3日目そのB パラオ ジェリーフィッシュレイクで神秘体験(10月22日)




           




     
12時過ぎ。

     昼食をとるため、
ガルメアウス島に立ち寄りました。




          
←このベンチでお昼ごはんです




     島には、トイレやベンチ、テーブルなどが据え付けてあり、

     いろんなツアー会社が、お昼に利用するようで、

     ちょっとした国際交流サロンっぽい雰囲気。




          
←今回私たちが参加したツアー会社

                              IMPACが用意してくれたお弁当。

                              食べる前に写真を撮るのを忘れて

                              食べかけの写真になってしまいました(笑)




     お昼を食べると、ゆっくり休憩。

     
海はキレイだし、天気はいいし、サイコーーーー!!




          
←ボートもお昼休み

          

          




     しばらく休んでから、

     シュノーケリングを楽しみました。

     これがまた、めっちゃめちゃキレイ!!




          
←トゲチョウチョウウオ




    
トゲチョウチョウウオが群れていました。




    私はチョウチョウウオの仲間が大好き。

    かわいくて、
南国にキターーーーーって感じがするんですよね。




          
←ちょっと潜っただけで

                                         こんなに魚が見られます

                                         まるで生簀みたい(笑)


          

          




     私の腰くらいの水深のところに、

     すごい量の魚。

     なんか、贅沢〜〜〜!!




           
←カマスのような魚の群れも

           
←カワハギのような顔をした

                                          変わった模様の魚を発見!

                                          ピカソトリガーフィッシュというんだそうです。

                                          (Thanks for telling me ティアレさん!)


           

           
←透明だ〜
                             



     この島で
1時間半ほど、の〜〜〜んびり。

     幸せだなぁ〜〜〜〜〜!!!!









        
←お昼休みが終わって出発!

        ←超〜気持ちいい〜

        




     昼食をとった
ガルメアウス島から、船で約10分




          
←ジェリーフィッシュレイクの入口が

                                         見えてきました!





     次の目的地、
ジェリーフィッシュレイクへと向かうための

     桟橋が見えてきました。




          
←この桟橋で船から降りて、

                                         ジェリーフィッシュレイクへと向かいます


          




     実はこの桟橋。

     2006年9月半ばから、
工事を行うため閉鎖するという噂があって、

     その後、
10月20日頃に延期されたという噂が出回っていました。




     私たちが行ったのは、
10月22日。

     
も、もしや私たちが行く時は、工事中じゃ………。

     と、かなりビビッていたけれど、

     ツアー会社のIMPACさんは、




     「とりあえず、今のところ大丈夫みたいですねぇ。

      ま、
パラオ時間ですから、いつ始まるか…。




     と、かな〜〜りノンキな感じでしたた。

     ちなみに。

     この旅行記を書いている2006年12月現在、

     一向に工事が始まる気配はなさそうです。




           
←ライフジャケットの背中に

                                必要なものをはさんで行きます





     ガイドのスズキさんに

     ライフジャケットを着せてもらい

     シュノーケルをするのに必要なモノ一式を

     背負うように言われました。




     ま、ま、ま、まさかぁ〜〜〜!!!




          
←前を歩く

                                 相棒のこみちゃん

        




     ががが〜〜〜ん!!




     パラオまで来て、山登りとは!!!




     し、しかも、
かなりキツッッ!!!




          
←上り坂を登りきると

                                         こんな看板が


           
←ここから下り坂。

                                  一応ロープが渡してあるものの、

                                  かなり足下の覚束ない山道。

                                  工事をして整備する予定だそうですが、

                                  いつになることやら…


           
←とにかくハードです

           
←この山で見られる生物




      山道を登って降りて
約10分

      緑色したまるで池のような場所に出ました。




          




     
ジェリーフィッシュレイクです。




     フィンやシュノーケルをつけ、

     早速入ろうとすると、

     ガイドのスズキさんに、

     注意を言い渡されました。




     「ここから、クラゲがたくさんいるところまで泳いでいきますが、

      なるべく
フィンをバタバタさせないようにしてください。

      そのためにライフジャケットを着用してもらってますので、

      
『我々はクラゲの住処におじゃまさせてもらっている』

      という気持ちで、お願いします。




     
ジェリーフィッシュレイク

     ココには、
タコクラゲという種類の

     無毒のクラゲが無数住んでいます。




     ところが。

     過去には
100万匹もいたタコクラゲが、

     最近では、
40万匹にまで激減。




     その理由が、観光客がバタつかせるフィンが、

     クラゲにぶつかって

     クラゲが傷ついたり、死んだりしているそうなのです。




     スズキさんが悲しそうに続ける。




     「何も知らずに、ライフジャケットを着けずに入ると

      立ち泳ぎをするために、

      どうしてもフィンをバタつかせるじゃないですか。

      それがあまりにもヒドイので、今、

      
ライフジャケットを着ないで入ったツアー客からは

    50USドルの罰金を取ろうという動きもある
くらいなんです。

      でも、それってツアー会社の責任だと思うんですよね〜」




     確かに、初めてココを訪れる観光客には、

     そんなこと知らない人も多いかもしれません。

     実際、そんな事情があったなんて、

     私も聞かされるまで知らなかったもの。

     ツアー会社のモラルに任せるしかないというのが

     現状なのです。




     むぅ………。









     日陰にはほとんどいなかったタコクラゲが

     日なたへと進むにつれ、

     徐々に増えてきました。




          
←海の中

          

          




     ふわ〜〜〜!!

     すご〜〜〜〜〜い!!!




     なんとも言えず神秘的。




     ガイドさんが

     「クラゲをいじめたり、傷つけたりしなければ、

      触っても大丈夫ですよ」

     というので、そっと手を伸ばしてみる。




          
←私の手ですヨ!

          

          
←タコクラゲ

          




     
つるん。

     なんというか……しわのないゼリーを撫でているような!?




     
初めてクラゲに触ったどーーー!




          
←水面から見ると

                                         こんな感じ


          




     この
タコクラゲ

     体の中に、共生藻を飼っていて、

     そこから養分を分けてもらっている。

     
藻の光合成を促すため、日光の下に集まるんだそう。




     へええ。




     それにしても………。。。。

     どこまでもクラゲクラゲクラゲ。

     下を見てもクラゲと深緑色の海しか見えない。




          
←私のフィン

                                         底が見えない!





     一体どれくらいの深さがあるのか、

     聞いてみると………。




     「
40メートルくらいですね。

      カメラ落としたら拾えないですから、気をつけてくださいね




     なっっっ………!!!

     
よ、よ、40メートルぅぅぅ〜〜〜!?

     あわわわ。

     どっちにしてもライフジャケット着けてなきゃ、溺れ死んでたよ。

     私。




          
←水面にもクラゲがいっぱい




      なんでだろう。

      ただただひたすらクラゲが漂っているだけなのに。

      全然飽きずに、ぼ〜〜〜〜〜〜〜っと眺めていられる。

      癒されるなぁ………。




      
40分ほど楽しんで、岸に戻ろうとする間際、

      私たちと入れ違いに、外国人のツアー客が集団でやってきました。




    「あ〜、ライフジャケット着けてないですね。

     あれは、イタリア人観光客ですよ。」





     見れば、ライフジャケットを着けていない何人もの観光客が、

     ジャックナイフスタイルで海深く潜り、

     フィンをバタバタさせていました。




     これで、クラゲが減っているのか………。




     すごーーーく癒された後に、

     突然、現実に引き戻された

     ちょぴり切ないジェリーフィッシュレイクでの体験なのでした。




        
←帰りももちろん山道