりませんでした。
というわけで、時刻は19時。
いい感じでお腹がすいてきました。
←火薬塔の前にある
ショッピングセンター