5日目そのB コンシェルジュリーでフランス革命にひたる(2005年10月24日)




    
サント・シャペルを出て、

    
コンシェルジュリー(La Conciergerie)を探します。




    
え〜〜〜っと………。。。。

    
入口は……どこ???




    ガイドブックを見ながら探してみても、よくわからなくて。

    サント・シャペルや、最高裁判所の周りをウロウロして、

    ようやく見つけたのがコチラ




        
←コンシェルジュリーの入口


        





     
表示、小さっっ!!!




     
最高裁判所をはさんで、サント・シャペルとは逆、

    最高裁向かって右
にありました。


      ずいぶん目立たない入口だなぁ!





     
コンシェルジュリーは、過去に牢獄として使われ、

     
マリー・アントワネットをはじめ、ロベスピエール、

   ナポレオン王子などが投獄された場所
です。









        
←コンシェルジュリーに入って

                                              一番最初の部屋


        



    
入口入ってすぐの「衛兵の間」

    王宮で働く2000人のための食堂として使われた場所です。




    それにしても……。。。。




    私の前に入った観光客のみなさんは、どこへ行ってしまったのか、

    人っ子ひとりいない。

    うう。

    
観光スポットなのに、なんでこんなに寂しいのかしらん……。。




    恐る恐る次の部屋へと進んでみます。




       
←マリー・アントワネットの肖像画

       
←牢屋が並ぶ「囚人の廊下」




    当時の囚人たちが、どのように刑の執行を待っていたのかがわかります。




       
←留置受付人

                                             囚人の管理をしていたそうです





    この方は囚人ではなく。

    囚人たちが到着したときに、名前などの記録をとる受付係さん。

   の蝋人形。





    こんなところで、ひたすら囚人が来るのを待って記録するなんて仕事、

    気分が滅入るだろうなぁ。

    なんて考えながら、ひとつひとつ部屋を覗き込んでみました。




      
←「準備の間」




    囚人が、ギロチン台に上る前に入れられた部屋。

    
髪の毛を切るための大きなハサミと、髪の毛のレプリカが残されています。




    囚人たちが、ここでどんな思いで刑の執行を待ったのか。

    私の後からやってきた外国人の小学生らしき男の子と、お母さんが、

    部屋の前に書かれた英語の説明書きを読みながら

    「すごいねぇ」「怖いねぇ」など話しながら、通り過ぎていきました。










       
←マリー・アントワネットの独房

       
←独房の前にある

                                             マリー・アントワネットの説明





   
 圧巻は、マリー・アントワネットが最後に過ごした部屋

    彼女が、捕らえられた後、どのように過ごしたかが再現されています。




       
←再現された独房を横から見たところ




    アントワネットが、パーテーションを置いただけの状態で、

    ずっと憲兵に監視されていたことがわかります。




       
←アントワネットの

                                             弾劾裁判の様子


       




    さらに中には、アントワネットが処刑されたときの様子が描かれた絵も。




    うう。

    パリに来る前に
   
   「ベルサイユのばら」を読み返しておけば

   よかったよ〜〜!!!




    ただ見学に来るだけでもかなり興味深いけれど、

    やはり前知識がある方が、なお興味深く感じられると思います。




    私が行ったときは、日本人の観光客は誰もいなかったけれど、

    パリの歴史の一頁を垣間見ることのできる、

    小さいながらもオススメの観光スポットです。




       ←断頭台の露と消えた人々のリスト

       
←上から4段目にマリー・アントワネットの名前も

       
←アントワネットの左横に

                                             ルイ16世の名前も


       
←ギロチンを発明した本人

                                    ギロットの名前も