4日目その② ヴェルサイユ宮殿を見学・前編 ヘラクレスの間~戦争の間(2019年10月26日)




        

        




   10時45分

    
ヴェルサイユ宮殿に着いてから、40分以上待って

    ようやく中に入ることができました。




    
長かった~~

    パリの秋の行楽シーズン、

    
なめちゃダメ、絶対。

    って感じでした。




    本当は9時に入ろうと思っていたので

    なんやかんやで2時間近く予定を押してしまいました




    早速、内部を見に行きましょー。




        

        









        
←宮殿内に入りました

        




    階段を上って行き

    最初に入った部屋は…




        

        

        




    最初の部屋は

    
ヘラクレスの間(HERCULES ROOM)。




    その名の通り、ヘラクレスの像が見守る部屋です。




        

        




    壁いっぱいの大きな絵画

    
「パリサイ人シモン家の食事」が目を引きます。

    マグダラのマリアがイエスの足に香油を塗っています。




        
←天井画

        




    フランソワ・ルモワーヌ作の天井画

    
「ヘラクレスの神格化」




        
←暖炉の上にある絵画




    肝心の暖炉の写真を撮り忘れてしまいました。









        
←次の間へ移動するのも

                                              人が多くて大変です


        
←豊穣の間の説明書き




    続いての部屋は

    
豊穣の間(SALON DE l’ABONDANCE)




        
←天井画

        


        
←ぶれてしまった…

        




    
豊穣の間はそれほど広くないですが、

    かつて、金やダイヤモンドなどの

    ルイ14世の所蔵品の中でも

    特に貴重なものが置かれていた部屋だそうです。




    写真がブレブレになってしまいましたが

    壁に飾られている肖像画は

    ルイ14世の息子たちだそうです。




        

        




    続いての部屋は

    
ヴィーナスの間(SALON DE VENUS)。




    部屋の真ん中には

    大きなルイ14世の像が置かれています。




        
←ルイ14世像

        

        
←かっこよくイケメンに作られていますねー




    ちょっとギリシア神話の彫刻のような

    かっこよルイ14世


    そして、天井には…




        

        
←真ん中にいるのがヴィーナスです




    部屋の名前の由来になっている天井画

    
「強大国を従わせるヴィーナス」が描かれています。




        
←庭が見えました

        
←次の部屋へ




    お隣の部屋は

    
ディアナの間(SALON DE DIANA)です。




    美の女神ヴィーナスの隣が

    月と狩猟の女神ディアナの部屋だなんて

    オシャレですね。




        

        

        




    ここにもルイ14世の像が。




    この像、実は
ベルニーニ作

    ベルニーニというと、ローマで活躍したイメージが強いですが、

    ルイ14世の彫像も手掛けていたなんて、知りませんでした。




        
←天井画

        

        




    暖炉の上には

    
「イピゲネイアを救うディアナ」

    という作品が飾られています。





        



        
←再び隣の部屋移動

        




    
ディアナの間の隣は

    
マルスの間(SALONE DE MARS)です。




    ここは、もとは衛兵の間として使用されていて

    武器なども置かれていたそうです。




        
←天井画

        

        

        
←シャンデリア越しに

                                              天井画を眺めています


        

        

        




    
マルスの間は、壁一面にたくさん絵画が飾られていて

    壁も赤いせいか、

    なんだかちょっとした絵画館のような雰囲気です。




    そして、隣の

    
メルクリウスの間(SALONE DE MERCURE)は

    控室として使われた部屋で

    簡易的なベッドが置かれています。




        


        

        

        




    さらにお隣の

    
アポロンの間(APOLLO ROOM)と続きます。




        

        

        

        

        

        




    
アポロンの間は、かつて銀製の玉座が置かれていて

    玉座の間とも呼ばれていたそうです。

    夜になると、ダンスや音楽を楽しむサロン的な部屋でもあったそうです。









    アポロンの間を通り過ぎると、

    いよいよ鏡の間の1つ手前の部屋(ややこしくてすみません

    
戦争の間(THE WAR ROOM)です




        




    
戦争の間は、オランダ戦争でのルイ14世の勝利

    終戦時に結ばれた
「ナイメーヘン和約」がテーマになっているそうです。




        




    大きな円形のレリーフ。

    馬に乗った雄々しい騎士は

    もちろんルイ14世です。




        

        

        




    というわけで。

    いよいよ次の部屋は、ヴェルサイユ宮殿の中でも

    もっともきらびやかで、もっとも見ごたえのある部屋

    鏡の間。




    私自身も最も楽しみにしていた部屋です。


    ドキドキするぅ~




        
←戦争の間から鏡の間を見たところです