3日目その③ 世界遺産その④美しきアンベール城(2014年10月19日)
8時50分。
名物、象のタクシーに乗って
アンベール城(Amber Fort)にやってきた私たち。
インドに来て4つめの世界遺産見学です
←宮殿の玄関口
ライオン門(Singh Pol)
←行ってきまーす
このライオン門の階段を上って、
門を見上げると。
←入口の扉に描かれた花
遠くからではよくわからなかったけれど、
とても細かい装飾が施されていることがわかります。
これは楽しみ。
ライオン門をくぐると。
←ディーワーネアーム
すぐ目の前には、
謁見の間として使われた
ディーワーネアーム(Diwan-i-Aam)
そして、このディーワーネアームの右手に…
←ガネーシャ門
美しいガネーシャ門(Ganesh Pol)が。
ガネーシャ門は、のちほどゆっくり見るとして、
まずは、ディーワーネアームから。
とても大きいディーワーネアーム。
中央にマハラジャが座って、ここで一般市民からの陳情を聞いたとか。
←柱の装飾も美しいです
そして、ここからの眺めがまた美しいんです。
←向こうの山をよく見ると…
←山の方まで城壁が連なっているのが
わかります
こんな景色からも、マハラジャの威光がどれだけのものだったのかがわかります。
門、というより、この建物そのものが宮殿みたい。
←天井の半ドーム部分
←アーチ部分
そして、門のすぐ上には…
門の名前の由来にもなっているガネーシャ神が。
象の顔をしたガネーシャ神。
商業や学業の神様だそうです。
←御利益あるかな
←壁もとても美しいです
←門の横部分
←中はシンプルですね
門の中へと入って行くと…
アーラーム・バーグと呼ばれる庭園が。
アラベスク模様の美しい庭になっています。
そして、そのすぐ横に…
←シーシュ・マハル
シーシュ・マハル(Sheesh Mahal)という
鏡の間が。
鏡の間というだけあって、いたるところがキラキラしています。
勝利の間とも呼ばれ、VIPをもてなす部屋だったそうです。
ガイドのゴーさんが、面白いものを見せてあげると言い出して。
写真を撮ってあげるから、カメラを貸してというので、
ゴーさんが言う場所に立って、ある場所を見つめると…
←右にはめこまれている鏡に…
←写っています
角度によって、こんなふうに鏡に写った姿を撮ることができるんですね。
ちなみに、小さい鏡なので、真正面に立っても2人は入りません。
ちょっとしたコツが必要なんですヨ。
←右にあるのがその鏡です
←とても美しい細工です
←鏡の間はとても大きいです
←天井も美しいです
では、鏡の間から宮殿の中に入って行きましょー
←鏡の間は外から見るとこんな感じです
←奥にアーラーム・バーグがあります
←鏡の間の横にある階段から上がっていきます
でもって、上に上がると…
←2階に出てきました
←この階段を上ると…
←展望台
展望台がありました。
この展望台からの眺めがまたいいんですよ!
←この窓からのぞけます
←私たちも乗ってきた
象のタクシーの行列が見えます
←お城の壁
←奥の方には美しい山々
←象が見えるよ
きれーーーー!
雲一つない空に緑とお城が映える。
←展望台はこんな感じです
そして、この展望台を出て、通路を歩いていくと…
←上の方からほんの少しですが
中庭の様子が見えました
←そして、通路を歩いていくと…
←ガネーシャ門上部
先ほど下から入った、ガネーシャ門の上部へと出ました。
そのガネーシャ門上部には…
←こんな格子窓が
←穴が開いている格子窓
←穴が開いていない方の格子窓
格子窓の穴からのぞいてみると…
先ほど見てきたディーワーネ・アームなどが見えます。
その昔、宮中に住む女性たちは
ここからマハラジャの帰りを眺め、
帰ってきたときは、花びらを散らしたりしたとか。
←宮中の女性になった気分で
のぞいてみたよ
←窓の方から入口を眺めたところ
アンベール城は、見どころがたくさんあって、
なかなか広いです。
さあ、次へ行きますよー
←山沿いに城壁が見えます
←何気ない壁もかわいいです
そして、奥に再び…
←展望台が
ここから見える景色も、とてもキレイです。
←上の方に城壁が見えます
←下の方から長く連なっているのがわかります
←出口に近い裏庭の方も見下ろせます
この展望台からの眺めを楽しんだら
←再び階段を降りまーす
鏡の間の方から上ってきた階段とは、
ガネーシャ門をはさんで向かいにある階段を下りて
再び1階へ
さて。下に降りてくると…
ほんのりですが、色が残った美しいスク・マンディール(Sukh Mandir)、
日本語では歓喜の間と呼ばれるエリアが。
そして、この歓喜の間の向かいには…
美しい幾何学模様の庭園が。
←庭の方に出て見た歓喜の間
←歓喜の間はこのように
長い通路のようになっています
←壁一面に美しい象嵌細工
←ほんのり色が残っています
←天井の模様
で、この歓喜の間で面白いのが…
←この穴から水が出てきて…
←庭へと注ぎます
水が通ることによって、少しでも涼しくしようという工夫だそう。
それでもインドは暑そうだけど、創意工夫が素晴らしいですね
←でも、インドの太陽はアッツイです
←だから逆光になっちゃうけど撮っておく―
さらに、歓喜の間から進んでいきます。
←壊れかけた壁にガラスが張ってありました
←ガイドのゴーさんが宇宙へ消えていくようです(笑)
そして、この通路の先にあるのが…
←居室の窓が見えます
ここはアンベール城の一番奥で、そして最後の見どころ
ザナーナー(The Zenana)。
マハラジャの王妃たちの部屋で囲まれているエリアで、
いわゆるハーレム。
こうやって何人もの王妃たちが隣り合って住んでいるって不思議な感じ。
大奥みたいな感じだったのかしら。
←ザナーナーの内門
←この真ん中の建物の中で
くつろいでたのかな
さて、この建物、なんの変哲もない四阿のようですが…
←この角度だと、わかりませんが…
正面から見ると、
遠近法を利用して、とてもアーチが美しく見えます。
コルドバで見たメスキータみたい。
(コルドバのメスキータに行ったときの様子ついては、コチラをどうぞ)
←離れて見るとよく見えます
←出口にお手洗いがありました
私は行かなかったけど…
←出口は、ホント裏口って感じでした(笑)
←裏庭へ
←いちお、コンビニ的なお土産屋さんがありました
←お城だけあって門がたくさんありますね
門を出ると。
あわてて追いかけてくる見覚えのあるおじさんが。
象タクシーで一生懸命私たちを撮影していたおじさんだ!
(象タクシーについては、コチラをどうぞ)
2枚差し出し、500ルピー(約1000円)でどうだ?
と持ち掛けてきました。
いやいやいやいや。
私たちは自分たちで十分写真を撮っているし
1000円近くも出す気には到底なれないので
お断り。
するとどんどん値下がって…
2枚で200ルピー(約400円)でどうだ?と半額以下に
200ルピーか……
ぶっちゃけいらなかったけれど、なんだかかわいそうになって、
相棒と100ルピーずつ出して買ってあげることにしました。
←買ったうちの1枚
←さらに下っていきます
←もう一つショップがありました
ところが。
これでコトは終わりませんでした。
もう一人追いかけてきたのです!!
えーーー。
もうさすがにいらないよー。
おじさんは、3枚差し出し、やはり500ルピーだと言ってきました。
ここのふっかけ相場は500ルピーなのか!?
いやいや、もうホントにいらないから。
こういうときは、言葉を交わさず、さっさと通り過ぎるに限ります。
ところがおじさんは、食らいついてきて。
いくらなら買う?
300ルピー?200ルピー?
いや、もうマジいらないから!!!
ところがおじさんは半べそ気味。
ついに100ルピー(約200円)でいいから
買ってくれないかと懇願してきました。
くぅぅぅ。
100ルピーならいいか~。
2人で割れば、1人100円ずつだし。
結局3枚100ルピーで買ってあげることにしました。
現像代などを考えると、まあ、買ってあげないよりはマシかな。
しかし、大変な仕事だなぁ。
←下りたところにへび使いさんがいました
←まだ下りて行きます
←ようやく最後の出口です
←帰りはココから車に乗ります
帰りは車で一気に町へと車で下りていきます。
アンベール城、広くてキレイで楽しかったなぁ~~!!
見どころがたくさんあって、見応えがありました。
ジャイプールからは、ちょっと郊外になるけれど、
もし行ける余裕があったら、オススメのお城でした!
←車の中から見えた街並み
←美しいアンベール城
見応えありました!