3日目そのA シャルトル・ピカシェットのモザイク芸術に感嘆(2005年10月22日)
←シャルトルのノートルダム大聖堂から
ピカシェットへの第一歩は、こんな道
世界遺産のシャルトルのノートルダムのほかに、
このシャルトルには、もうひとつ見どころがあるんです。
レイモンド・イシドールさんという、
墓守の男性が建てたピカシェットの家(Madison Picassiette)です。
インフォメーションでもらった地図を見ると、
シャルトルの町の地図の右下の隅に、載っています。
どうやら、シャルトルのノートルダムから、
けっこう距離がありそう。
←この日もまた
地図に強い女、よしこちゃんが
道案内をしてくれました
楽チン楽チン(笑)
途中、通りがかったバス停で、
金髪の女性にフランス語で話しかけられました。
私はちんぷんかんぷんだったけれど、
よしこちゃんは、丁寧に話を聞いてあげていました。
どうやら、道を聞かれたらしい。
????
どう見ても、バリバリ東洋人の私たち。
しかも、私なんかカメラを抱えて、ザ・観光客って感じ。
よしこちゃんがフランス語ペラペラだったからヨカッたけれど、
なんで、私たちにフランス語で道を聞く気になったのかなぁ………。
不思議。
←ピカシェットへの道
それにしても…
何も目印になるものがないなぁ
ゆうに30分以上は歩く距離であるにもかかわらず、
お土産屋のひとつもないし、大きいビルや店があるわけでもない。
ピカシェットへの道を示す案内看板も、
2回ほど交差点で見かけたくらい。
←途中で見かけた
ピカシェットを示す看板
…てか、ここドコ!?(笑)
私一人だったら、絶対迷ってたと思います。
少なくとも方向が合っているか自信ないまま、
恐る恐る歩くハメになっていたと思います。
なんて、心強い相棒。
←ピカシェットの入口を示す看板
「こっちだよ。」
過去に何度かピカシェットを訪れたことのあるよしこちゃんが、
とても細い道にに入っていきました。
てっきりピカシェットへの裏道かと思いきや……。。。。。
←こんな道。
な〜〜〜んと!!!
ここがピカシェットの入口だというのです!!
わかりづらっっ!!!!
一応2枚上の写真にあるような入口を示す看板はあるけれど、
入口そのものには、何も印がありません
すき間のような細い路地が、
人気観光地の入口だとは!
知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
とりあえず、入場料4.20ユーロ(約650円)を払って中に入る。
そのあまりの美しさに……。。。。
←入ってすぐのところ
ここから中へと入っていきます。
←よく見ると鐘の中までモザイク
←そんなに大きい家じゃないね
キレイ過ぎて泣きそう………!!!!
←壁の一部。
このピカシェットの家を建てた、レイモンド・イシドールさん。
お墓を守りながら、
お墓に供えられた花瓶や割れたお皿を集めては、
亡くなるまでの22年もの間、
自分の家にペタペタ張り続けていたとか。
←上の写真の建物の側面
←家の中に飾られているベッド
超〜〜!!かわいい!!!!
ココまで紹介しておいて、ナンですが。
実は、ピカシェットの家は撮影禁止。
午前中でたまたま観光客が私たちだけということで、
管理人の男性が、特別に撮ってもいいよと、
許可をくれたのでした。
ありがとーーーーーー!!!!!!
←建物の先には…
↓
近づいてみます
↓
↓
さらに近づいてみます
↓
↓
もっと近づいてみると…
↓
何がなんだかわからないくらい、
キレイーーーーー!!!!!!
この素晴らしさは、言葉では表せないほどです。
←ステキ
だって、コレ全部モザイクなんですよ。
しかも、花瓶やお皿とか。
壁いっぱいに描かれた大聖堂群。
すごいーーーーー。。。。。。
ちなみに。
←私の身長は170cmです
このトンネルの中に…
←こんなラブリーな絵もあったり
そして、このトンネルをくぐり、さきほどの中庭を超えてさらに奥に行くと……
←こんなんなってるよ
←座れます
←左のトンネルをくぐってきました
←足元も一面モザイク
何時間いても、何時間見ていても、何枚写真を撮ってもキリがない。
そして、ここで後ろを振り返ると…
←奥にある庭
←庭にあった人形
タイルの白目が、ちょとコワイ
どうやらココが一番奥になるみたい。
←まぎれてみた
←ちょっと王様のような気分
ぐる〜〜っと一周して、入口に戻って行くと。
よしこちゃんが、管理人の男性と立ち話をしていました。
よしこちゃんは男性の愚痴を聞かされていたらしいです(笑)
「この週末は3連休で、
トゥッサン(万聖節)の墓参りの準備しなきゃいけないのに、
土曜も仕事で、明日も仕事なんだよなぁ〜〜。あ〜あ」
とか言ってたとか、言わないとか……。
帰り際に、ホールズのようなミントの飴をくれた管理人さん。
よしこちゃんに愚痴を聞いてもらえたのが、よっぽど嬉しかったのかな。
←入口脇の壁にあった
シャルトル大聖堂の彫刻
←管理人さんに撮ってもらったよ