2日目そのE フジタ礼拝堂とルーブル美術館フードコート(2005年10月21日)
←ランス大聖堂側から
駅を超えたところにある
マルスの門
ランスのノートルダム大聖堂から、フジタ礼拝堂へと向かう。
フジタ礼拝堂は、ランス駅から歩いて10〜15分くらい。
ノートルダム大聖堂から行くと、20分以上は歩きます。
ふう。けっこうな距離だ〜。
←駅からフジタ礼拝堂への途中にある
シャンパンメーカーG.H.MUMMのオフィス
ちなみにカーヴは道路の向かいにあります
このG.H.MUMMを通り過ぎて、しばらくまっすぐ歩いていくと。
小さなアーチ型の門の先に
これまた小さなチャペルがあって。
これがフジタ礼拝堂です。
書いてある看板をよく見ると、“FUJITA”ではなく
「CHAPELLE FOUJITA」とあります。
フォ〜ジタ!?
う〜む。やっぱりフランス語の発音は難しいなぁ。
←小さくてとってもラブリーなフジタ礼拝堂
入場料3ユーロ(約460円)。
残念ながら中は撮影禁止でした。
むう。残念。
だって、ホント〜〜〜によかったんですよぉ〜〜!!
フランスをこよなく愛した日本人画家
藤田嗣治(フランス国籍を取得後、レオナール・フジタと改名)の
フレスコ画で埋め尽くされた壁面。
正直なところ、中に入ってみるまで、
この教会に大きな期待は抱かず、せっかくだから来てみたって感じで。
外観も、かわいいけれど、小さいし。
その予測を、いい意味で見事に裏切るフレスコ画群。
小さい教会だからこそ、教会の中いっぱいに描かれたイエスの生涯は、
迫力をもって胸に迫ります。
とても80歳を過ぎてからの絵とは思えないほど、力強いタッチ。
フレスコ画の場合、絵の具がすぐに壁に染みてしまうため、
一度筆を下ろすと描き直しすることができません。
その緊張感もさることながら、
これだけの絵画を、わずか3ヶ月で仕上げていて。
しかも、亡くなる前年の作品だというのだから、
その絵画への執念には、ただただ驚くばかりです。
2003年、フジタが亡くなった当時に住んでいた家の近くの墓地から、
遺体がこのフジタ礼拝堂へと移されました。
彼は今、この小さな教会に眠っています。
←外から、中をのぞいてみる
←とっても素敵なフジタ礼拝堂
ランスに行くなら必見です!
ちなみに、フジタ礼拝堂は、5月〜10月までの季節限定の公開。
行く場合は、事前に下調べをしてくださいね!
←フジタ礼拝堂から駅に戻る道で見えた光
神秘的な一枚
←ランス駅近くまで戻ってきました
←駅窓口。
2005年10月現在、ランス駅は一部工事中で、
外に仮の窓口ができてました。
予約していた列車の時間より、1時間ほど早く駅に着いたので、
チケットを交換してもらおうと窓口に行くと、
そのまま好きな列車に乗って、空いている席に座っていいとのこと。
う〜ん。フレキシブル。
←駅の喫茶店でカプチーノを注文。
4ユーロ(約620円)
どちらかというと、ウインナーコーヒー…かも…!?
←列車の時間までのんびり
←ランス駅のホーム
←にしてもガラス汚い(笑)
17時20分発。
ランスに朝到着したのが、10時20分頃だったから、
約7時間ランスをたっぷり満喫。
←帰りもこの列車で
←帰りの車窓から
パリの東駅まで、約1時間40分。
駅に着くと、19時を回っていました。
というわけで、夕飯を食べに行くことになったのだけれど、
お昼にしっかりコース料理を食べたせいか、
さすがに夕飯まで、ガッツリ食べたいほどもすいていなくて。
そこで、よしこちゃんが夕飯にチョイスしてくれたのが、コチラ。
こちらのフードコート。
実は、ルーブル美術館の地下1階にあるフードコートなんです!!!
ルーブル美術館にこんなところがあるなんて、
知らなかった〜〜!!!
ルーブル美術館への入場料などは必要なく、
エスカレーターで地下に入れます。
店舗も、各国料理さまざま。
たとえば……。
こちらは、レバノン料理のお店。
日本人には、あまり馴染みのないレバノン料理だけれど、
フランスでは、とてもメジャーな料理なんだそうです。
へえ〜〜!!
ほかにも……
←何かわかりますか
←上の写真の料理を置いている
お店のメニューです
上の写真はアフリカのクスクス料理店。
さらには、日本のおすし屋さん、マフィン屋さんやクレープ屋さん、
ハンバーガー屋さんに、餃子などを置いたチャイニーズなどなど、
まるで各国博覧会状態。
その中で、さんざん迷いに迷って私が選んだのは、こちらのお店。
だって、せっかくフランスに来たんだもの。
おいしいキッシュが食べたい!!
←私が頼んだプレート
9.9ユーロ(約1530円)
値段だけ聞くと、お高めに感じるけれど、
このキッシュが大きいんですよ!!
日本のパン屋さんなどで売っているモノの、軽く倍以上の容量はありそう。
私の手よりもさらに大きくて、まるでめちゃくちゃ分厚いピザって感じ。
←お皿からはみ出てます!
←しつこいようですが、ピザではなくキッシュですw
でもって、味もなかなかイケるんですよ。
私が頼んだのは、トマトとバジルのキッシュ。
おいしくておいしくて、涙が出そう……!
というほどではないけれど、
注文すると、レンジでチンしてくれるし、
フードコートとは思えないくらいおいしかったです
←サラダもたっぷり
ほかにもほうれん草とサーモンのキッシュや、ポテトのキッシュなど種類もさまざまあって、
試してみたかったけれど、
1枚でも、十分お腹イッパイ。
外食が全般的に高いパリにおいては、
めちゃ便利なルーブル美術館地下のフードコート。
いいトコロ教えてもらっちゃった
←よしこちゃんが注文した
メキシカンタコス
まるでうどん鉢のような器の大きさと
てんこもりジェラートのような
アボガドディップにビックリ!