2日目その⑥ オルセー美術館② 2階ミュゼ・ドゥ・オルセー・レストランでランチ(2019年10月24日)
11時半すぎ。
オルセー美術館で
5階の印象派フロアを見終えた私たちは、
2階へと下りてきました。
←下りるとき
ちょっと外が見えました
←上りにはエスカーレーターが
ありました
←下る私たちは階段です
オルセー美術館の3階と4階は
スタッフしか入れないようになっていて
展示品は、1階、2階、5階にあります。
2階まで下りてくると…
←レストランが準備中でした
←椅子がかわいい!
まだこのブログを始めるはるか前、
1993年に初めてパリに来たとき、
オルセー美術館の中で食事をした記憶があって。
レストランがどこにあったか
すっかり忘れていたのですが、
2階にあったんですねぇ。
←メニュー
←メインディッシュメニュー
その名もミュゼ・ドゥ・オルセー・レストラン
(Restaurant de Musee d’Orsay)
オルセー美術館レストランです。
メインディッシュが18ユーロ(約2430円)~と
ランチとしてはお手頃とは言い難かったですが、
何と言ってもここは世界有数の美術館の中だし、
このまま食べずに通り過ぎたら、お昼を食べ損ねてしまいそうだし、
懐かしさもあったし
内装もかわいかったし
少し早めではありましたが、
ここでお昼をいただくことにしました。
←行列ができていました
ランチタイムは11時45分~14時45分までで
私たちが行った11時半すぎには、
すでに15~20人ほどのお客さんが並んでいました。
ランチタイムは14時45分までですが、
ラストオーダーではなく、
完全にお店が閉まる時間なので、
実質的には13時半くらいまでにはお店に行かないと、
食べられないこともあるようです。
←並んでいる間に
外から店内を激写
←かわいすぎるー
お店は11時45分ぴったりに開店。
ここはなんといってもフランスなので、
時間通りにならないことも覚悟していましたが、
すぐに行列が動き始めてほっとしたのもつかの間。
ちょうど私たちの前にいたグループが
店内に案内されたところで
止められてしまいました。
お店、こーーーんなに広くて
まだまだ席も余裕で空いていて
お客さんを座らせることができるのに、
なんでやーーーー
スケジュールに余裕がない私的には
少しでも早く座って、
少しでも早く食べ終えて
また早く絵を見に行きたい!!
という感じなのですが、
やはりここはなんといってもフランス(2回目)
食事はのんびりおしゃべりしながら楽しむもの。
ましてや、スタッフがちゃんとサービスしきれない数のお客さんは
たとえ席が空いていても
ぎゅうぎゅうに入れたりしないのです。
たとえ行列がさらに伸びていようとも。
11時55分ごろ。
結局、10分ほど待って
席に案内してもらえました。
←天井画の一部
窓際の方は、すでに先に入ったお客さんがいて
残念ながら、中の方のテーブルになってしまいました。
絶対窓側の席に座りたい!!
という方は、少し早めに来て
並んで待った方がいいかもしれません。
←メインディッシュのメニュー
←日替わりメニュー
←前菜
←チーズとデザート
←ドリンクメニュー
ビールもあります
←もちろんワインも
メインディッシュのラインナップはこんな感じ
野菜のココナッツクリームソース 18ユーロ(約2430円)
シャロレー牛のタルタル 19ユーロ(約2570円)
ミニフィレステーキとニョッキ 20ユーロ(約2600円)
サーモンステーキ 20ユーロ(約2600円)
バスのグリル 24ユーロ(約3240円)
そして、木曜だったこの日の日替わりメニューは
鶏肉のコンフィ 21ユーロ(約2840円)
でした。
いつもだったら迷いに迷う
優柔不断な私ですが、
待っている間に、ある程度気持ちが固まっていたこともあり
けっこう早く注文を済ませることができました。
というわけで、まずやってきたのは…
シードル 5ユーロ(約680円)
英語ではCider(サイダー)ですが、
りんごのワインであるシードルには、
アルコールが入っていますので
ノンアルコールを選びたい方は、ご注意くださいね。
←私はシードルが大好きなのです
私はシードル、
相棒はビールを飲みながら待っていると…
私が注文したのは
テンダービーフのグリル 24ユーロ(約3240円)
エシャレットのソースがかかっています
私的には、お昼から大奮発です。
←付け合わせのマッシュポテト
私はマッシュポテトが大好きなのですが
それでも器が深くて
すごい量が入っていました
←飴色になるまで炒めた
エシャロットが乗っていました
←シードルとの組み合わせも
なかなか良かったです
美術館の中にあるレストランなので、
味がいまいちだったり、
お肉が硬かったりすることも
覚悟の上での注文でしたが
まったくそんなことはなくて。
お肉も柔らかかったし、
上にかかっていたエシャレットのソースもおいしかったです。
付け合わせのマッシュポテトもおいしかったのですが、
量が多くて、食べているうちに
だんだんお腹が膨れてきてしまいました。
私たちは、これで十分お腹がいっぱいになったのですが、
私たちの隣に座っていた
私の母をと同じくらいの年代に見える女性2人は
さらにデザートも頼んでいて。
おしゃべりも弾んだ様子で、
とても素敵だなぁと思いました。
←私が座っていた椅子
お店の外にでたのは13時。
←さらなる行列が!
私たちが並んだ時より
はるかに長い行列ができていました。
早めにここで食べるって決めてよかったーーーー。
たまたま偶然でしたが、
11時半過ぎにここに来て、
食べることにして正解でした。
食事もおいしいし、
店内の装飾もかわいいし、
時間の節約にもなるし、
オルセー美術館をお昼をまたいで見学する予定の方には
ミュゼ・ドゥ・オルセー・レストラン、
なかなかお勧めです!