3日目その② 大興奮!象タクシーでアンベール城へ(10月19日)
←ちょっと逆光でわかりづらいですが
新市街の方には、iphone6の
広告があるなどイマドキな感じでした
←車の中から見たジャイプール門
夜通ったときはわからなかったけど
こんなにキレイな装飾があったんですね
朝8時すぎ。
ジャイプールで最初の目的地、アンベール城に向かう車の中。
ガイドのゴーさんが聞いてきました。
「アンベール城には、象で行けます。乗りたいですか?」
??
旅行会社にもらった日程表には、
しっかり「象のタクシー」の記述があったので
当然、乗るものと思っていたのです。
なので…
「うん。乗りたい!」
当然、2つ返事。
←旧市街の街並み
ピンクシティとも呼ばれるジャイプール。
色はピンクというより、煉瓦色って感じだし、
道にはゴミもたくさん落ちてるし、
美しいといは言い難いのだけれど、
やはり、色の統一感は素晴らしいです
で。
ゴーさんが再び。
「お城には車で10分で行けます。車で行きますか?」
??
今、車に乗ってお城に向かってるんじゃないの?
「象だと30分以上かかります」
んと……
「え、でも、象に乗りたいよねぇ」
どうやら、ゴーさんは象で30分以上かかるのが面倒みたい(笑)
←道で新聞売りから
新聞を買ったゴーさん
「今、インドで人気のある歌手が浮気したってスキャンダルで
話が持ちきりですよ。新聞の1面です」
どうやらゴーさんが買ったのは、
日本でいうところのスポーツ紙だったみたいで
芸能や社会面、スポーツなどいろんな記事が載っていました。
「車だとお城まで10分ほどですぐに行けます。
象だと乗るまでにたくさん待たされて、
さらに30分くらいかかります。
象に乗りたいですか?」
ええいっ!しつこい!!
象に乗りたいものは乗りたいんじゃ~~!!
どうやら、ゴーさんは象に乗ると時間がかかるので
よっぽど車でさっさと行ってしまいたいみたいでした。
でも…
ちゃんとツアーの内容に象のタクシーが組み込まれているし、
私たちが無理なお願いをしているわけではないので。
「象に乗りたいです!」
ジャイプールのリピーターとかなら車でもいいかもしれないけれど、
私たちは、インドビギナーのザッツおのぼり。
譲れない戦いがココにあるのだぁ~。
←地べたに座る子供たち
←馬車も普通に走ってます
←花飾りを作るおじさん
←お城かと思ったら違った…
普通にこんな建物もあります
車の中から町の様子にワクワク。
そんなこんなで、ラッシーを飲んだラッシーワラから車で約20分。
(ラッシーワラについては、コチラをどうぞ)
←山の上に城壁が見えてきました
←1人でぼ~っと座ってたおじさん
何してるんだろ
すると…
アンベール城(Amer Fort)だ!!
しかも、よく見ると…
←わかるかな~
←象タクシーに乗っている人たちが見えます
象に乗った人々が移動していくのが見えます。
むきゃあ~~やっぱり象に乗りたい!!
←象タクシー乗り場入口
象タクシー乗り場の手前で車を降りて、
私たちとゴーさんだけで、象タクシーへ。
←象さんたちが順番待ちしてるよ
かわいー
←乗り場からお城の方を見たところ
←相棒に写真を撮ってもらいましたが
肝心のお城が木に隠れて見えず…(涙)
というわけで。
ゴーさんの案内で、象タクシー乗り場で順番待ちをすることに。
←最後尾
←物を売ろうと
待ち構えている人々
←行列は階段の上の方まで続いています
こ、これは……
確かに、象のタクシーを面倒に思うゴーさんの気持ちも
わからなくもない状態。
まだ早朝とはいえ、インドの朝はやはり暑く、
行列の長さを見るだけでもうんざり。
おまけに、これまた事前にゴーさんから説明があったのだけれど、
物売りの人々が、鴨に葱しょった状態の観光客に、
これでもかとばかりに物を売りに来ます。
ガイドブックやポストカード、ボールペンや日傘、サングラス
象の置物のようなものなど、さまざまなものを売っていて、
写真に撮っておきたいくらいだったけれど、
ちょっとでも興味のある素振りを見せたら
餌食になることは目に見えていたので、
なるべく目を合わさないようにしました。
もちろん、興味があれば買えばいいのだけれど、
残念ながら私には買いたいと思うものはありませんでした。
←象乗り場
行列に並んで10分後。
思っていたよりも早く順番が回ってきました。
←この象さんに乗りまーす
あら。なんだかイケメン象さん。
象使いさんも、けっこうイケメンさん
うれしいわん。
ガイドのゴーさんは、
象タクシー乗り場の案内人に2人分の運賃200ルピー(約400円)を渡して、
私たちに、降りるとき象使いさんにチップを1人100ルピーずつ渡してほしいと言って、
この場所を離れました。
ゴーさんとは、お城で合流です。
←乗り込み完了!
←出発でーっす!
←目指せ!アンベール城!
なんだかちょっぴりドキドキ。
象に乗るのは、これが初めての体験ではなかったけれど、
だからといって、しょっちゅうすることでもないし、
以前乗った自分の記憶を上回る高さ。
象って、こんなに高かったっけ!?
←坂道を上がっていきまーす
←象さんの耳
むきゃあ!
坂やばい!
だってね
←追い抜かれました
象さん、ちゃんと一列じゃなくて、
とってもマイペースで、てきとーに抜いてくんだけど、
こちらのお2人を見てわかるでしょうか。
象に対して、横向きで乗ってるんです。
つまり、私が象の頭の方に乗って、
その隣に相棒のねもちゃんが座ってたんだけど、
どうやっても私の体重がねもちゃんにのしかかるんですよ。
だって、坂道なんだもん。
横向きに座っていれば、
当然下側になる方に体重がいってしまいます
そして…
意外に揺れる!
やばい!ちょー楽しいんですけど!!
←坂、上りまーっす!
←私たち、早くも大爆笑しております
←行く先々には物売りさんたちが
乗り物を横向きにしているのは、
このためじゃないかと思うほどの物売りさんたち。
(もちろん、景色を眺めるためなのですが)
当然私たちは象の上からの、上から目線。
買うも買わないも、上からって感じで。
ちょっとなんだかインド社会のほんの一部を垣間見た気がしたのは
気のせいかなぁ。
ちなみに、この物売りさんたち、
もちろん熱心ではあるんだけど、
そこまでしつこくはないので、ご安心を。
←上から下りてきた象さんたち
←門が見えてきました
こうして象タクシーを楽しんでいたら。
象使いのおにいさんが、私のカメラを指さして
写真を撮るジェスチャーをする。
どうやら私たちの写真を撮ってくれるらしい。
それは、うれしい!
ということで、カメラを渡すと……
え、え、ええ!!
おにいさんが、さらに下にいるおにいさんにカメラを渡して、
そのおにいさんは、前の方に小走りに走っていってしまいました。
ちょ、待てよっ!!
って、キムタクのマネしてる場合じゃなくて、
私のカメラ、どうするつもりーーー!!??
なんと言っても、私はこれまでの旅行で何度も何度もカメラを壊したり失くしたり。
ことカメラに関しては、ロクな思い出がなくて。
旅行するたび、これだけたくさん写真を撮るのに、
ちょっとしたカメラ紛失恐怖症なのです。
やーめーてー!!
そのカメラ、めちゃくちゃたくさん写真が入ってるの―――。
恐怖に顔をひきつらせていると…
写真撮ってくれた
おにいさんは、先回りして私たちを前から写真撮るために
小走りになっていたのでした。
そっか。そうだったのね。誤解してごめんなさい。
そうとわかれば…
きゃーん。楽しー。
もちろん、この写真を撮ってくれた後、カメラは無事戻ってきました。
これは、後でちゃんとチップを渡さなくちゃね。
←さらに上に上がってきました
←見下ろすとこんな感じ
最初のうちは壁と木くらいしか見えなかったけれど、
だんだん町が見えてきて、横向きの意味がわかってきました。
←お城が近づいてきました
←途中には休憩中の象タクシーさんも
←操縦は耳の裏を
足で蹴ってしているようでした
←皆さんいい笑顔なんです
←象さんのオシリ
そして…
わあ。キレイ~~。
もしかしたら、高所恐怖症の人には、
ちょっと怖いくらいの景色かもしれません。
通常の建物の上からの眺めと違って、
象の上で揺られながらの眺めなので。
だいぶ上の方まで上ってきて
後ろを振り返ると。
まさに仔象の行進状態。
楽しーなー。
眺めのいいエリアを通り過ぎると。
坂道はUターンして、私たちの視線は壁側に。
すると…
待ち構えていたのは、カメラマンの男性。
いや~~
次から次へと、出てくるなぁ~~(笑)
カメラマンの男性は、めっちゃ熱心で、
頑張って、走りまくって
お客さんの写真を撮りまくっていました。
とっても仕事熱心。
←お城はもうすぐ
←壁の向こうはお城です
←入口の月門。
大きい!
←門をくぐりまーっす
←大きな広場が見えてきました
月門をくぐると
アンベール城の広場、ジャレーブ・チョウクで
ガイドのゴーさんが仁王立ちで待っててくれました(笑)
というわけで。
←後ろからも
←前からも
←またまた後ろからも
←横からも
たくさん記念撮影(笑)
楽しーーー!
最後は広場をぐるっと一周して終了。
タクシー降り場も、やはり象の高さに作られていました。
降りるときには、ゴーさんに言われた通り、
1人100ルピーずつチップを渡しました。
実質、象に乗っていた時間は15分くらい。
もっと乗っていたいくらい楽しかったなぁ~~!!
初めてアンベール城に行くのであれば、めっちゃオススメです!
←後ろがタクシー降り場です