4日目そのC モン・サン・ミッシェル内を探検!(2005年10月23日)
    



    
11時50分

    バスは、
モン・サン・ミッシェルの入口すぐ傍に止まります。




       
←モン・サン・ミッシェルと、

                                    SNCFのレンヌ駅を結ぶ

                                    バスの停留所

       




    とりあえず、
モン・サン・ミッシェルの全景を眺めたいと思って、

    バスで来た道を戻ってみました。




       
←バス停からほんの少し戻ったところで

                                     モン・サン・ミッシェルを見上げる

       
←モン・サン・ミッシェルの前には

                                      こんな美しい干潟が広がっています




    道沿いに戻りながらひたすら歩いていきます。

    歩けど歩けど、モン・サン・ミッシェルからなかなか遠ざかれなくて。

    
けっこう距離があるなぁ!




        
←美しい空に映える

                                             
モン・サン・ミッシェル

        
←通りすがりの方に

                                              撮ってもらいました





    実は、来る途中、

    バスの中から、モン・サン・ミッシェルの名物風景でもある

    
羊が草を食む姿を見ることができました。

    残念ながら、バスの中からは写真に納めそこなったので、

    
羊込みのモン・サン・ミッシェルの写真

    を撮りに行こうと思ったのですが…。




      
←カワイイ羊の看板




    
15分くらい歩いてみましたが…。

    
ひえ〜ん!

  
羊たちの影も形もありませ〜〜ん!!




    もっともっと先まで行ったら、見られるかも…と思いつつ、

    羊のために、肝心のモン・サン・ミッシェル内を見る時間がなくなっても…と思って、

    引き返すことにしました。

    残念。




    それにしても
天気が良くて気持ちがいい

    モン・サン・ミッシェルのある
ノルマンディー地方は、

    北方の海沿い地方ということもあって

    寒くて、風がビョービョー吹くと聞いていたのが、うそのよう。




          
←空に偶然十字の雲が!




    しかも、モン・サン・ミッシェルは絵画のように美しくて。

    
本当にココまで来てよかったなぁ〜〜!!




       
←車で来ている人もたくさんいます

       









       
←モン・サン・ミッシェルの入口




    
う〜!ドキドキするなぁ〜!!




    入口すぐのところにあるインフォメーションで、

    日本語の案内パンフレットをもらって、早速歩き始めます。




       
←モン・サン・ミッシェル入ってすぐのところ。

                                      左の店が有名なオムレツ屋さん

                                      奥には、跳ね橋の名残が

        




    あれ!?ちょっと
ハウステンボスの中みたい!?




    今に残す、
要塞として役割を担った時代の面影が、

    リアルすぎて、逆に作り物っぽい。

    周りにお土産屋が立ち並んでいるせいもあって、

    余計に、そう感じるのかな。




       
←まるで京都の三寧坂のように

                                      両脇にレストランやお土産屋さんが

                                      立ち並んでいます。

                                      店のひとつで日本語のガイドブックを

                                      6ユーロ(約930円)で購入。

       ←右手には歴史博物館があります

       




    さらに進んでいくと…




        




    
サン・ピエール教会の入口がありましたが、

    ここは先に修道院の見学をするべく、

    中を見ずに、先へと進みます。




        
←上の方まで上ってきて

                                     通りを振り返ったところです


        

        
←途中で美しい干潟が見えました

        









    道沿いに上の方まで上ってくると。




        




    修道院に向かう入口の階段があります。




        
←修道院へと向かう大階段

        




     土産物屋の並ぶ道を抜け、山を登り始めると、

     一気にそこには、修道院としての名残を残す趣ある雰囲気が漂い始めます。




        
←この階段の上が修道院です




     道沿いに歩き、「Abbey」を示す看板に沿って山を登っていきます。

     
修道院は、山の頂上にあります。




       
←階段を登った先にある修道院への入口

       
←上の写真を撮ったところから

                               
上ってきた階段を振り返って




     修道院の入口前は、
西のテラスと呼ばれる

     ちょっとした展望台のようなテラスになっています。

     外を眺めると……。




       

       




     
絶景……!!!




     どこまでも広がる干潟に、モン・サン・ミッシェルの影が浮かんで。

     えもいわれぬ素晴らしい風景でした。




        

        




    早速、
修道院の中に入っていきましょー!




        
←チケット売り場への出入り口です

        

        

        
        



     入口を入ると、チケット売り場に行く前に、

     こんな模型展示がありました。

     モン・サン・ミッシェルが作られていく過程がわかるの

     興味深かかったです。




        
←修道院のチケット売り場




    モン・サン・ミッシェルに入る時は、特に入場料は必要ないのですが、

    修道院に入るには、ここでチケットを買う必要があります。




    ツアー客でいっぱいかと思いきや、

    私が行ったときは、まったく並ぶことなく買うことができました。




    2005年10月現在、
8ユーロ(約1200円)でした。









    残念ながら、
修道院の礼拝堂内は撮影禁止

    礼拝堂の中では、説教が行われていて、

    とても厳粛な雰囲気でした。




    
小さくて簡素な礼拝堂

    派手なステンドグラスがあるわけでもなく、ただ日の光だけが

    祭壇と、背もたれのない茶色い木の長イスに降り注いでいます。





    豪勢な教会のように、圧倒される迫力こそないものの、

    この質素さ、簡素さが、

    逆に孤島の巡礼地であった証であるようにも思えます。




    はあ。

    イスに座って説教を聴いていると、

    気持ちよくって眠くなってきちゃうなぁ。。。。(笑)




       
←屋上にある回廊と中庭

       

       
     



     礼拝堂を出るとすぐ横に、この
回廊があります。

     この日のような青空も素晴らしいけれど、

     この中庭は、雨が似合いそうな気がします。




       
←修道士が瞑想するために歩いたと言われる回廊

       
←回廊柱の上に施された彫刻




     ここからの干潟の眺めもまた素晴らしく、

     瞑想するまでもなく、心が洗われる気がするのは、

     凡人のなせる業からしらん……。。。




       ←回廊の柱越しに

                                             干潟を眺める


       




    回廊からは、
礼拝堂の外側も見えます。




        

        









       
←修道院内の大食堂





     修道院内では、そのほかにも、

     
客間、納骨堂などを見ることができます。




       
←迎賓の間




     それから……。。。




          
←移動中に見えた空

          




     
迫力の滑車!!




     多くの観光客が、狭い通路に立ち並んで入れかわり立ちかわり

     この滑車を写真に納めていて。




     
一体、コレってなぁに〜〜???




     ただの水車じゃないの??

     と、思いながらも写真を撮っていると、

     
偶然、日本人ツアー客御一行様に遭遇!!




     ガイドさんの説明を、耳をダンボにして聞かせていただいたところによると、

     どうやら、このモン・サン・ミッシェルが
牢獄として使われていたとき、

     
囚人用の食べ物を運び込むために使用されたそう。

     囚人自身がこの滑車に入り、中で走ることによって滑車を動かしていたそう。

     へえ〜!




     ウロウロ、キョロキョロしているうちに、

     いつの間にやらチケット売り場まで戻ってきてしまいました 

     ひとつひとつの作りが簡素なせいか、

    
思ったより見学に時間がかかりませんでした

     慌てないで、もう少しゆっくりじっくり見て歩けばヨカッタなぁ!




    
   
←出口を戻って行きます