5日目その① 土砂降りのエッフェル塔見学(2019年10月27日)
パリ旅行、最終日。
この日は、5時半に起床。
前日の夜、あまりに疲れて
シャワーを浴びずに寝てしまったので、
少し早めに起きました。
そして、こんな手紙がポストされているのを発見。
何が書かれていたかというと…
←英語で書かれてて良かった
実はこの日、
ヨーロッパはサマータイムが終了する日で。
寝ている間に時計が1時間戻っていたのです。
ヨーロッパには何度も来ていますが、
サマータイムの終了日に重なったのは初めてで
1時間得したような
なんだか不思議な体験でした。
7時半。
今回お世話になったホテル
オテル・ロルセ・オペラBWプレミアをチェックアウト。
最後の最後まで観光を楽しむつもりだったので
早めにチェックアウトしておくことにしました。
←帰りの足が心配な方は
ホテルで送迎車をお願いすることもできます
この日は朝から雨が降っていて、
もともと予定していたロワシーバスをやめて
ホテルまで迎えに来てくれる
送迎車をお願いするか迷いましたが、
最終が18時ごろということで、
少しでも長くパリにいたかった私たちは、
結局、予定通りロワシーバスを利用して空港に行くことにしました。
←地面が濡れてる…
しくしくしくしく
この日は、よりによって
エッフェル塔に上る日。
エッフェル塔は、私たちが購入した
ミュージアム・パスでは入場できませんでした。
(私たちが利用したミュージアム・パスについては、
コチラをどうぞ)
当日券も発売されていますが、
これまでの経験上、
ヨーロッパの観光施設は長時間待たされることもままあるので
私たちは事前に公式ホームページから
入場チケットを予約していました。
うー。
雨止んでくれー
←早朝のオペラ通り
奥にオペラ座が見えています
←オペラ座
←オペラ座の側面
←オーベール駅入口
私たちは、エッフェル塔に行く前に、
シャンゼリゼ通りにあるお店で
朝食を食べてから行くことにしていました。
ということで、
まずは、RERのオーベール駅(Auber)から
向かうことに。
←向かいのホームで親子が電車待ち
絵になるのでおもわずパチリ
オーベール駅から
シャルル・ド・ゴール・エトワール駅(Charles de Gaulle Etoile)へは
5分あまり。
外に出ると…
凱旋門!!
凱旋門に来るのは、
この旅2回目だったのですが、
前回は、夜だったので
昼間は昼間で新鮮でした。
これで空が晴れてたらなぁ~~
空は相変わらず霧雨が降り続いていました。
昼間の凱旋門も捕獲できたので、
目的のお店へと歩いていくことに。
←雨のシャンゼリゼ通り
←振り返るとこんな感じ
←老舗カフェ「ル・フーケ」
目的のお店は、
凱旋門近辺から歩いて5分ほど。
日本でもマカロンなどのスイーツやコスメでも有名な
ラデュレ(LADUREE)です。
ここで、優雅にブレックファースト。
憧れてたんです。
が、しかし…
←入口
中に入ると…
かわいらしいケーキショップ!!
こちらはこちらで、心惹かれますが
肝心のサロン・ド・テが、まだ開店してないではありませんか!!
なんで~~??
このとき時刻は8時5分。
私が持っていたガイドブックには、
しっかり8時オープンと書いてありました。
なんでーーー??(2回目)
サマータイムが終わったばかりだから??
理由は結局わかりませんでしたが、
いずれにしても開いていませんでした。
←かわいいクッキー
8.90ユーロ
←ケーキがおいしそうすぎる!
←もちろんマカロンも
←マシュマロ
どれもかわいくて、おいしそーーーー!!
買いたいのは山々でしたが、
これからエッフェル塔の見学もあるし、
お昼に戻ってくることにして、
とりあえず他で朝食を食べられるお店を探しながら、
エッフェル塔に向かうことにしました。
←お店の外に貼られている
サロン・ド・テのメニュー
←シャンゼリゼ通り沿いにも食事ができる
スペースがありました
というわけで。
←上が煙ってる…
イエナ駅(Iena)近くまで来て、
エッフェル塔が見えてきましたが、
いよいよ雨脚が強くなってきて
塔の上の方が霧で煙って見えません。
悲しい……
←セーヌ川越しのエッフェル塔
私がパリに来るのは、
今回で5回目だったのですが、
お恥ずかしながら、一度もエッフェル塔に上ったことがなくて。
とっても楽しみにしていたのに、
本当に悲しかったです。
←ドゥビリ橋とエッフェル塔
←ドゥビリ橋を渡りまーす
←鍵をかけないように
書かれているけど…
←たくさんの鍵がぶら下がっていました(笑)
←雨が降っていましたが、
写真撮るときは傘を閉じて頑張ってみた!
橋を渡り切ると…
←ブラッスリー・デ・ラ・エッフェル
カフェを1つ見つけましたが、
明かりはついていたものの、まだ開いていませんでした。
この辺りに詳しければ、
もしかしたら他のお店を見つけられたかもしれませんが、
この辺りの地図に詳しくない私たちには、
開いているお店が見つけられず、
仕方なく朝食はあきらめて、
そのままエッフェル塔に行くことにしました。
←ようやくエッフェル塔の
てっぺんを見ることができました
8時45分。
エッフェル塔に到着。
雨の中、ゆっくり歩いていたのと、
何枚も写真を撮りながらだったので、
なんだかんだで、ラデュレから30分近く歩いていました。
ちなみに地図アプリで調べたところでは、
歩いて最短6分で着くようなので
私の記録は、あんまり参考にならないです(笑)
←雨の中大勢の観光客がいました
さすが、パリの観光名所。
朝から雨が降っているというのに、
私たちのように、すでにチケットを持っている人たちだけでなく、
当日券を求める人たちも行列を作っていました。
これ、もし快晴だったら
どれだけ並ぶんだろ…
←エレベーター付きチケットと
階段のみのチケットの2種類があります
←当日券に並ぶ人たち
←日本語がうれしい
チケットは、年齢層によって、
大人、12~24歳、4歳~11歳、4歳未満
と分かれています。
さらに、低層階の「2階(Second Floor)」までのチケット、
一番上の展望台「サミット(The Top)」の2種類に分かれ、
さらにそれぞれ、リフト(エレベーター)付きと
階段のみのチケットに分かれます。
私たちは、
大人&サミット&リフト付き 25.50ユーロ(約3440円)
を購入してありました。
ちなみに、私たちは1か月ほど前に購入しましたが、
午後イチなど人気の時間帯は、すでに埋まっていたので、
どうしてもこの時間がいいなどの希望がある方は、
早めに予約することをお勧めします。
←左側の列は
すでに予約チケットを
持っている人たちの列
私たちもこの後ろに並んで待ちました
私たちは9時半の回を予約していましたが
9時すぎになると、
チケットの窓口がオープン。
時間まで上ることはできませんでしたが、
エッフェル塔の下まで入ることができました。
私たちは、予定通りであれば
8時すぎにラデュレで食事して、
9時半ちょっと前にエッフェル塔に来る予定だったので
結果的に、早めに到着して正解だったかもしれません。
←エレベーター乗り場の入口に
並ぶ列です
←エッフェル塔を見上げています
←真下から見ると、こんな感じなんですねー
←私たちも列に並びました
9時半になると、
列が動き始めました。
←セキュリティーチェックがあります
セキュリティーチェックを抜けて、
いよいよエレベーターへ
←エレベーターに乗りました
←中に入ると
一気にレンズが曇りました(笑)
←雨の日の満員電車状態
←窓からはエッフェル塔の足組みが
見えましたが、
やはり曇りガラスに…
エレベーターは、まず2階に到着。
←2階からも外を見ることができます
←サミット行きのエレベーターへの
案内が出ています
←階段を上って、
サミットに向かうエレベーターへ
←サミット行きエレベーター
エレベーターでサミットまで上がります。
←エレベーターの中から外が見えます
エレベーターがサミットに到着すると。
←階段を下りて外に出ます
フェンス越しに、エッフェル塔の目の前にある
シャン・ドゥ・マルス公園(Parc du Champ de Marc)
が見えました
←セーヌ川
←なんとか凱旋門を見ることができました
が!!
とにかく風が強い!!!
東京タワーやスカイツリーのように
窓ガラスに囲われた“屋内”ではなく
完全に屋外なので、
雨と風がすごいことになっていて。
私たちは折り畳み傘を持っていたのですが、
飛ばされそうで、
怖くて開くことさえできません。
本来であれば、
景色をバックに記念写真を撮りたいところですが、
相棒は怖がって、周りを見ることさえ
無理ーーーーー
と拒否。
←開いていませんでしたが
バーもあります
夜に営業しているようです
←エッフェル塔を設計した
ギュスターヴ・エッフェルの研究所を
再現した展示もあります
外から中をのぞくと
アトリエのような部屋が見えました。
エッフェルの蝋人形なども置かれていましたが
外からはうまく写真が撮れず断念。
雨風がなく、もう少し余裕があったら
キレイに撮れたかもしれません
ともあれ、
せっかく来たからには、
やはり、記念写真がどうしてもあきらめきれず、
なんとか1枚だけ相棒にお願いして
撮ってもらいました。
ほとんど外が見えないことは覚悟していたので、
撮れただけでも満足。
相棒に感謝です。
←自撮りもしておいた
←セーヌ川方面
晴れていれば、サミットからは
グラン・パレやオペラ座なども見えるそうです。
再びエレベーターに乗って、
2階展望台に戻ってきました。
←再びエレベーターで2階へ
←足元の方もガラスになっています
2階に下りてくると。
低くなった分、少し視界は開けましたが
やはり雨風がひどくて、
傘が差せない状態で。
相棒は、早々にギブアップ。
←2階は、内側で雨をよけられるのが
せめてもの救いでした
←それでもなんとか
写真を撮ってもらいました
こうやって写真を見ると、
空が曇っている以外は、
なんでもないように見えるんですけどねー。
髪はボサボサ
履いていた靴もビショビショになってしまって
ちょっとした大惨事でした(笑)
これはこれで貴重な体験だとは思いますが
正直言えば、払い戻してほしかった…
という感じでした。
←早々に下に下りることにしました
階下行きのエレベーターに乗って下りると、
来るときには通らなかった階に出ました。
←エレベーターの中
←エレベーターを降りました
この階には、お土産屋さんがありました。
お土産屋さんは屋内だったので
ここへ来て、ようやくちょっとホッとすることができました。
←エッフェル塔の形のパスタや
オリーブオイル
←エッフェル塔の瓶に入った塩
いろんなお土産がある中から
迷いに迷って
エッフェル塔の瓶入り塩 9.9ユーロ(約1340円)
を購入。
エッフェル塔って、エッフェル塔ってだけで、
なんでこんなにカワイイんですかね(笑)
もちろんTシャツやペン、
マグネットなど、定番のお土産も置いていましたよ。
そして、この階にはお手洗いもあります。
←部屋が真っ赤です
←真っ赤なお手洗い
突然のお手洗いの写真、すみません
あまりのインパクトに載せずにいられませんでした。
そして、この階には、
もう一つ立ち寄りたい場所がありました。
←ドーム型のレストランがありました
この階にはレストランなどもあって
晴れていてれば、きっと気持ちよく食事ができるんだろうなぁ~
と思いました。
が、私たちの目的は
こちらのレストランではなくて
その奥の催事場。
パリに住む友人のよしこちゃんから、
「その催事場で、
元お笑い芸人の西野亮廣さんが個展をやってるから、
よかったら見に行ってみて」
と言われていたのです。
催事場の入口には、
案内に日本人の方がいて。
聞くと、無料で入れるというので、
中をのぞいてみることにしました。
お笑い芸人の西野亮廣さんは知っていたのですが、
失礼ながら、絵本作家としての活動は
ちゃんと注目したことがなくて。
幻想的で、優しいタッチの絵に
ちょっと驚きました。
私の中では、
ちょっとキツめなツッコミをする芸人さん
という認識しかなかったのですが、
かわいらしい雰囲気の絵本に
子供たちが夢中になっている姿に
癒されました。
←絵にタブレットをかざすと
物語が動画になって
さらに音声も流れる仕組み
←不思議だー
11時。
9時半に中に入って、
約1時間半で見学終了しました。
雨が降っていたにもかかわらず、
こんなに長くいたんだ!
と、自分でもびっくりしました。
これがもし、すごく晴れてキレイだったら
もっと時間がかかっていたでしょうね。
絶対にまたリベンジしに
パリに来たいと思います。