３日目その⑥　ヴァンスアン・フットマッサージで激安マッサージ（２０１５年１１月２８日）




　　　　１７時５０分。




　　　　　　　　




　　　　なんだかんだ１時間ほどハノイの街をブラブラして、

　　　　ハンマイン通り（Ｈａｎｇ　Ｍａｎｈ）にあるフットマッサージ店

　　　　Ｒ＆Ｍまで戻ってきた。




　　　　お昼ご飯を遅めに食べて、まだお腹がすいていないし、

　　　　歩き疲れたので、マッサージをしてもらおうと思ったのだ。




　　　　ところが。

　　　　いざ店内に入って、お願いしたところ。

　　　　なんと２１時近くまで予約で埋まっていると言う。




　　　　マジ！？




　　　　正直、そんなに混んでいるとは思ってもいなくて、

　　　　行けばすぐにでも入れるかと思っていた。




　　　　１～２時間ならまだしも、

　　　　４時間以上も待つとなると、

　　　　ホテルもタクシーでないと帰れない場所にあるし、

　　　　そこまで待てるかわからない。




　　　　残念ながら、このＲ＆Ｍはあきらめて…




　　　　　　　　




　　　　同じハンマイン通りにある

　　　　ヴァンスアン・フットマッサージに行ってみることに




　　　　ところが、なんとこちらでも…

　　　　「７時半くらいですね」

　　　　と、２時間近くも待たされると言う。




　　　　ひゃーーー！

　　　　人気なんだねーーー！

　　　　前に通りがかったときに先に予約だけしておけばよかったー。




　　　　後悔先に立たず。

　　　　というわけで。

　　　　私たちは、このヴァンスアン・フットマッサージに予約を入れて、

　　　　その間、再び時間をつぶすことにした。









　　　　　　　　←大教会（Ｎｈａ　Ｔｈｏ　Ｌｏｎ）




　　　　とはいえ。

　　　　本当だったら、すぐにでもマッサージしてほしいほど

　　　　疲れていた私たち。




　　　　遠出をするのはやめて、

　　　　お茶ができるお店を探すことに。




　　　　そこで見つけたのが…




　　　　　　　　　　←ハノイのランドマーク的ビル

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホーグオムプラザ




　　　　ホーグオムプラザの１階にあったカフェ

　　　　チュングエンコーヒー（ＴＲＵＮＧ　ＮＧＵＹＥＮ　ＣＯＦＦＥＥ）。




　　　　私は、このとき知らなかったのですが、

　　　　チュングエンコーヒーは、チェーン店で

　　　　いわばベトナム版スタバみたいな存在だそう。

　　　　ベトナム全国で、２５００店舗以上あるそうで

　　　　観光客だけでなく、コーヒー大好き国民ベトナム人に大人気のチェーン店だそうです。




　　　　　　　　　




　　　　このホーグオムプラザにあるチュングエンコーヒーは、

　　　　ツーリストインフォメーションも兼ねていて。




　　　　　　　　←奥はオプショナルツアーの相談や

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　両替、ホテルの手配などができました




　　　　というわけで、

　　　　基本は、コーヒーメニューが中心なのですが、

　　　　フルーツジュースなどもありました。




　　　　ですが、もちろん私は…




　　　　　　　　←私が頼んだもの




　　　　ラテ　ジェリー（ＬＡＴＴＥ　ＪＥＬＬＹ）　４万９０００ドン（約２７０円）を注文。




　　　　　　　　　




　　　　やばー！

　　　　めっちゃおいしい！！




　　　　疲れているせいもあるかもしれないけれど、

　　　　すんごくおいしく感じる。




　　　　ベトナムコーヒーならではの甘さはあるのだけれど、

　　　　甘くて耐えらないというような甘さではなく、

　　　　中に入ったコーヒーゼリーもいい感じ！




　　　　幸せ～～～！！




　　　　　　　　←めちゃうまー

　　　　　　　　←相棒はあったかいベトナムコーヒーを注文









　　　　なんだかんだで

　　　　このチュングエンコーヒーで４０分ほどのんびりしたのだけれど。

　　　　ずっとこうしていても時間がもったいないので、外へ出てみると…




　　　　　　　　　

　　　　　　　　　




　　　　ハンダオ通りからドンスアン通りにかけてナイトマーケットが出ていたのだ。




　　　　これまた、私もこのときは知らなかったのだけれど、

　　　　毎週金曜・土曜・日曜の３日間、

　　　　１９時ごろから屋台が出るそうで。




　　　　歩行者天国になっていて、バイクや車が通れないようになっていた。




　　　　これは見るしかないでしょう！




　　　　　　　　←かわいいルームライト

　　　　　　　　←手鏡とクシ屋さん

　　　　　　　　←立体的なメッセージカード

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かなり精巧な作りです

　　　　　　　　←子供用のワンピース屋さん




　　　　正直、あまり期待しないで

　　　　ちょっと見てみようくらいな気持ちでのぞいてみたのだけれど。




　　　　けっこうかわいくて、面白い雑貨が並んでいる。




　　　　ほかにもライターのＺＩＰＰＯ屋さんや

　　　　ベトナム刺繍の入った巾着などもあって、

　　　　結局私たちは買わなかったのだけれど、

　　　　ちょっとのぞいてみるだけでも、案外楽しめました。
　　　　



　　　　　　　　




　　　　フットマッサージの予約時間が気になって、

　　　　結局、半分くらい見たところで引き返すことに。




　　　　ドンスアン市場に近い方まで行けば、

　　　　食べ物の屋台などもあったようです。




　　　　で。

　　　　フットマッサージ店に戻りがてら

　　　　ハンガイ通り（Ｈａｎｇ　Ｇａｉ）で

　　　　気になるお店を発見したので、ちょっとだけ寄り道。




　　　　　　　　




　　　　ギンコ（Ｇｉｎｋｇｏ）という雑貨屋さんです。




　　　　ホーチミンやニャチャンにもお店があって、

　　　　ハノイにもこのハンガイ通りのほかに、もう１店舗あるそうです。




　　　　　　　　←店内

　　　　　　　　




　　　　ユニークなデザインのＴシャツが揃う、このお店。

　　　　私たちのほかにも日本人女性のお客さんが来ていて、

　　　　相棒もここでデイバッグを購入していました。




　　　　　　　　　←ロゴもかわいいですね









　　　　そんなこんなで１９時半。




　　　　　　　　




　　　　予約しておいたヴァンスアン・フットマッサージへ。




　　　　　　　　←受付はこんな感じ

　　　　　　　　←メニュー




　　　　フットマッサージ　６０分　１１万ドン（約６００円）

　　　　ボディマッサージ　６０分　１３万ドン（約７１０円）



　　　　私たちは、６０分のフットマッサージをお願いすることに。

　　　　受付の方は英語ですが、「フットマッサージ」とさえ伝えれば、わかってもらえます。




　　　　　　　　　←早速２階へ

　　　　　　　　　




　　　　　大きくゆったりとしていて、

　　　　　座り心地のいい椅子。

　　　　　身長１７０ｃｍの私でも十分頭までもたれることができる。




　　　　　私たちは、スカートをはいていたので、

　　　　　下のズボンだけ着替えを貸してくれた。




　　　　　着替える場所がトイレだったのが、

　　　　　難だったけれど、

　　　　　このお値段なら、文句の言いようもない。




　　　　　　　　　




　　　　まずは、ソファではなく普通の椅子に座って足湯。

　　　　その間、腰や背中、肩、頭と揉んでくれて。




　　　　ボディマッサージではないので、

　　　　座ったままではあるけれど、

　　　　それでも力強くて、とても気持ちがよかったです。




　　　　ちなみに、揉んでくれたのは、若いおにいさん。

　　　　ベトナムでこうしたマッサージ店に来ると、

　　　　たいていの場合、女性客には男性スタッフが、

　　　　男性客には女性スタッフが付きます。




　　　　ベッドに寝ているわけではないので、

　　　　背中を押されるたびに、上半身が不安定に揺れてしまうのは

　　　　ご愛敬という感じで、

　　　　足湯の間だけでも、上半身をマッサージしてもらえたのは、うれしかったです。




　　　　　　　　　　




　　　　そして、足のマッサージが始まると、

　　　　お茶のサービスがありました。




　　　　真っ黒なので、コーヒーかと思いきや、

　　　　何のお茶からわからない、謎のお茶でした（笑）




　　　　フットマッサージはとても気持ちよかったですが、

　　　　これまたベトナムでは普通のことですが、

　　　　太ももの方まで揉んでくれるので、

　　　　もしかたしたら、女性の中には、これがイヤな方もいるかもしれません。




　　　　そんな感じで、気持ちよいマッサージに身をゆだねていると…




　　　　「やっだ～。マジで～」
　　　　



　　　　などと、日本語でやたら騒がしくしている客がやってきた。

　　　　私たちは２階でマッサージを受けていたのだけれど、

　　　　受付での会話がまる聞こえ。




　　　　女性２人、男性１人のようで

　　　　顔は見られなかったし、どんなグループかもわからなかったけれど、

　　　　やたら下品な大きい声で、笑いながら会話してる。


　　　　うるさーーーーーい。




　　　　正直、同じ日本人として恥ずかしいくらいの品のなさ。

　　　　マッサージルームには、私たちはもちろん、外国人もいて、

　　　　皆静かにマッサージを受けているのに、

　　　　その３人の笑い声だけが、やたら甲高く響き渡っている。




　　　　マナーくらい守りましょうよ。
　



　　　　こちらのマッサージ店には、

　　　　なんの落ち度もないけれど、

　　　　本当にイラつく出来事だった。




　　　　　　　　←最後にタオルで拭いてくれたよ




　　　　あっという間に６０分のマッサージが終了。




　　　　トイレの着替えと、うるさい日本人グループ以外は、

　　　　値段を考えても、私的には満足度の高いマッサージだった。




　　　　ただ、ちょっと驚いたのがお会計の時。




　　　　マッサージしてくれたおにいさん達が、見送りに来てくれたのだけど。

　　　　受付の英語が話せるスタッフが、

　　　　できれば彼らにチップとして５万ドン（約２７０円）を渡してあげてほしいと言う。




　　　　まあ、５万ドンくらい出し惜しみする金額ではないのだけれど。

　　　　「できれば」と言っても、目の前に彼らはいるし、

　　　　「５万ドン」とはっきり金額を明示されたら、断りようがない。




　　　　構わないのだけれど、

　　　　あらかじめどこかに書いておいてくれれば、

　　　　ちょっと損したような気分をしなくて済むのになぁ。




　　　　たかが５万ドンとはいえ、

　　　　ベトナムの価格に慣れ始めたころに

　　　　５万ドンって言われると、ちょっとビックリするよ。




　　　　　　　　　←お店の中から見た入口




　　　　というわけで。

　　　　マッサージ＆お会計を終えてお店を出ると、２１時近くになっていて。




　　　　お昼が遅かったのと、疲れていたので、

　　　　夕飯は食べずに、そのままホテルに戻ることに。

　　　　朝から晩まで、充実した１日だったなぁ～！